朝岡聡の畳三昧

フリーアナウンサー、朝岡聡が面白い畳、最新の畳事情をレポートします。

滋賀支店事務所の紹介

2006-08-19 18:42:47 | Weblog

ジャパン畳工房滋賀支店のオフィスへは階段の玄関から上がるのですが、こちらの階段はなんと全部畳張りなのでありました。これにはビックリ。畳というと長方形のイメージがありますが、こちらの階段では踊り場につながる三角形の畳や、階段の垂直板の部分にもすべて畳が使われているのです。

そればかりではありません。なんとオフィスの床も畳!その上にデスクやチェアを置いている。社員は靴下でお仕事をしていらっしゃる。僕も靴を脱いでオフィスにお邪魔したのですが、これがすこぶる気持ち良いのです。足下の解放感は、靴を履いている時とは比べ物にならないほど素晴らしい。普通の和室畳とは少々違って硬い畳なのですが、じかに触れる感触が心地良い刺激となるんです。それでいて机や椅子があるから仕事の効率は変わらない。いや、足下が爽やかな分、効率は高まると思いますね。こりゃ発見だ!。まだありました。滋賀支店では畳を腰板(壁の低い部分に貼る板)や天井にも使えるようにアレンジした商品の提案もしているのです。色や織り方に変化を持たせて、畳の新たな可能性を大胆に追求している。こうやって店舗にもお薦めの畳ニューウエイヴを展開しているのです。な~るほど…感心。

そうそう、このリポートを読んで「うちはこんな変わった畳の使い方をしている」とか「こんなおしゃれな使い方はどう?」なんてご提案がありましたら、写真つきで是非お寄せくださいね。お待ちしてます。畳の新世界はまことにアイデア次第なのを実感した滋賀支店訪問でした。


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