
火山噴火の影響で第二戦に繰り上がったヘレスサーキットでのスペインGP。
天気にも恵まれ例年通りに観客が大勢集まりました。

予選は一枚抜けて速かったペドロサが追いすがるロレンソを封じてPP獲得。
肩の負傷もあってキレ悪いロッシはストーナーをはさんでの4番手スタート。

レーススタート。意外にもロッシが好スタートでペドロサの背後につける。

その後ろにヘイデンが付け、ロレンソとストーナーはさらに後ろ。

中盤に向けて速かったのは先頭を争うペドロサとロッシ。特にペドロサは彼が
勝つときのパターンに入ったように見えた・・・

しかしここでいきなり5番手に沈んでいたロレンソが息を吹きかえす。ストーナー
を攻め立てて抜き去ると・・・

3位を走るヘイデンにもあっさり追いつき・・・

遠く前を走る2台を追う位置にまで持ってくる。

散々追って・・・それでもまだこんなに差がある。

更に追うロレンソ。ロッシが前半で築いたリードも6周残しでとうとう無くなる。
明らかに勢いに勝るロレンソのアタックをかわす余力はロッシに無かった。

ロッシをかわしたロレンソは一気に引き離しペドロサの追撃に向かう。
残り2周で追いつくと何度もカラダをぶつける激しい競り合いに突入。

勝負がついたのはファイナルラップのバックストレートエンドの攻防。
進入でラインをクロスさせペドロサのインに回り込み、ターンインでペドロサの
倒し込みの自由を奪った。(足をひっこめさせたし・・・)

そして自分は綺麗にコーナーを抜け・・・

スペイン人ライダー同士の対決を制し母国開催のレースで優勝を飾った。

いつものように旗を突き刺す優勝パフォーマンス。

と思ったら次の瞬間わけのわからん方向に走り出して大ジャンプ!

なんと、池にライダースーツにヘルメットつけたまま飛び込みましたよ。(笑)

とにかく嬉しかったんだろうね。毎年20万人から動員するヘレスでのレース
だもん・・・興奮の高まりもハンパじゃない。

ロレンソ、優勝おめでとう! これでポイントリーダーだね。終盤に向けての
追い込み・・・あんな離れた位置からロッシをまくりペドロサをも射止めるとは
まさに最高の走りですよ・・・この調子でチャンピオンシップを騒がしておくれ。

ロッシもこの日ばかりはお手上げだったね。予選からセットアップもイマイチ
だったし、レース後半の早い段階で前を追えなくなったのはケガの痛みが
出てたからじゃないのかな・・・まぁ、それでも3位ってのは立派なリザルト。
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今年も始まりましたね・・・モトGP。全戦を見届けるつもりで日テレG+HDを
スカパーe2!で契約し気合いじゅうぶんです。(だいぶ画質も良くなった)
ディフェンディングチャンピオンのバレンティーノ・ロッシ、オフシーズンのテスト
も好調で今年も王者の走りを期待させます。

今年の開幕戦はロサイルインターナショナルサーキットでのカタールGP。
(すっかり定着した感じのナイトレース)

しゃがみこみ・・・ステップを指先でつまみながらのいつもの儀式。ロッシの
この姿を見なくちゃレースは始まらない。(笑)

予選はストーナーが早めにタイムを出して余裕の展開。ロッシもラストアタック
は頑張ったがコースの最後のほうで少々タレて2番手止まり。オフのケガで
出遅れるかと思われたロレンソだったが、最終的にはいいところまで詰めて来て
ここまでがフロントロー。

レーススタート。ロッシのスタートダッシュが決まったかと思われた瞬間、3列目
7番手のペドロサが並ぶ間もなく先頭に躍り出てホールショットを決めた。
(すごいね、彼の桁外れのスタートダッシュは・・・)

