こんばんはです実に。
今日の題材はまたもや車。
っていっても食玩ではなく実車のほう、1/1スケールのモデルなのであります。
****
何度も書いてきたとおりでございまするがこの私、自動車整備の仕事をしておりますのでありまする。
ただの個人で経営している整備工場に勤めてます。
車検や点検、一般整備から新車・中古車販売や板金塗装等などナド‥。
多岐にわたる仕事内容なのでありますがメインはやはり 『 車検 』
皆様も知ってのとおりのこの制度、お金はかかるし車屋に出すのは面倒くさいし
なんにも良くない嬉しくないってーのが世の中の車所有者の皆様の共通の念でございましょう。
かくゆー私も自分の車となると途端に面倒くさがってしまい
友達が勤めるディーラーに預けちゃったりするくらいですから
まぁそんなのはいいんだけど問題なのは 『 車検 』 の検査そのものについて。
私が勤める工場のような弱小事業所はその国が定める検査を受けるべく
陸運局まで逝かなくてはならないのであります。
そして検査を受け、合格したと同時に新しい車検証が交付される仕組みになっているのですが
ある程度設備も人員も台数も整っている工場はその工場内で国の検査を行うコトができ、
適合証なるモノと共にお客様へ車をお返しして・・・・後に、新しい車検証を郵送して終わりと云うシステムになってます。
****
話が逝ったりキタりするけどその検査、合格するのがあたりまえでありかつ、
その合格率がで~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~んと公表されるのであります。
へっ?・・・合格率!? ってか?
そうなんです。 厳しい国の検査を受けるにあたり、おかしい所(不具合箇所)があれば当然!
落とされます。 それこそ検査ですから。
勿論、我々のような持込業者に適応される制度のようでありますがいずれ
その合格率が98%を達成すると!? 表彰されます。
ここ5年、連続していただいてまいりました。 要するに300台だったら6台まで落ちてもOK!
なのでありますが実は今年度が始まり・・そう、始まり・・・
普通に4月2日から始まった新年度1日目でいきなり落ちてしまいました。
ちょーーーーショック!!
・・なのも束の間、今週の月曜に2台目!! そして続く昨日!!(火曜)
3台目が落ちてしまいました。 6台までの枠。 の、半分。
いきなりです。 最初の月の半分も逝かないうちに・・です
RVRのラックブーツ切れ、エルグランドのサイドブレーキの効きが甘かったのに続き
とても昔のアクティー
の、ブレーキパイプからのブレーキオイル漏れが発覚!!
見事に落ちました。 長が検査に行ったんだけど・・問答無用であります。
下廻りです。
問題の箇所です。 オイルが漏っています。 検査に行く途中で破けちゃったのでしょうか。
今となってはわかりませんが(整備時には大丈夫だった)
ちょうど裏にあった廃車のアクティーから部品をいただくコトにしました。
こちらは幾分程度良いみたいです。
パイプの先はこのような形になってます。 接続するパイプなので両端ですね。
問題の車両から問題のパイプを外します。
このように下まわりを這いまわり
キャリパーから延びてきたブレーキホースと接合するのでありますが
ここでちょっと変わった工具を使用するのであります。 フレアナットレンチと云います。
便利な一品。 かなりの力がかかる箇所なので、スパナじゃあっという間にダメになりさようなら~
かくして外したパイプをながめてみます。 わかりますか?
廃車からいただいた中古パイプを組みつけます。 ブレーキオイルが全部なくなる前に一気に勝負に出なければなりません。
で、無事に装着。
ラインに入ったエアを抜く場面です。 ブレーキを踏んでもらいます。
こんな感じで作業します。
ブレーキのリザーバタンクですね。 こいつが空になるともう大変
全てを終え、試運転に旅立つアクティー。 約20年前の軽トラック。
そりゃぁ~パイプも錆びているワな。 安くと云われて我慢できるかも?
と、思って事前に交換しなかったのも悪いけどやはり、運が悪かったとしか・・。
なによりお客様に納車したあとでなかったのがせめてもの救いだったよねというコトにして?
はい。 明日再検査に向かうそうです。 無事に通ってくださいマシ。
****
しかしねぇ~。
なんでこうなんだろう? まだ290台もあるんだぜ!?
