ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧千畑町畑屋を往く-5(その2)

2022年09月02日 | 旧千畑町を往く

<「蛭川」の風景>

●歩いた日:2022年8月22日(月)

●歩いた所

 ・金沢東根: 湯ノ沢、蛭川、川原田、竹花、善知鳥坂、観音下、寺村、元屋敷、大石

●歩いたログ(足跡)(道のり8.0km)

(以上の地図:国土地理院)

 8月も下旬になり、道端の田んぼの稲穂はだいぶ傾いて来た。畦畔に小さな立札が立っている。

(「湯ノ沢」の一角)

 黄色の張り紙には「無人ヘリ防除散布申込圃場」と書かれている。

 私も米作りをしていた時は、無人ヘリ防除を頼んでいた。稲の病害虫の防除は、かつては通常の有人ヘリで行っていた。しかし、有人ヘリだと10m程の高さから薬剤を散布するので、田んぼ以外への薬剤の飛散が避けられず、また、電線などへの接触による墜落事故も後を絶たなかった。

 そのため、現在は2m程の高さから散布する無人ヘリに切り替わっている。

 立札は、田んぼの所有者、面積などを確認しながら作業ができるよう立てているようだ。我が家の地域ではこうした立札は立てなくてもよかった。

 (📷011の地点から)しばらく北に進むと丁字路に突き当たる。

📸002:「蛭川」の一角

 丁字路のすぐ手前からこれから向かう西方向を望んだ風景。この辺りから「蛭川」の家々が建ち並ぶ。

 道奥に小さく見える赤い屋根は、次の写真に写る集落会館。

 その会館前まで進む。

📸003:「蛭川」の一角2

 集落会館の右奥に立て看板が見える。そこまで行ってみると「大畑農村公園」と書かれている。なるほど、公園らしく、左手(南側)が広場になっており、木が植えられ東屋も建っている。

 左手奥は「丸子川」堤防。

 会館に「土砂災害に注意!」の看板が掲げられている。

(「蛭川」の土砂災害警戒の看板)

 ここは、そんなに高くないが東に山が迫っている。航空写真上端、「丸子川」に近いところが会館の位置である。

 これによると、ほとんどの沢が土石流の警戒区域になっている。土石流が起こりやすい土質なのだろうか

 道なりに北に向かう。ほどなく、前回(畑屋を往く−4)、「丸子川」の橋を渡って歩いて来た道が左手から突き当る。そこからは前回と同じ道をさらに北に進む。家並が途切れたところで振り返る。

📸004:「蛭川」の一角3

 右手奥から手前に来たところ。この道の左側が「蛭川」で、右手は「川原田」もなるようだ。

 杉木立は秋から冬にかけて大量の葉を落とし、片付け、処分に困るので、最近は伐ってしまう家が多いが、ここでは多くが残され、農村らしい趣を漂わせている。

(その3に続く)


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