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ひびこれこうじつ

とりとめなく、日々の覚書です。

歴史

2020-11-06 13:32:16 | 日々のこと
今話題の選挙のニュース記事を読んでいて、
日本の知識人にも現職を支持している人が結構いることに驚いた。

曰く、現職は戦争をしていない初めての大統領である。
曰く、現職は経済に強く、日本に友好的な相手である。

戦争をしないのはいいことで、経済が活発になるのはいいことで、
自分を仲良くしてくれる人はいい人だ、ということか。
世界がそんなに単純なら、人間もそれくらい単純だということで、
そりゃ随分と生きやすいだろう。

何がいいことで何が悪いことかなんて、そう簡単にはわからない。
戦争だって、したくてする戦争はない。
たとえそれに戦争商人が絡んでいたとしても、
それが起きてしまう本当の原因は、私たち一人一人の欲と恐怖だ。
起きた出来事の一つ一つを責め立てることは、
自分のおでき一つ一つに文句を言っているようなもので、
それは私の全身(もっといえば心)のバランスの崩れから起きている。

現職大統領を取り巻く雰囲気は、
第二次世界大前夜のファシズムの盛り上がりに酷似している。
敵を作って味方を結束させ、憎悪を煽ってエネルギーに変える、
このやり方は、人間の罪悪感に直接的にアプローチする、
幼稚園のお砂場から国家間の外交まで、全ての人間関係に通用する、
もっとも非理性的、かつ有効なやり方だ。
これを放って置いたらこのおできは私にとって致命的な悪性になることを、
私たちは歴史で何度も経験している。

その人に、愛があるか。
その愛に、恐怖が混じっていないか。
その人が何を言おうが、何をしようが、
その人の本質を見極める目を、私は持たなければならないし、
そのためには、自分がそのようにあろうとすることを、怠ってはならない。
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お坊さん

2020-11-06 11:39:41 | 日々のこと
最近、お坊さんの本ばっかり読んでて、ついに夢の中にお坊さんが出てきて、
「さすがに偏りすぎか?」
と思ったが、やっぱり相変わらずお坊さんの本ばっかり読んでいる。
一度軌道修正したのに、またなんだか戻ってきた。

今一番行きたいのは、熊野と恐山かなあ。
コースを学んでいく上でも、
日本人としての在り方、信仰の土台って、すごく興味があるけれど、
ぐるりと世間を見回すと、
もう絶滅危惧種なのかしら、私、と思うこともある。

まあいいやw
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