ランボー 最後の戦場

観てきました。

どうせ、年取った俳優が自己満足と老後の金儲けの足しに作ったB級映画でしょ、でも嫌いなシリーズじゃなかったから行ってみよ、なんて軽い気持ちで行ってみたら、いやいやどうして、かなりの傑作でした。
後からネットでの評判を見ましたが、概ね皆好意的なご意見。
普通ああいう筋肉おバカ映画って酷評されがちなのに。

今回のランボーは、あんまり政治的な匂いをさせてないから却って良かったのかな？
単純な勧善懲悪、気になる人がひどい目にあってるだろうから助けに行く、やらないとやられちゃうからやる。

今回のランボーには仲間も居ます。
いつもは一人ぼっちのゲリラ戦なのに。

で、とにかく撃つ撃つ撃つ。
殺す殺す殺す。
なんでも１分に3人くらいのレートで人が死んでるそうです。

たけしの座頭一の切るシーンのCGを、近代兵器によるものに置き換えたような映像効果。
あまりにグチャグチャなシーンが多すぎて、最後の方はもう気持ち悪くも感じません。

政治や思想的な描き方をしていないから、余計に戦争や人を殺す事の空しさ・愚かさをうまく表現できていたような気がします。

でも、とうとうランボーも故郷に帰れて良かったね、モモ。