その後、ロッシが早めの処置で一旦トップに出るが・・・

ペドロサが粘り腰を見せる。挙動を乱されたロッシはストーナーにもかわされて
順位を下げる。

ストーナーがペドロサをスリップストリームの効果をきっちり使って抜き去ると
その後はストーナー、ペドロサ、ロッシの並びで安定。

先頭を含めペースが上がりきらず・・・後続が次第に詰まってくるとペドロサに
見切りをつけてロッシが前へ出る。

その動きに呼応してストーナーがファステストを記録。ロッシを突き放そうとする
意図が感じられたその瞬間・・・

砂煙とともにストーナーが転倒した姿が映し出される。(あ~勿体ない)

手強いストーナーが思いがけずリタイアしてくれて、だいぶ楽になったロッシは
そこからヘイデンとドビツィオーゾを相手に上手にレースをコントロール。

最終盤・・・遅れて覚醒したロレンソが見応えじゅうぶんな走りを見せた。
ヘイデンのインを突いて3位に浮上したそのままの勢いで・・・

ロレンソらしさたっぷりにドビツィオーゾのインをこじ開けて2位を確保。
(いつもドビに厳しいロレンソ(笑))

ストーナーのリタイアは残念だったけど、開幕戦でこうして各メーカーが戦える
姿を見せてくれたのはいい収穫だったと思う。

2位でも仕方なしって感じもあったはずなのにロッシは開幕戦を制してしまった。
それもストーナーに対して25対0のリードだ・・・これは望外の結果だろう。

ストーナーのつまずきでますますチームメイトであるロレンソとの対決が脚光を
浴びていくんだろうね。(ロレンソはこれでもまだ手負いの状況だし)

表彰台最後の席はヘイデンとの直線勝負を僅差で制したドビツィオーゾが獲得。
垂れていく一方のペドロサを尻目にこの順位を手にした彼は結構鼻高々だった
はず。負けたヘイデンにしても開幕戦からやれる手応えが得られているようで
今後に期待させるね。

今シーズンから始まった新カテゴリー「Moto2」では富沢祥也がいきなり優勝。
久しぶりに表彰台で君が代を聴いた気がする。

予選ではエリアスのライディングでモリワキのマシンがポールポジションを獲得
したり・・・なんだかいきなり日本の話題がたくさん聞けて嬉しかった。
(画像はモリワキエンジニアリングの森脇緑ちゃん)
こりゃ色々楽しみな2010年シーズンになりそうです。(^-^)
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チャリで走るコースの途中には結構桜の観賞ポイントがある。
こちらは運動公園の遊歩道。桜に包まれるここをゆっくり流しながら周回コース
に向かいます。

こちらは造形も美しい用水路周辺。脇に綺麗に整備された遊歩道があるんで
そこを走ったり真ん中の橋を渡ったり・・・なかなか景色が良くて癒されます。
昨日は良かったけど今日はちょっと冷え込んでる感じだし、週末に向けては
散り始めの段階に入るかも・・・桜の見頃、ここ2~3日が勝負って感じ。(^-^)
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東京マラソン翌日のOha!4では完走を果たした中田有紀ちゃんの為にたっぷり時間を割いてくれました。
カメラさんも気合い入っちゃって「この足で走りました」と言わんばかりに足元のアップをきっちりおさえます。(笑)
スタート時の状況はかなりつらかったよね。気温0.5度のなか雨降ってるってまともな天気でもマラソンはきついのに・・・ホント、心配しました。
ゴールの頃には少し日が差して、みんな明るい雰囲気だった。
なにやっても苦にしない不思議な強さがあるよね。朝の仕事を長年そつなくこなすにはこういう地の強さがあってこそなのかも。
おつかれさまでした・・・ゆっくり脚を休めてね。(^-^)
あ、そうそう、3~4月のカレンダーもいい感じでした。
それと「麗しのセン女」も、オススメ!
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テク憧:キャイ~ン相手にドS炸裂な中田有紀にTB。
ブラッディ・マンデイの朝田あおい役・・・気に入って演じてたはずなのに・・・
吊されて・・・毒を注入され・・・
あっさりお亡くなりに・・・彼女にとって初めてじゃないかな、死んじゃう役。
いくらでも死ぬチャンス(?)があるドラマなだけに、一番最初から出てる彼女が今さらこんな簡単に殺されちゃうのは「なんだかなぁ・・・」って感じ。
気をとりなおしてテレ朝のドラマ「宿命1969-2010」で頑張ってもらいましょう!
バンクーバーオリンピックでカーリングが始まりました。鬼門だった初戦を逆転勝ちして今夜はカナダ戦。対戦が進むごとに日本からの声援も増えると思う。
映画「シムソンズ」を見ておけばチーム青森(おっと、今はクリスタルジャパン)への応援もより強いものになるかと・・・。まだあどけない藤井美菜ちゃんの演技にも注目です。(近江谷選手も出てるらしいよ)
と思ったらDVDはどこも完売。見たい方はレンタル屋にでも走っておくれ!
代わりにトリノの時のスキップ・小野寺歩ちゃんの著書を紹介しておきます。
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あんまり日が空いてもなんなので大晦日のDynamaiteを振り返ってみます。
序盤でのオイラの注目はK-1甲子園の野杁正明。伸び悩みのHIROYA
なんか余裕で突破だろ・・・と思って見ていたら予想通りの完勝でした。

