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喜多喜久著『科警研のホームズ』感想かなりネタバレ

喜多喜久さんの『科警研のホームズ』の感想、かなりネタバレしちゃう、ごめんね。
警察科学捜査ミステリー『科警研のホームズ』は2018年11月発売。
4話収録されております。
科捜研じゃないよ、科警研だよ。


『科警研のホームズ』

著者:喜多喜久
カバーデザイン:鈴木大輔(ソウルデザイン)
発行:株式会社宝島社
喜多喜久著『科警研のホームズ』 警察科学捜査ミステリー


危険ドラッグの正体が生物 
第二話「楽園へのナビゲーター」は、危険ドラッグネタでした。
いくら警察が調べてもドラッグらしきものが見つからない。
しかし、科学警察研究所・本郷分室の3人の研究生たちは、粉末でも錠剤でもない合法ドラッグの正体にたどり着く。
何とドラッグ自体が生き物だった!
っていう何て言うか、めっさキモい展開だったわ。

危険が迫ると後ろ足の付け根からモルヒネに似た麻薬成分を分泌するある生物がいるのね。
そいつを、口にくわえて快感に身をゆだねる……え?(゜◇゜)
無理無理無理無理無理ーーーー(>o<)
想像しただけで、オゲローorz
さすが、喜多喜久。
恐ろしい魔球を投げてくるわ{{ (>_<) }}



改めて登場人物紹介 
室長・土屋
 かつて「科警研のホームズ」と呼ばれていたが、あることがきっかけで科警研を去る。現在は大学の准教授。分室の仕事には興味がない。
科警研所長・出雲
 土屋を科警研に戻す為に本郷分室を作った。
北上純也
 北海道警の科捜研からやって来た。研究に集中するタイプで大人しい。
伊達洋平
 埼玉県警より出向。出世欲が強い。科警研に入る為、手柄を立てたい。
安岡愛美
 兵庫県警より出向。家族が病気の為、成果をあげねばならないと躍起になる。



全ては土屋の為 
科学警察研究所・本郷分室は、出雲所長が土屋を科警研に呼び戻したくて作った。
ゆえに分室の存在はあまりおおっぴらにできない。
そこに出向させられた若手3人はやる気満々だったのだけど……。
科警研に復帰する気もない土屋は、室長のくせに分室に来もしない。
見ている方向が全く違う4人。
だけど、スイッチが入った土屋はやっぱり凄かった。

若手3人は土屋から学びたい為、難題をピックアップしては自分たちで勝手に捜査まがいの鑑定をやってみます。
事件が鼻先の人参くらい面白くなってくると土屋を分室におびき出す。
出雲所長+若手3人が、土屋・土屋・土屋でストーリーが進みます。

第四話「伝播するエクスタシー」もかなり面白かった~♪


ご訪問ありがとうございましたm(_ _)m

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