菊の大輪をかけ

土曜出走
東京10R　神奈川新聞杯　エネアド　三浦騎手　期待度：△
前走は後方ポツンで折り合いをつけ、直線は良い脚を使って5着。ここ数戦の
酷い競馬を考えれば、久々に内容のある競馬でしたけど、安定性は皆無な
タイプなだけに、この競馬を続けられるかは微妙。頭数は少なく、相手関係も
手薄なんで、良いところを見せて欲しいけど、この馬の場合はそういうのは
あんまり関係なんだろうし。コンスタントに良い競馬を続けられれば復調とも
思えるんだけどね。

日曜出走
東京6R　500万下　レッドソレイユ　北村宏騎手　期待度：○
新馬勝ち以降、成長を促す為に時間を掛けての調整をしてきましたが、収穫
があったかどうか、よくわからない内容の前走。まあ、ヌルヌルの調整で馬が
目覚めていなかった感があり、まともに走ったのは最後の100mそこそこでした
から、実戦を叩かれてどれだけ良化してくるか。ゲートを上手いこと出て、ある
程度の位置で競馬をして欲しい。騎手が不安材料。

京都11R　菊花賞　トゥザワールド　川田騎手　期待度：○
春は無冠に終わり、秋初戦も皐月賞馬に完敗というレースで若干、底が見えた
感があるというのが本音。ただ、今回は天敵イスラボニータが不在だし、1番
人気になるであろうダービー馬には一応は勝ち越している。強力な決め手には
欠けますが、能力自体が上位であることは間違いないし、3戦3勝と相性抜群の
京都コースに変わって、立ち回り一つで一発あってもおかしくないはず。問題は
相手云々以上にやはり距離。折り合いに心配のないタイプとはいえ、血統的に
距離延長は歓迎とは言えず、自分自身のパフォーマンスを落とすのではないか
という懸念は残りますね。そういう意味でもロスなく立ち回れる内枠が欲しかった。
有力候補とされならがも気が付けばクラシック最終戦。悔いの残らない競馬を
して欲しい。蛇足だろうがサバサバして何とか最後の一冠をという気持ちが全く
伝わらない騎手、調教師のインタビューは不愉快。

来週以降の出走予定
11月1日　東京　紅葉S　ラロメリア　田辺騎手
11月1日　京都　新馬　レッドベルダ　福永騎手
11月8日　東京　ノベンバーS　ホーカーテンペスト　騎手未定
11月15日　東京　武蔵野S　レッドアルヴィス　蛯名騎手

　今週、デビューへ向けて帰厩したシャイニングレイが、再始動後、初の追い
切りをしましたが、栗東坂路で4F51.2、ラスト12.7という優秀な時計を出して
ビックリ。金曜ということもあって比較対象が少なく、馬場状態の判断が難しい
ですが、時計の出る馬場だとしても2歳馬でこの時計は優秀。そう遠からずの
デビューを匂わせていますが、非常に楽しみになってきました！