返す刀で決勝の相手、嶋田をも圧倒。自分のかたちを持ってる3年生を相手に
これだけ戦えるなら今見え隠れする問題点には目をつむれる。
なにしろまだ16だからね、ここからの伸びがどんなカーブになるか期待します。

注目された「石井慧 対 吉田秀彦」は可もなく不可もなく。
叩かれて危うくなりながらもなんとか踏ん張って持久戦にもつれこませた石井の
頑張りは認めてあげたいね。(逆に決めきれなかった吉田にはコメントきつくなる)

「魔裟斗 対 アンディ・サワー」はいつも通りの内容だったかな。魔裟斗の左足
に対するサワーのローがどれだけ効くか・・・まずはそこを見てたんだけど、ワン
マッチじゃ動きを抑えるまでには至らなかった様子。ジャッジもやっぱり魔裟斗
寄りだし終盤で(フラッシュとは言え)ダウンしてるようじゃ勝ち目はゼロだったね。
これで魔裟斗も引退ですか・・・そんなに元気があるならペトロシアンと一戦
まじえてからでもいいのにな。

「青木真也 対 廣田瑞人」
お互いベルト巻いたチャンピオン同士による対抗戦の大将戦。それもご丁寧に
4勝4敗で迎えちゃったもんだから自然と殺気立ちます。
かなり狙った風味に腰の後ろから右手をまわし廣田の右手首を左から渡した
青木の姿(↑)を見て「あぁ、これはまずいよ・・・」って思ったんだけど、そこから
ホントに最後までやらせちゃった。(-_-;)
他の試合では恐ろしく早めに止めたりしてたのに・・・この試合にかぎっては
誰も止めない。本人がギブアップしないのはわかるけど、セコンドが止めても
いいしレフリーが止めるタイミングも結構あったように見えた。

この対戦が決まるまでの経緯もあって青木の中のマグマがあそこで爆発した
わけなんだけど、オイラは怒れる青木に「無理もないな」と同情的。
もちろん試合後の行為自体はほめられたものじゃないけど、大人の事情に
巻き込まれた上で大将としての重圧の中で戦い結果を出した。実際強かった
のは青木だしね・・・責めを負うのが彼だけだとしたらあまりに気の毒だ。
それにしてもTBSの格闘技中継は残念なこと多いね。そもそも無理なことへ
挑戦してるってことなのかもしれないけど、あれだけ執拗に煽りのVや過去の
勝負シーンでつないでおきながら編集が間に合わないのか、見たかった試合
がダイジェストにすらならなかったり多すぎる。「はっきりと事故になって表に
出なかったんだからそれだけでもすごいんだよ!」って現場の声が聞こえて
きそうだけど、それでももうちょっとなんとかならないものかと言いたいよ。
廣田・・・早く腕を治して復帰しろよな。

