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『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七』ネタバレ感想。呪詛られた芹の皇臥への恋心が微妙な七巻

『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七』あらすじ・ネタバレ感想。
呪詛られた芹の皇臥への恋心が微妙な七巻。
契約嫁と契約旦那の関係が牛歩のごとく進んで行くような…行かないような…。

『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七』

『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七』 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks
■著者:秋田みやび
■カバーイラスト:しのとうこ
■カバーデザイン:
   岡本歌織(next door design)
■発行:株式会社KADOKAWA
   (富士見L文庫)
■発売日:2021年8月12日



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『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七』登場人物

『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七』あらすじ・ネタバレ感想




『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七』登場人物 

<北御門ファミリー>
●北御門芹(きたみかどせり)旧姓野崎
 20歳の大学生だが皇臥と契約結婚
 六巻で呪詛をかけられた事が判明
 ただし本人には内緒にされている
●北御門皇臥(きたみかどこうが)
 北御門の二十八代目当主の陰陽師
 本名は北御門佳希(よしき)
 芹の呪詛をこっそり解決したかったが……

●北御門史緒佳(きたみかどしおか)
 可愛いもの好きの皇臥の母
 呪詛をかけられた過去がある
 カルチャースクールの講師をしている
●鷹雄光弦(たかおこうげん)
 本名は北御門貴緒(きたみかどたかお)
 皇臥の兄で天才陰陽師、推理小説家
 六巻でヘロヘロになり北御門家に戻る
 切腹の間で逃げないよう監視されている

●八城真咲(やしろまさき)
 芹の大学の後輩で霊感が強い
 廃墟研究会のメンバー
 皇臥のエロ画像退魔術に感動し弟子入り
 現在は式神達と北御門本邸に住んでいる

<北御門家の式神>
●護里(まもり)
 皇臥の玄武の式神で亀、芹の護衛
 人型は黒い振り袖の幼女で常に芹の左側
 如月が大好き
●祈里(いのり)
 皇臥の玄武の退魔式神で白蛇
 人型は白い髪・白い振り袖の幼女
●錦(にしき)
 皇臥の式神で朱雀、姿はシナモン文鳥
 人間型は小さな少年
●珠(たま)
 皇臥の式神で白虎
 人型は大男で皇臥の護衛と門番担当
 如月との仲は微妙
 体に支障が出ているようだが……
●伊周(これちか)
 北御門十二天将の貴人
 皇臥が真咲と契約させたが元は貴緒の式神
 レッサーパンダ型のデッカイ獣
●テンコ
 皇臥の式神・十二天将の天后
 史緒佳付きでゴスロリファッション
●律(りつ)
 古くから仕える式神
 北御門本邸の管理をしている
 伊周とともに貴緒を見張っている
●如月(きさらぎ)
 青竜で役目は皇臥の形代
 見た目は若い頃の皇臥そっくり

<芹の友達>
●真田愛由花(さなだあゆか)
 あゆちゃん
 火事の時、芹に高校のジャージをくれた
 体調不良で倒れ藤村病院に入院する
●平塚夏織(ひらつかかおり)
 かおりん
●椋本希子(くすもときこ)
 キコさん
 芹が火事にあった時に寄付を募ってくれた

<廃墟研究会関連>
●本間翔(ほんましょう)
 『廃墟研究会』リーダー
●二階侑吾(にかいゆうご)
 廃研のメンバー
 たまたま真田愛由花を助け……

●高橋沙菜(たかはしさな)
 霊感が強くよく取り憑かれる
 父親が藤村病院に入院中
 叔父は准教授の守矢公人

●守矢公人(もりやきみと)
 准教授で廃墟研究会顧問
 高橋沙菜の叔父
 七巻では別の顏が見える

<芹のバイト関連>
●葉山 史(はやまなかば)
 ハーブショップ&カフェ[グリーンサマンサ]のバイトリーダーだった
 芹の親友・真田愛由花に下心があった
 事故死している

<名前だけ出てきた人達>
●高倉 笑(たかくらえみ)
 北御門のお得意様・高倉家の娘で中学生
●夕木薙子(ゆうきなぎこ)
 以前は北御門の弟子だった
●北御門祷守(きたみかどとうま)
 皇臥の父で亡くなった先代当主
●北御門武人(きたみかどたけひこ)
 祷守の弟
●祷守の一番弟子
 史緒佳の呪詛の巻き添えで死亡
●三枝大典(さえぐさだいすけ)
 現在は監視されている



『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七』のあらすじ 

【そのまえに】6巻あらすじ
[さばまるファンシーランド]でえらい目にあった芹はいつも通り家事をこなそうとするがずっと体調が優れない。
皇臥の兄で推理小説家の鷹雄光弦(たかおこうげん)、本名・北御門貴緒(きたみかどたかお)は陰陽師としては天才で北御門家に対する呪詛を一人受けとめていたのだが、現在は北御門家本邸の切腹の間で式神たちに監視されている。
芹はあれ以来、鷹雄の顏を見ていない。


