映画において、漫画や小説が原作のものを2時間以内に収めようとすることが土台無理な所があんのかもしんない。
そうは言っても、きちんと納めることが出来る力量のある映画監督も居る。
原作以上にでもだ。
映画「ちはやふる 下の句」
(新潟県長岡市・Tジョイ長岡で観賞:只今公開中)を観ていて思ったのは、これは長いシリーズになるんではないかということ。
でも、次の続編が完結かもしれないけど。
*ポスターのイメージって、どこか藤 純子の「緋牡丹博徒」みたいな気がするような
何て言えばいいのか、スターウォーズシリーズみたいな運びみたいなというか。
あんましスターウォーズには詳しくないけど。
この下の句は、巷の声として、賛否両論あるようで。
そのように評価があれこれ湧き上がるのは、それだけ期待度が高く、観客はさらなるレベルを求めているということ。
そういう意味で、続編にも関心が高く、素晴らしい作品に仕上げてほしい。
これは、お客を喜ばせる商業映画、エンターテイメントとゆえの使命じゃね
それで、下の句の印象深い、例えば涙腺を濡らしたシチュエーション等を列記したい。
まず、冒頭。
この作品のテーマ曲を聴くと、自ずと心が引かれる。
美しい電車のショットのあとの福井県での新との再会場面。
重要な偶然。
とても感動的なファーストシーンである。
ここから広瀬すずこと千早が躍動して行く、そのきっかけとなる。
彼女ってもしかしたら、かなり大成する女優になんじゃね。
そういうオーラをどことなく持っているように思う。
例えば、吉永小百合みたいな。
今作では、太一の心根がきっちりメンバー全員に見透かされてる。
ライバルのかるた女王を意識して、弧に陥る千早の心情も、手際良い手腕で見せる。
そして、この覚醒によって、後半が一気に盛り上がって来る。
ずぶ濡れになり、太一の帰宅を待つ千早。
きっと太一は恋の成就を願ったことだろうが、千早のそぶりにはまだ見えては来ない。
観客にはそれが分かるから、とても切なくなる。
昔、誰もが抱いたろう実らぬ恋心。という普遍的な記憶がそうさせる。
これは、ラブストーリーにはいつまでもオーソドックスな基本だし、大事。
心機一転の中、かるた部の吹奏楽部に向けた計らいからの応援演奏で、また空気をズバズバ切って行くのがダイナミックだ。
青春の漲るパワーを、音楽で効果的に見せる演出。
「威風堂々」が、カッコ良く当て嵌まる
そして、団体戦の敗北からの個人戦へ。
弧であり弧ではない、その世界観をどうつなぐのか。
ここぞ見もの。
この辺でもかるたの句や小道具のメタファーが効いてくる。
キャラクター入りタオルのくだりは、女心を露わにして面白い
下の句のクライマックス。
千早は、真のちはやふるになれるのか。
人とのつながり、かるたとのつながり。
千早と太一の超越した心の絆のスローモーションのハイタッチが効いてる
確かに、上の句と比較すると、大きな見せ場といったシチュエーションが無いかもしれないが、これはまた、続編に向かうための布石でもあり、そう理解すれば、下の句は、これはこれできちんとまとまった良作だと自分は素直に思った。
それだけに上の句が良かったことも嘘じゃないが。
ファンの声として、「ちはやふる」は、音楽の評価もとても高い。受け入れられてる。
同感。
気持ちの良いぐらいに最早、定番化してる感がある。
これもまた期待感を募らせる流れなのであると思う。
広瀬すずは、突如の続編決定の報を聞き、腰を抜かしたように嬉しさを表したとか。
それって何を物語るのか。
それだけこの作品に集中して、全身全霊かけていたということなんだろう。
ヒロイン千早と同化してまで。
エンディングの、これもまたお馴染のパフュームの歌と、タイトルバックのCGアニメが、上の句より明確化され、続編への期待を高めていたと自分は感じた。
★おまけ
Tジョイ長岡で公開された漫画原作の映画のリポート映像2本を
ご覧下さい
【ルパン三世】 黒木メイサ? 限界露出 【ヒップ◆胸がエロい】
【るろうに剣心 京都大火編●伝説の最期編】特別展★作品発祥●長岡市
ほんじゃね
平成28年6月9日
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