セーム・シュルトの優勝で幕を閉じたK-1ワールドグランプリ決勝戦。
放送順に振り返ってみます。

準々決勝 【バダ・ハリ 対 ルスラン・カラエフ】
例によってぶつかりながらの殴り合い。
どっちが痛いんだ、そのバッティング・・・ってシーンのすぐあと

ちょっと効いちゃってる風味なルスランがバダの右フックをもらってダウン。
内側からバダのアゴをかすめているのが実に惜しい。
(これだってあと数センチ深く当たっていれば結構効いたと思う)

ふたつ目のダウンにつながるクリーンヒットがこちら。派手に入ってKOらしい
決着だったけど、最初のダウンのところが勝負だったね。
準々決勝 【アリスター・オーフレイム 対 エヴェルトン・テイシェイラ】

テイシェイラかわいそうだった。
いいタイミングでレバーにひざをくらってガードが下がったところを連続動作で
顔面ひざで失神KO。

一発目のひざがきわめて上手かったのは確かだけど、あのまま首きめて
連続動作でひざを打ち込んでいいんだっけ?(ルール的にあやしいような)
準々決勝 【セーム・シュルト 対 ジェロム・レ・バンナ】

ジェロムじゃ何度やっても本丸には届かない。(悲しいけどこれは事実だ)
しかもセーム・シュルトの必殺技、間合いが詰まればヒザ、相手が引けば
レバーやみぞおち、あばらをえぐる三日月蹴りっぽい攻撃が光ったね。

2度目のダウンにつながったこのレバー蹴りなんて完璧だった。両足で
これが的確にできるんだよねぇ・・・ユンボのバケットの爪を上に向けて
えぐるような威力だと思う。(おそろしい)
準々決勝 【レミー・ボンヤスキー エロール・ジマーマン】

パンチが交錯したところでクリーンヒットを得てレミーがまずは先行。

いいアタリだったのに仕留めきれないのがレミーの煮え切らないとこか。
そのあとはジマーマンのパンチからローにつなげるコンビネーションの
良さと打たれ強いしぶとさが活きた。
判定はレミーが残したけど他の準決勝進出者より疲労は明らか。
準決勝 【バダ・ハリ 対 アリスター・オーフレイム】

ファンの期待も高いこの一戦。
最初にアリスターに組み付かれたときに即座にぶん殴って振り払ったのが
良かったね。(これのおかげで突進が減った)

バダ・ハリの右のパンチが鋭く当たって最初のダウン。一発じゃ足りないと
見るやショートで右をもう一発、返しで左まで当てようと素早く振るってる
あたりがいいね。

このダウンでペースを握ったバダ・ハリはまとめるのも早かった。
決着は左ハイキックのクリーンヒット。これにより「思ったより無傷」での決勝
進出が確定。

それにしても・・・かなり効いちゃってる状態からのクリーンヒットなのにひざや
腰が落ちるでもなくロープにもたれてマットに這わないアリスターの身体の強さ
には驚いた。バケモノじみてると思います。(^-^;)
準決勝 【セーム・シュルト 対 レミー・ボンヤスキー】

ジマーマン戦の疲労から急戦を挑むレミーだったが、1Rの後半には急速に
しぼんで終了。タイミングよく一発もらってダウンを喫したせいでシュルトは
かえって落ち着いたみたい。(笑)
そこから再三に渡ってレバー付近を攻撃。ローもすんなり効いちゃって反撃
の余地は無かった。
決勝戦 【セームシュルト 対 バダ・ハリ】

ゴング直前のシュルトの目がいつになくすごかった。(青い炎が見えたよ)

ファーストコンタクトはやっぱり三日月っぽい蹴り。勘のいいバダ・ハリは即座
に左腕まで使ってカットするけどあの蹴りは結構速いんだな・・・先っぽが刺さる
のを完全に防ぐのは難しい。

そこからはバダ・ハリが長いリーチを活かして大ぶりで攻め込む。何度か顔面
を捉えるが決定打には至らず。そのバダ・ハリの猛攻、出足を止めたのもこの
レバー蹴りだった。

