最近、新しい生活がやっと落ち着き
本を読む時間が少しずつですが出来てきました。
私にとって本を読むことは知識や好奇心を満たすだけではなくて
自分と向き合ったり、自分の中の何かを掘り起こす作業だったりします。
情報はネットから簡単に得られるけど
本から得るものは私だけの心に残るものです。
つい先日購入した本
「青い鳥の本」文 石井ゆかり 絵 梶野沙羅
表紙の感じや置いてある本屋さんのコーナーで
あの、青い鳥 の絵本かと思い懐かしさで手に取りましたが
内容はその絵本ではなく
「ビブリオマンシー」という占いのために作られた本でした。
その占いとは・・・
本をぱっと開いて、そこにある文章を読む占い
だそうです。
そこにかかれてる短い言葉は
何かを指し示すようなものではなく
忘れかけていた心の奥の感情を引き出すような
やさしい表現で、頭のなかのモヤモヤとしたからまった糸を
ほどいてくれるような言葉がかかれています。
ページを開く度、はっとするような
ああ、そうだった、と納得するような気持ちになる本です。
いつも思いますが
良い本と出会うべくして出会う。
その時の自分に必要なものが、
丁度良いタイミングでいつも現れるなぁと思います。
ちょっと疲れたな
考えが行き詰まったな
そんなときに読んで欲しい本です。