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隅炉 小間 薄茶平点前

2019-06-01 23:56:18 | Weblog
隅炉は小間(3~4.5帖)で、炉が部屋の隅に切ってある場合です。風炉釜が向かって左に水指がその右に並んだ夏のお点前と似ています。

 

水差しを運んだ後、茶入れと茶碗で道具畳の手前で挨拶(総礼)をし運び込みます。
次にこぼしを運び込みます。水差しは炉と客畳の間中央管付きにそろえます。茶入れ・茶碗は水差しと共に品の字に置きますが、茶杓が炉縁にかからない様手前に置きます。
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蓋置きを炉の手前壁際に(畳目にして3、3の位置)おき、柄杓を引き居舞いを正してこぼしを上げます。
茶碗・茶入れを正面客側の炉縁の延長上に置き、袱紗を捌きます。
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茶入れ・茶杓の順に清め水差しの手前に置き、茶せんをその脇客付きにおきます。
柄杓を構え、茶釜の蓋を蓋置きにのせ、茶碗を引いて茶巾を釜の蓋の上に置きます。
茶筅通し後茶巾で茶碗を拭き茶をはいて、水差しの蓋を開きます。茶杓を茶入れに載せるときは常に釜付き、水差しの蓋は二手で蓋の上面を客の側に向け水差しの陰に立てかけます。
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茶を点てて客に勧めます。
客の一口の挨拶の後釜に水を補い、客が飲み終えて茶碗が帰ってきたら、茶碗を湯で漱ぎます。
「おしまいください。」の言葉が無ければ次の茶を点て所望によっては白湯を振舞う事もあります。
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おしまいのときは水で茶筅通しを行い、茶巾・茶筅を茶碗に組み込み、茶杓を清めて茶碗に乗せます。
茶いれ・茶碗の順で水差し前に移し、水を釜に補い釜の蓋を閉じ柄杓をいったん引きます。
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水差しの蓋を閉じたところで拝見がかかったら、蓋置き・柄杓をこぼしの所へ置き、茶碗をこぼしの上手へ仮置きします。
茶入れを持って斜めに客に向かって座り茶入れを清め、袱紗をいったん左膝頭へ置いて、茶入れの正面を客に向けて差し出します。
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茶杓は茶碗の上から取って、茶入れに並べて茶杓の元を客に向けて茶入れに並べて客に差し出します。

その後、茶碗・こぼし・水差しの順に水屋へ運び、拝見のすむ頃を見計らって道具畳へ戻り客に向かって座ります。
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茶入れ・茶杓についての問答を終えたら、茶杓を左手に持たせ右手で茶入れを掴み、道具畳を出たところで、客に向かって座り、茶入れ・茶杓を左膝元に置いて一礼し、茶席を終えます

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