苦痛に一瞬動きが止まり、下がったその瞬間にシュルトの左ストレート炸裂。

軽く打ってるようなのにバダ・ハリの顔がこんなに歪むほどの威力。
このダウンで俄然シュルトのペースに・・・

動きが悪くなってもなお追っていくしかないバダを上手にいなして今度は左ハイ
キック一閃・・・これで2度目のダウン。

とどめもやっぱりレバー蹴り。
ファーストコンタクトでも防御が遅れ気味だったのに、この消耗した状況でかわし
きれるわけなし。

マットにへたりこみマウスピースを吐き出して悶絶するバダ・ハリなのでした。

決勝でシュルトに敗れはしたけどバダ・ハリはアリスターをやっつけたし大会全体
としては結構いい盛り上がりだったと思います。
シュルトのあの二段構えの蹴りへの対策。どうすりゃいいんだろうね・・・。両足で
蹴れるし、当てどころが的確になってきてるから始末に負えないような。
ユンボのバケットの爪を逆さにしてえぐってくるんですよ? 間合いを詰めれば
今度はそれがひざに変わってカラダごと持って行かれるし、バックステップの
最中に先っぽ刺されようものなら息なんか出来るわけない。
つま先禁止令でも出さないと勝負したくないだろ。(^-^;)
清水宏保との恋の噂で騒がれちゃってる高垣麗子ちゃんですが、今週は
タイミングよく(?)月~金の「easy sports」に出演がありました。
あんな本格派のスポーツ選手と付き合ってるんだからジョギング姿もさまに
なって当然です。(笑)
9日にはグータンにも出るんだってね! これまたタイムリーに恋の話しが
披露されますか・・・録画忘れないようにしなくっちゃ。(^-^)
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モトGP第17戦はリカルドトルモサーキットでのバレンシアGP。
予選は序盤からストーナーとロレンソが好調さを見せる。
残り15分を切ってからは更に熾烈な争いに・・・ロレンソだけがなんとか対抗
するも足りず、ペドロサの一発出しも届かず、ストーナーが最後まで好タイム
を連発して圧倒した。(ロッシは終始苦労しての4番手)

レースはスタート前にハプニング発生。ウォームアップラップでストーナーが
ハイサイドで転倒してそのまま出走不可能に・・・あれほど予選でも好調だった
のに・・・なんとも勿体ない。

例によってペドロサの飛び出しでレースは始まる。
エリアスが頑張って2番手、そこにロレンソとロッシが続いていく。

しばしの膠着後、タイヤの温まったヤマハ勢が前へ出始める。
(やはりエリアスあたりじゃ勝負にならない)

2秒先へ単騎逃げしているペドロサをヤマハの2台で追って行こうとした瞬間
ロレンソがコーナー立ち上がりでカラダが離れそうなほど挙動を乱して失速。
その機にロッシが難なく前へ進出、そしてロレンソの勢いはだいぶ削がれた。

ここからペドロサ対ロッシの長い戦いが始まる。2秒差を境にロッシのペース
に突入するかという瞬間もあったが、ペドロサが二の矢、三の矢と繰り出して
寄せ付けない。

苦しみ始めたのはロッシのほうが早かったね。ペドロサとの戦いが決着した
あとはロレンソの追撃を封じるのがやっとだった。


そのまま逃げ切ってペドロサが今期2勝目をゲット。シリーズポイントでも
転倒リタイアのストーナーを逆転してナンバー3を死守した。(おめでと!)

これで今期のモトGPも終了。
2010年シーズンはさらに激しい争いになりそうだね。開幕戦が今から楽しみ。

オマケで250ccクラス最後の世界チャンピオンになった青山博一を祝福。
序盤でコースアウトしたときは肝を冷やしたよ。転倒してリタイアにならなかった
のも運があったし、ぎりぎり11番手で復帰できたのも偶然とは思えなかった。
そしてなによりシモンチェリの転倒リタイアだよね、あれで楽になった。(^-^;)
来年はモトGPにステップアップか・・・楽しみにしてるよ!
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