かなり前の事に成るが、昨年末に放送された「石田さんチ」を観たワシ。
24年目の今回は3時間特番。
昨年末はバタバタしてて、更には3時間の長丁場っちゅう事と、ブログに描くタイミングが他のネタと被ったりして延び延びに成ってたが…
どうしても描きたかったんで年明けたこのタイミングで。
今回は末っ子隼司に初の子供が産まれた話し。
まぁ、毎回毎回この内容の時は描いてると想うが…
あの隼司がねぇ~?と(笑)
そりゃ放送されてからずっと「石田さんチ」を観続けてるモンからすれば、勝手に親戚みたいな感覚を持つのはワシだけではない筈。
隼司の反抗期の歴史を観て来ただけに現在の隼司の人間性とのギャップが棲くてな(笑)
冒頭の場面で父晃さんが「隼司はエエ嫁さんをもうた、今日日あんなに旦那の事立てる人居らんで?」的な事を云うてたが…
ホンマにそう!ワシもVTR観ててそれを感じてた。
前回の特番で隼司と結婚と成った時もTV取材を覚悟しててOK出してくれたし、今回も出産で大変な時期の密着を許可する、懐の深さを観せた麻衣さん。
元々石田家の人間でガキの頃から撮られ馴れしてる訳でもない、云い方は悪く成るが外者の麻衣さんにとって、プライヴェイトにカメラがイチイチ入って来る生活は正直ストレスやったやろう、と。
しかもそれが出産間近で陣痛と闘う様な期間でそれを横で撮られるなんて非日常中の非日常。
それでも隼司と付き合うた時からそう成る覚悟はしてたっちゅうんやから、棲ぇ肝っ玉な人やな、と。
また、今回の特番中、何回も隼司と2人でインタヴューを受ける事があった、麻衣さん。
麻衣さん個人に話しが振られた時も、常に隼司の顔を観る様にしながら話す姿は、父晃さんの話しやないけど、男を立てる仕草やと観てて想うたワシ。
今日日あの若さであれが自然に出来る女、なかなか居らんで?
我が、我がが当たり前に成って来てる現代の若い女性達の中であの昭和の女感を出せるのは確かに貴重な存在。
それ以上に隼司の変わりようが半端ねぇ~(笑)
末っ子が一番家族のイヴェント事で何もせぇへんかったのに、現在じゃ一番親孝行を積極的にする子に。
母方の実家の玄関前のモルタル打ちにしたかて、金だけ出して終わると想うたら左官作業迄自分でやる変わり様。
どうした隼司?と云いたなる様な程、毎回特番内で驚かされてる。
そして今回も最期の方で子供が産まれ、嫁麻衣さんと赤ちゃんが退院して家に帰った後のVTRでも…
引っ越しを決めて、地元に戻るって成った時のインタヴューで、「地元に戻る最初の発端は親父(晃さん)が倒れてからだよね」と云い…
続けて「智広(四男)とかも(地元に)居るけど、夜勤とかあるから…」と気遣いを観せた隼司。
もうな、そのシーン観てたら泣きそうに成ったわ、勝手親族のワシとしては。
ホンマ、ガキの頃から観て来て知ってる隼司だけに、月日が経つ速さを感じながら、人の成長って凄ぇな~?
って改めて想うた、今回の「石田さんチ」3時間特番。
マジで魅入ってもうて、3時間がアッと云う間やったわ。
最期に一番最期の実家大掃除シーンにて新婦麻衣さんと石田家ファミリーがほぼ初対面の場面で、石田家の実家の台所に立つ麻衣さんの画がワシ一番好きやったな。
ワシが大家族モノが好きなんは、外者(他人)が家族の一員に成り、実家の姑の聖域でもある台所に立ち、そこで初めてファミリーに認められた様に感じるから。
ワシもあの光景に昔から憧れを感じててん。
兄弟の各々の伴侶同士が実家に集まり、その他人同士が一族の中で迎い入れられる光景。
素敵やな、と。
これがあるから大家族モノウォッチャーは辞められませんな(笑)
今年も放送されるであろう「石田さんチ」の次回作が愉しみでしゃあないわ。