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20代にしてウイスキーにハマってしまった筆者によるブログ。
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マルスウイスキー 3&7

2017-05-09 00:42:45 | Japanese-Other

本日もマルスから、3&7をご紹介。

一升瓶で販売されている「エクストラ」を除いて、現在マルスで最も廉価な銘柄のこちら。
名前の由来ですが、3年以上熟成のグレーンと7年以上熟成のモルトを使用しているから…らしい。
ネット上で多く見受けられる情報なので本当なのだと思いますが、
まさか全量7年以上モルトなのでしょうか?
であれば、相当良心的な銘柄だと思います。笑

調べたところで分からないので、早速いただきます。



液色はこの価格帯ではかなりしっかりと褐色です。
香りは信州と比較するとバニラ系が主導、アルコール、がっつりオーク樽。

先述したバニラ、オークはストレートでもはっきり分かる甘みとなる。
それでいてタンニンは信州よりも軽やかで、バランス良好。

加水するとパイナップル香が漂い、幾分軽やかになるが、
それでもこの価格帯では驚くべきレベルで重厚感がある。
バーボン程がっつり感のあるバニラでもないので、比較的初心者でもいけるか。
トゥワイスアップにすると一気に渋みが主張を始めるので、
少量の加水、もしくはロックで引き締めながらいただきたいですね。
特にロックだと甘すぎず、香りも案外消されすぎず、良い塩梅。

ハイボールにしても土台の強さは感じられ、コクがありながらも
スッキリと飲めますので、ストレートやロックが厳しい方でも
この銘柄の良さは味わうことができます。

この値段(1000円台前半)でこれだけ深みあるものは少なく、
ニッカのスペシャルと双璧じゃないですか?この値段なら。
バーボンにやや寄ってますので、富士山麓や角瓶の好きな方にいいかも。
信州と価格帯はほぼ同じですが、こちらの方が万人受けするかと思います。
香り〜余韻までのバランスも良いですし、隠れた良銘柄ですね。



香りB- 風味B 厚みB 余韻C+ C/P B+ 総合B

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