たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事のこと,家族のこと,そして脳出血や失語症のこと・・・。

記憶が戻る感覚

2024-06-27 18:29:04 | 脳出血・失語症

2024春シーズンのドラマは 「記憶喪失もの」が多かった。 その中でも真実味があったのが「336日」。 

 

【366日 - フジテレビ (fujitv.co.jp)】

 

広瀬アリスと眞栄田郷敦の

心情変化や人間性も魅力的だが、

それ以上に、

「わかる~」

と共感できる部分が多かった。

 

例えば、

「やかんでお湯を沸かす」

といった

「そんな簡単なこと…」

と思っていた日常生活の行動ができなくなる。

「やかん」へ水を入れる行動、

ガスに火をつける行動、

火傷をしないように気を付ける行動…

そういったことが

「できなくなっている自分に驚く」

という状態である。

 

主人公が復帰した職場でも

戸惑っていた様子が表現されていた。

記憶を喪失している時は、

「強い違和感」 と向き合い続けることになる。

 

私の場合は「文字」に違和感を感じ続けていた。

それが、 突然に解消する。

「突然」と言っても

「一夜で」というのではなく、

「氷河が時間をかけて溶けていき、

 最後に薄氷が消える」

とか

「濃い霧の中を進んでいき、

 自力で苦しみ、進みながら、

 気づいたら霧が晴れ始めて、

 目的地が明確に見えた…」

という感じ。

 

主人公は1年間で戻り、

私は10年間かけて帰ってきた。

「何でこんなことが出来なかったんだろう?」

「この10年間で周りの仲間は先に進んだり、

 亡くなってしまったり…。」

浦島太郎の気分である。

 

そこで支えてくれるのは

家族の存在である。

 

 

「366日」の主人公達も…

 

 

 


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