芹の体調不良は傍目にも分かるようで、友達からも病院へ行けと言われる。
芹が友達の話を聞き入れ病院へ行こうと決め北御門家へ戻ると、いつもとは違ってジャージ姿の皇臥が出迎えてくれた。
だが、皇臥の喋り方や芹への態度が何となく違っている上、よく見ると若い。


実は、ジャージ姿の皇臥は式神の如月で、主な役割は皇臥の形代である。
皇臥は芹に内緒にしているが、芹には呪詛がかけられている。
芹の不眠も体調が芳しくないのも呪詛によるものだ。
皇臥は芹に気づかれないよう、形代である如月が呪詛を引き受けるようにした。


芹への呪詛は想像を超えて強力だった。
普段から芹を守る為寄り添っている式神の護里も見鬼である錦も芹への呪詛に全く気づかない上、如月が形代として役目を果たせないほど呪詛はすり抜けて芹を攻撃している。
皇臥が芹に内緒でこっそり解決しようとしてしくじったことに気づいた皇臥の母・史緒佳は激怒。
実は、史緒佳は若い頃に陰陽師の嫁として呪詛をかけられたことがある。
その呪詛の巻き添えで先代の一番弟子が亡くなっており……。
『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七』 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks



『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七』ネタバレ感想 

六巻で貴緒は、北御門ファミリーの芹や式神たちが[さばまるファンシーランド]に現れたせいで術が崩れ呪詛返しを失敗する。
体もヘロヘロで北御門家に連れ帰られた。
七巻で貴緒は、切腹の間という物騒な名前の部屋で式神の伊周と律、プラス皇臥の弟子の八城に監視されている。


天才陰陽師であり順番通りなら家を継ぐのは貴緒であった。
それが家を出た為、銀行に就職が決まっていた皇臥がたいして陰陽師としての才能もないのに跡継ぎになってしまった。
その上、貴緒がちょっと意地悪すぎる為、皇臥と貴緒は仲が良くない。
でも、北御門家への呪詛をひとりで引き受け呪詛返ししようとしていたくらいだから、貴緒にも家への思い入れや家族に対しての愛情はあると思うな。


芹はいつの間にか呪詛をかけられているようで体調不良が続き、悪夢のせいで眠りも浅くなっていた。
皇臥は芹に呪詛のことを告げずこっそり解決しようとする。
自分がそばにいながら結婚した頃から呪詛をかけられていたことに今の今まで気づかなかったとあっては、契約上の妻とは言え愛想を尽かされると心配になったからだ。
そこで皇臥は、ずっと眠っていた青竜の如月を目覚めさせる。


芹が呪詛をかけられているなら、錦や護里が気づかないはずはない。
だが、2人は何も感じ取れない。
ずっと眠っていた如月を起こしたのは、その役目が形代という身代わりだったからだがこちらも無反応。
芹の呪詛は余程の呪術師か呪い代行のプロかもしれないと推測されるのだが、実はど素人のおまじないだった。
しかも、芹自体が形代にされていたというなんとも迷惑な状況だった。


そんな芹と皇臥だが、最近2人の空気が変化してきている。
芹を守るのが役目の祈里はこれまで皇臥が芹に近づくと噛みつこうとしていたが、七巻では皇臥が芹に近づいても噛もうとしない。
これって芹の心が皇臥を受け入れているからなのでは?と思うとついついイチャイチャを期待してしまうのだが、恋愛モードにはならないんだよなぁ。
それでも六巻と違って、芹と皇臥が一緒にいると話がスムーズに進むのが良い。
やはり芹と皇臥は一緒にいなきゃダメだ。


皇臥の気づかない所で、式神の珠の体には支障が現れていた。
ヒビが入っているのだ。
おそらく六巻の最後の方で珠が戦った時に傷ついてしまったのだろうが、珠は八城にヒビのことを皇臥に言わないように頼む。
白虎は好きなキャラなので、八巻で珠が壊れそうで心配だ。
皇臥、早く気づけ。


いよいよ高橋沙菜の叔父・守矢公人がめちゃくちゃ怪しい言動をとっている。
やっぱりこの人、怖い人だった。
三枝大典と同じように、自分の身内を利用しようとしている。
高橋沙菜…叔父さんのことを信用しているのに、一体守矢は沙菜をどうしようとしているのか?
北御門とはどういう関係なのか。
七巻ではそこまで描かれていない。
八巻ではその辺り、はっきりするかなぁ。
芹と皇臥の関係も進展して欲しいな。
『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 七』 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ありがとうございました(人´∀`*)

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