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水注ぎを利用した流し点て

2019-06-01 23:52:32 | Weblog

3月最後のお稽古の日に、小間でのお点前(隅炉・向こう切り・出炉での流し点て)をおさらいしました。
 流し点てで水指を持ちこみ炉畳の炉の下手に客に向かって水指を据えてお点前が始まります。
この時、急なお客様などで簡単にすます事が出来るときは、水指の代わりに水注ぎを使用してお点前を行う事があります。
この時、水注ぎを道具畳へ持ち込むまでは水注ぎの運び込みはいつもと同じです。水注ぎとして用いる時は茶巾を添えて注ぐために蓋の上にふくらにたたんだ茶巾をのせて運びこみますが、水指の代用として使う時は茶巾は不要です。
道具畳へ持ち込んだ水注ぎは、炉の手前で客に向かって座り、膝の前道具畳の中へ静かに置き、添えた左手を引きます。
水指の代用として使う時は水注ぎの注ぎ口を向かって左、炉の上の茶釜の管付きの方へ向けて使います。
そのため水注ぎの弦の両端を右左の手で握る様にしっかり持ち、口を客側に向けて二度に分けて回します。
水注ぎの蓋は塗り蓋をとる時と同じように、三手でとって水注ぎの右、下座側に蓋の内側を向けて立てかけます。
水注ぎの蓋を閉じる時や、水屋へかたずける時は、出した時と反対に行います。

 覚えていて損は無い水注ぎの利用法ですね。


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