きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

梅雨時のすごしかた

2020年07月05日 | Petit santé
自宅のリビングの片隅に、日付、気温、湿度が一緒に表示されるデジタル時計が置いてあります。
冬のあいだは、この湿度計を目安にして加湿器を使用し、適度な湿度を保つようにしていました。
アロマオイルが使える加湿器でしたので、気分転換するのにとても重宝しました。

加湿器が必要なくなったいまは、自分の肌感覚で、だいたいそのときの湿度がわかるようになりました。
フローリングの床を素足で歩いたときにペタペタした感じがするときは、70%を越えており、洗濯物もすっきり乾きません。
湿度が高いと、喉の乾きも自覚しにくいため、熱中症にならないように水分を適宜とるように心がけねばなりません。

今朝はどんよりした曇り空で、じめじめした鬱陶しさに加え、コロナ感染者の数もうなぎ登りとなれば、「なにやってんだよ、頼むよ東京!」とイライラをつのらせている人もいるかもしれませんね。

こういうとき、私は「ダブルフェイス遊び」というのをやります。
あっ、名前はいま考えました(笑)

つまり、物事を1方向だけでとらえるのではなく、必ず真逆の2方向で考えてみるのです。

たとえば、湿度の高さの良い面・・・

肌や髪が潤う。
ホコリが舞いにくい。
静電気が起きない。
梅雨期限定の美味しい麩餅が食べられる。

そのほか、古新聞や宅配に使われた段ボールなどをたくさん溜め込まないようになりました。
湿った感じの古新聞等は、悪いエネルギーも一緒に吸っている感じがするので、早めにまとめてゴミに出したくなるからです。

古傷が梅雨時になると痛むという人もいるでしょう。
私も、昨年手術した傷の部分のチリチリジリジリとした違和感が増えました。
これは湿度が高く、気温があまりあがらないと、からだが冷えやすく、むくみやすく、神経過敏にもなるためです。
プラスにとらえれば、からだがちゃんと教えてくれているのですから、早めにケアしてあげましょう。

基本的なケアのしかたです。

・入浴(半身浴)、マッサージ、ストレッチ、適度な運動など
→血流改善と発汗をうながします。

・温かい飲み物をとる
→からだを冷やさずに水分補給します。

・カリウム摂取(キュウリ、ズッキーニ、大根、バナナなど)
→余分な塩分と水分を排泄し、むくみを改善します。

・規則正しい生活
→朝5時から7時のあいだに東の空を眺めながら深呼吸して、1日を開始するのがおすすめです。体内時計が調整されて、夜もよく眠れるようになり、自律神経が整い、からだの不調が軽くなっていくはずです。



私は例年、梅雨時になると必ず足がだるくなって、足裏マッサージのお世話になっていましたが、今年はステイホームのおかげで自分のケアに時間をかけられているせいか、いまのところ調子がよく、カモシカの足みたいな美脚も夢じゃなくなりつつあります!!

ぜひみなさんも、梅雨の楽しみをみつけて、夏本番に備えてくださいね!




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