七月二十日
床 掛け軸「瀧 直下三千丈」
茶花 夏の草花 五種
略盆でかたずけの最中、茶杓を清めて茶碗に組んだ時点で、お茶入れお茶杓の拝見の声がかかります。
袱紗を右手に持って居た袱紗を広げ、茶碗の手前右盆の縁にかけて仮置きします。
茶入を持って炉畳の角に向かって居舞を正し、茶入を前に置きます。
袱紗を右手でとって、塵打ちしたたんで右手に構え茶入を左でとって常の様に清めます。
袱紗は盆の下の位置に戻し茶入の正面を客に向けて炉蓋の上へ出します。
茶碗の上の茶杓を取って茶入の右に柄を客に向けて出します。
正面を向いて袱紗を茶碗の右に並べて置きます。
こぼしを持って立ち左足を引いて回って水屋へ帰ります。
もう一度出て、盆を茶碗と袱紗ごと持って水屋へ下がります。
客の引いた茶入と茶杓が戻ったら、出て客の方を向いて道具畳に座ります。
客の問いに答え、茶入の形、文様、茶杓の銘を答えます。
客の袱紗を茶入の下から抜き二つに折って輪を向うに回して炉蓋の下座向うにお返しします。
茶杓を右でとり左手に持ち換えて、茶入を右手で半月にかけて取り、両手を構えて一足立ちします。
右足を引いて回り、左から道具畳を出、茶道口へ帰ります。
道具を置いて両手を付き挨拶して終わります。
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