降参

もうさすがに母に対して本気で怒ることはないんだけど、
それでも、一緒に暮らしていると、何かしら、
「すみません、ここは、こうしてもらえませんか」
と言わなければならないこともあって、

いや、それは言い訳で、
本当はただ、母を分離したいだけなんだけど、

……。
はいそうです、
それがどんなに、私にとって重要なことであろうが、
母にとって良かれと思ってのことであろうが、
その根底に、
「お母さんはずるい！ちゃんとしてよ！」
という怒りがある以上、
私の口から出る言葉には意味がなくて、
それはすべて分離を強化するための攻撃なんだよな。


というか、あまりにも話が通じてなくて、
それを説明しようとしても話が明後日のほうに行ってしまって、
もう脳味噌が溶けそうで……

いやだからもう、いっそ溶けてしまえばいいんだ、脳みそなんて……
さっさと降参しちまおう。
って、降参できたらどんなに楽か。
しぶといんだよ、エゴは。

ああ、久々に胃が痛い。

そんな今日のワークは、伝説のNo.75
「光は訪れた」