いくら気をつけているとは云え、やはり何台かは確実に落ちるんだよねー今後も。
いったいどうすれば・・・。
まぁ来た仕事を確実にこなすように専念すればイイとはわかっちゃーいるんだけど
・・・・・
今日の題材はまたもや車。
っていっても食玩ではなく実車のほう、1/1スケールのモデルなのであります。
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何度も書いてきたとおりでございまするがこの私、自動車整備の仕事をしておりますのでありまする。
ただの個人で経営している整備工場に勤めてます。
車検や点検、一般整備から新車・中古車販売や板金塗装等などナド‥。
多岐にわたる仕事内容なのでありますがメインはやはり 『 車検 』
皆様も知ってのとおりのこの制度、お金はかかるし車屋に出すのは面倒くさいし
なんにも良くない嬉しくないってーのが世の中の車所有者の皆様の共通の念でございましょう。
かくゆー私も自分の車となると途端に面倒くさがってしまい
友達が勤めるディーラーに預けちゃったりするくらいですから
まぁそんなのはいいんだけど問題なのは 『 車検 』 の検査そのものについて。
私が勤める工場のような弱小事業所はその国が定める検査を受けるべく
陸運局まで逝かなくてはならないのであります。
そして検査を受け、合格したと同時に新しい車検証が交付される仕組みになっているのですが
ある程度設備も人員も台数も整っている工場はその工場内で国の検査を行うコトができ、
適合証なるモノと共にお客様へ車をお返しして・・・・後に、新しい車検証を郵送して終わりと云うシステムになってます。
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話が逝ったりキタりするけどその検査、合格するのがあたりまえでありかつ、
その合格率がで~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~んと公表されるのであります。
へっ?・・・合格率!? ってか?
そうなんです。 厳しい国の検査を受けるにあたり、おかしい所(不具合箇所)があれば当然!
落とされます。 それこそ検査ですから。
勿論、我々のような持込業者に適応される制度のようでありますがいずれ
その合格率が98%を達成すると!? 表彰されます。
ここ5年、連続していただいてまいりました。 要するに300台だったら6台まで落ちてもOK!
なのでありますが実は今年度が始まり・・そう、始まり・・・
普通に4月2日から始まった新年度1日目でいきなり落ちてしまいました。
ちょーーーーショック!!
・・なのも束の間、今週の月曜に2台目!! そして続く昨日!!(火曜)
3台目が落ちてしまいました。 6台までの枠。 の、半分。
いきなりです。 最初の月の半分も逝かないうちに・・です
RVRのラックブーツ切れ、エルグランドのサイドブレーキの効きが甘かったのに続き
とても昔のアクティー
の、ブレーキパイプからのブレーキオイル漏れが発覚!!
見事に落ちました。 長が検査に行ったんだけど・・問答無用であります。
下廻りです。
問題の箇所です。 オイルが漏っています。 検査に行く途中で破けちゃったのでしょうか。
今となってはわかりませんが(整備時には大丈夫だった)
ちょうど裏にあった廃車のアクティーから部品をいただくコトにしました。
こちらは幾分程度良いみたいです。
パイプの先はこのような形になってます。 接続するパイプなので両端ですね。
問題の車両から問題のパイプを外します。
このように下まわりを這いまわり
キャリパーから延びてきたブレーキホースと接合するのでありますが
ここでちょっと変わった工具を使用するのであります。 フレアナットレンチと云います。
便利な一品。 かなりの力がかかる箇所なので、スパナじゃあっという間にダメになりさようなら~
かくして外したパイプをながめてみます。 わかりますか?
廃車からいただいた中古パイプを組みつけます。 ブレーキオイルが全部なくなる前に一気に勝負に出なければなりません。
で、無事に装着。
ラインに入ったエアを抜く場面です。 ブレーキを踏んでもらいます。
こんな感じで作業します。
ブレーキのリザーバタンクですね。 こいつが空になるともう大変
全てを終え、試運転に旅立つアクティー。 約20年前の軽トラック。
そりゃぁ~パイプも錆びているワな。 安くと云われて我慢できるかも?
と、思って事前に交換しなかったのも悪いけどやはり、運が悪かったとしか・・。
なによりお客様に納車したあとでなかったのがせめてもの救いだったよねというコトにして?
はい。 明日再検査に向かうそうです。 無事に通ってくださいマシ。
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しかしねぇ~。
なんでこうなんだろう? まだ290台もあるんだぜ!?
いくら気をつけているとは云え、やはり何台かは確実に落ちるんだよねー今後も。
いったいどうすれば・・・。
まぁ来た仕事を確実にこなすように専念すればイイとはわかっちゃーいるんだけど
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