連続大河ブログ 原付旅 外伝
レイラインポイントコンプリートの旅
酒の肴になる酒の話
六甲山のオーバードライブ！限界点までのカウントダウンの巻
さて、前回は六甲の水道水はまずいって話でした。若かりし頃暮らしていた、駅からは遠いが線路には近い高級住宅街の中のオンボロアパート(大家さんごめんなさい)の紹介と電車の音が無いと寝られない体になってしまったって話でした。
六甲山のオーバードライブ！限界点までのカウントダウンの巻
さてさて、ホテル勤務の、とある日、同じ三重県出身のO先輩とK先輩がドライブに連れて行ってくれた時のお話！
神戸市の花は「紫陽花」！六甲山の上の方は気温の関係で紫陽花の開花は７月中旬から下旬くらい！それを観に行こうって事で！私は免許持っていません！後部座席貸切です！
阪急六甲駅を北にすぐ六甲山への車での登り口！近くまでは行ったことありますが、登ったことはありませんでした。この山の向こうが有馬温泉があります！あれま〜！ブログが荒れまくりそうであります！
結局、有馬温泉には、たどり着けなかったんですけど！全員、初めて行く六甲！誰も地図とか持ってないし、勿論スマホはおろかポケベルさえ無い時代！陸続きだし、ほぼ一本道なので、大きく迷いはしないのですが、やめときゃ良いのに途中脇道に入って市有地で行き止まりとか、何回か繰り返して、広い駐車場に到着！多分展望台！すごい眺めです！昼間だったので細かいところまではっきりと見えています。いつぞや見た36階からの夜景とはまた違う感動！
さて、ガードレールの向こうに紫陽花が沢山咲いています♪真っ青です！大量に咲誇っています。今考えるとダメなんでしょうが、一人1本づつ紫陽花の花を持って帰りました。い〜けないんだ〜！いけないんだ〜！せ〜んせいに〜言ってやろ〜♪
で、山頂で3人でコーラを飲んで、しばらく散策の後に、下山です。ジャンケンで負けたK先輩の奢りです！後々この時のコーラが猛威をふるいます！7月と言えども、山頂付近は気温も低く、アホな3人は全員夏装備！ここまで一度も休憩をとっていなかったので、当然誰もトイレに行っていません！この駐車場でトイレを済ませるべきでした。
クダリの道でくだらない話で盛り上がりながら下山です！O先輩は友人の妹が彼女だそうです。「じゃあさぁ、その友人とはエロい話とかできるんすか〜？」「できる訳ないやろ！」「キャハハ！」
その時です。「あの〜先輩？おしっこしたいんですけど、どっかその辺で止めてもらえないっすか？」私がもうすぐ限界点です！急に先輩が無口に！「あの〜！」聞こえないふり〜「あ！もう出ます！もれます！ちびります！」無言の先輩！「ちょっと！」「34」？なんの数字？「33」、どうやら小さな看板に数字が書いてあるみたい！「32」！わかった下山までのカウントダウン！きっと「1」で下山ってなことなるんだ…へー！ってそれどころでは！「先輩！」助手席のK先輩が口を開きました。「俺、お腹…痛い…猛烈に…もう出る！」K先輩の顔も紫陽花の様に真っ青です！「でも、ノ、ノー野糞！」すごく歪んだ顔で親指を立てて、ナイスガイ！運転席のO先輩が「29、オ、俺も大きい方…」「え〜！それで無口！最悪やん！こんなや真ん中！「運転代わって…」「無理ですよ！免許ないし、いきなりこんな山道！」「この貸しはでかいぞ！」もう訳分かってません！
「25」「24」「23」街までまだ遠い！対向車も信号もない下り坂の一本道をくだる！お腹下っている前席の先輩方、「くだらない話でもします？」おしっこを我慢する私…「アッ！」O先輩が叫ぶ！トイレ発見！道路脇に車を停めて、3人ともゾンビみたいに変な格好で、グギ、ググギ、ガガギ、ぎこちない歩み、でも全員全力疾走！今思えば、私はその辺でよかったんですよね！個室は2つ！わざと私が入ります。「おーい！マジやじゃら！マジやから〜ん！」O先輩が再び叫ぶ！無事辿り着いたみたい！あぶね〜マジあぶね〜！
またO先輩の叫び声！「神よ！カミよ〜！」
「とんてもねーわたしゃ神様だよ！運のつくありがたいカミはいかがでしょう！」
くだらない話で盛り上がる！
その後無事に「1」を確認して下山しました。でも全然違う所に出て帰るのにも一苦労しました。(笑)
皆さん！トイレ休憩は計画的に！
次回 見かけは石の御影石、御影のおかげの巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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