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茶巾の折り方

2019-06-02 01:20:44 | Weblog
茶碗を拭う茶道用の布巾で(茶巾)の折りたたみ方・用い方
 
 茶巾には裏表があります。長方形の茶巾は両側(短辺)は織り上げた生地の縁、上下(長辺)は反物の切り落とした端を返して縫ってあります。縫い目のみ見える方が表、縫い目の輪と反対の切り端が見えている方が裏です。
①茶巾は良く水洗いして絞って、4辺を両手でピンと伸ばして広げ、表が見える様横長に広げ、3分の1 の上側を向うへ折り返し、残りの半分を、折り込んだ方を上にして、向うへ折り返します。
②上が輪下が縫い代で表が見える細長い長方形が出来たら、中央付近を縦に折るので、この位置に親指を 下にして、抑え左が輪、右が織り上げた縁が上下に並ぶ様に、二つ折りにします。
③更に入れてある左中指は外さず、縦に二つ折りに、輪と反対側を後ろへ折り込みます。この時、親指で 抑えた輪より幾分揃えた右端が隠れるように折り込みます。
④右手で、折り込んだ端を親指を上にしてつまみ、左親指をそっと手前に抜くと、親指の形の膨らみがそ のまま残りますので、右手でつまんだまま、茶碗の中央上半分位に置きます。
⑤この、ふくらの先に茶筅の先端が乗る様に茶筅を、黒い糸の縛り目を上にして置き、茶碗の手前縁に茶 筅の柄をつけて寝せます。
あとは茶筅の右脇に茶杓を伏せ置き、なつめと共に道具畳へ持ち込みます。

 

御茶席の道具畳で茶碗を拭く段階にこの茶巾が活躍します。
①茶筅をとりだした跡に残った茶巾のふくらと反対側の上端をつまんで、茶巾を持ちだし、茶碗上でつま んだ端を裏返しして、茶碗の向こう縁に、かけます。
②左手で茶碗を良く持ち、右手親指を茶碗の内側に成る様に茶巾を抑え、三回に分けて茶碗の内外を同時 に拭きます。
○注意・左手茶碗は親指が茶碗の縁から中に入らないよう、残りの指はしっかり茶碗の糸底に指がかかる よう持ち、茶巾で拭くときは、茶碗の縁から、茶巾の輪の内側にゆとりが出来る様茶巾の抑え方に注意 しましょう。
③次に、茶巾をそのまま抜き取って、茶碗の中に返して伏せ、輪の側をつまんで上に、二つ折りにしま  す。
④茶巾の中央を右親指と人差し指でつまんで、蝶型に持ち、茶碗の中を左、右、真ん中と拭きます。
⑤拭き終わった、右手でそのまま、蓋置きの上の茶釜の蓋の上に蓋のつまみの手前に縦置きします。

 

御手前が終わって茶碗をしまう時に一緒に茶巾をしまいます。
①膝の前に置いた茶碗に右手で、釜の蓋を閉める前に、茶巾の中央をつまんで、持ってきた茶巾を入れま す。
②茶巾は茶碗中央よりやや先に横置きします。
③この置いた茶巾の上に茶筅の先が当たる様に茶筅を置き、茶筅の黒糸の結び目が上になるよう、茶碗の 手前縁に茶筅の柄が乗るよう寝せ置きます。
あとは茶杓を茶筅の右脇に伏せ置き、なつめ、茶碗とともに、両手に構え持って、水屋へ運びます。

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