連続大河ブログ 原付旅
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保食神(ウケモチノカミ)の伝説の巻
前回、白兎神社の伝説とその池の秘密
さらには鳥取砂丘のデカさを改めて実感した回でした!
今回は、白兎神社のもう一つの御祭神である、保食神(うけもちのかみ)の伝説
保食神(ウケモチノカミ)の伝説の巻
【神徳】農業守護、漁業守護、開運招福、災難厄除け、航海安全、縁結び、子宝、安産、出世、家内安全
今度は日本書紀の話
月夜見尊(ツクヨミノミコト)は葦原の中国(アシハラノナカツクニ)つまり、ミッドガルド、地上界、現世、人間界色々な名前で呼ばれる、私たちの住むこの世界、にいる保食神(ウケモチノカミ)の様子を見に行く様にアマテラスねーさんに、命じられました。
そこではウケモッチャンが、口から食べ物を吐き出していました。
陸には米、海には魚、山には獣
それらを持って、ツッキーをもてなしたのです❤︎
でも、潔癖症のツッキーは、
「お気持ちは嬉しいのですが、
初対面の人の吐いたものは、食べられません。
私のお気持ちが悪い〜うっ!オエ〜!」
と言ったかどうだか。
ツッキーはウケモッチャンを殺してしまったのです。
アマテラスねーさんがウケモッチャンに無線で連絡
「応答(嘔吐)せよ!応答(嘔吐)せよ!」
アマテラスねーさんは怒り、「ツッキーとはやってられまへん!」
と言うことで、昼と夜ができたそうです。
へ〜!へ〜!へ〜!へ〜!へ〜!へ〜!へ〜!………
94万へ〜!
ちょっと古いか!
日本書紀よりはナウい!
さらに、保食神の遺骸から牛馬、蚕、栗、稗、稲、麦、大豆、小豆が生まれたそうです。
古事記ではオオゲツヒメとスサノウで同じ様な物語が書かれています。
インドの神話でも似たようなものがあり、ハイヌウェレは下から食べ物を排泄する神様でした。
食事中の方すみません!
話は日本神話に戻ります。
お稲荷さんこと、食べ物の神、稲魂(ウカノミタマ)
伊勢神宮外宮の豊受大神(トヨウケノオオカミ)
「ウケ」「ウカ」とは食べ物の事だそうです。
まあ、思えば、お酒をはじめとした発酵製品は、酵母や乳酸菌が糖やタンパク質を食べて、排泄したもの
アルコールや乳酸、アミノ酸等々
味噌、チーズ、納豆、ワイン、味醂、ヨーグルト、酢
ジーンズを染める藍染もそうですね。
映画「君の名は」で出てきた口噛み酒はまさに保食神の、これですよね。
ビバ排泄食品!
食事中の方、重ねてお詫び申し上げます。
次回 白兎神社のもう一柱の神様、豊玉姫のお話の巻
「ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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