長らく660mlで1000円前後の価格で販売されていましたが、昨年3月にリニューアル。
現在は700ml1400円程度で販売。やや値上げされました。
だからと言って、単に値上げしたわけではなく、量販銘柄には珍しい
ノンチルフィルタードを採用。付加価値を高めています。
とはいえ、従来の富士山麓はC/Pに優れた銘柄でしたので、
果たして値上げされただけの変化はあるのか、気になります。
香りは…ん?思ったよりアルコールの癖が強め。
バーボン系のウッディな樽香、果実香は柑橘、少し白ぶどう?
相変わらずアルコールの衝撃が先行しますが、樽の香りもしっかり薫りますね。
ややナッティで粘りのある口当たり、酸味と渋みを含み、甘さは少なめ。
ピート香はかなり軽めに抑えられていますね。
アルコールの暖かさに伴うのはオークの香りと柔らかな苦味。
微かに抜けていくカラメルの風味かアクセント。
従来品と比較すると、ウイスキーらしさ、風味が増しており、
ノンチルになっただけでなく、原酒コストも上がっているような。
単なる売価アップした銘柄も多い中、分かりやすい付加価値や味わいの違いで
戦うキリンには好感が持てますね。
今年はは是非とも富士山麓8年?10年?、それ以上のリリースを期待しています!
香りC+ 風味B- 厚みB- 余韻C+ C/P B 総合C+
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