夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

昔は良かった!!

2022-03-26 20:57:41 | 日記・エッセイ・コラム

    昔は良かった

昔、私がまだ子供だった頃、お年寄りたちは、「昔は良かった!」と言っていました。

 小学生の私は、大きな戦争があって、適切な治療を受ければ治る病気でも、

お金が無いと医者にもかかれず、結核で納屋に隔離されて亡くなる近所の女性等を知っていましたので、

昔よりは戦争の無い今の方が良いのにと思っていました。

  祖父母や、父母の時代よりも、私たちの築く時代はより豊かで平和で、民主的。

士農工商、貴族、平民などの分け隔て無く、平等な世の中になると考えていました…

第二次世界大戦後、新しい日本国憲法発令。

地主と小作人。男と女。など色々な事が随分と変化して、

新しい教育基本法の下、日本国民として、戦後の復興と発展の為に、

 勉強したり、働いたり、たゆまない努力をすればきっと何時かは幸せになれると

信じてずっと頑張って来たように思います。

 

         昔は良かった!

  祖父や母親が亡くなった67才を超えて、70才を目前にすると、私も

「昔は良かった!!」と口に出してしまいます。

 

空豆の花

祖母や母は『へっぷりまめ  』 と呼んでいました。

 

   とにかく穏やかな日常生活。

豊かな自然と美味しい水や空気。

四季折々の行事や、季節の移ろいをゆっくりと五感全部を全開して味わいました。

緩やかでのんびりした時間の流れ…

ギスギスしていない人間関係。

学校生活でも、家庭でも

  平和で、楽しいコミュニケーションが溢れていたと思います。

 

テレビも居間で、『ジェスチャー』とか『私の秘密』とか、『連想ゲーム』とかみんなで楽しみながら

見ていました。

今は、ニュースは来る日も来る日も、痛ましい事件や事故の報道ばかりです。

特に家族や親族での殺人や虐待。

秋葉原のトラック暴走。京都や大阪の放火事件等……

「誰でも良いから殺してみたかった」等と言う輩に殺されたりしたら、死んでも死に切れません。

いやしくも一国の大統領ならば、国民の安寧を願って、他国とは仲良くするべきです。

狂気じみた   プーチンが、地球を滅ぼそうと地球に送り込まれた地球外生物=悪魔に思えます。

 

   生家で 掘り炬燵に入って、祖父母たちと 『お笑い三人組』とか を見て笑っていた昔は良かった!!

 

   

 

 

  

 


カラフルフリージャー

2022-03-25 21:52:58 | 日記・エッセイ・コラム

    カラフルフリージャー

2022年3月25日(金)  自宅玄関先にて撮影

    Welcome

 

玄関先には、四季折々、種や球根から育てている鉢植えを置いて訪問者をお迎えしています。

 

植木鉢の花は、家の中からは見えないのですが、

前の道路を通る人々には春の訪れを告げているようで、子供連れの家族の

  Гお花がきれいだね。」と言う会話が家の中迄聞こえて来ます。

 外でお花の手入れをしていると、全く知らない方ですが、

「お花が綺麗ですね!」 と声を掛けて下さる方もいます。

ケビン家は今年も花屋敷!!

ここ一ヶ月間、

不安な事。心配なこと。悲しいことが多すぎます。

 

春を彩る明るい花を見て、気持ちを明るくしましょう。

 

   今日の富士山

 

 ウクライナの状況が気になります。

 

 

 


ロシアがウクライナへ侵攻してから一ヶ月

2022-03-24 22:22:11 | 日記・エッセイ・コラム

ロシアがウクライナへ侵攻してから一ヶ月

 2022年3月24日(木)  自宅にて撮影

川の流れ

 

 齢を重ねてからの時の流れは、若い時に想像していた以上に速くて

一日さえも、あっと言う間に過ぎてしまいます。

がこの一ヶ月間は、違いました。

最早侵攻とか侵略等と言う言葉では無い、

  『戦争』と言う言葉が当てはまる状況になっています。

 連日、ネットやテレビで伝わって来る現地の悲惨な状態に心が痛みます。

 

       束の間の、平和ボケだったのでしょうか!?

団塊の世代の夫。昭和28年生まれの私。

「最早戦後では無い」と言う時代に育ちました。

Г戦争中は食べ物を始め何もかも無くて大変だった。」

と言う戦争経験者の話。

備えと始末。

何時何が起きても対応出来る様に、枕元に着替えと明日の荷物の用意。

靴は直ぐ履けるように外に向けて揃えて置く等の教え。

  私の父は徴兵で海軍の水兵。

義父は陸軍。父親たちは皆元兵隊さん。

戦争未亡人や子供を戦争で亡くした親たちも周りに沢山いました。

戦争が終わって産まれた  私たち夫婦の世代は幸い戦争を経験しないまま、

男たちは徴兵もされないで、平穏に人生を終われるものと思っていました。

まさか70才を前にこんなに悲惨な状態を連日、連夜目の当たりにするなんて…

本当に切ないです。

  

 思案

 

世界中で頻発している巨大な自然災害。

中々収束しないコロナ。

その上に、核や化学兵器使用を仄めかしての侵略戦争を始めるなんて……

仲良しフリージャ     自宅玄関先植木鉢の中で咲いています。

 

   一刻でも早く、双方これ以上犠牲者が増えない内に侵略戦争は止めて

平和な日常が戻りますようにと祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


花冷え

2022-03-23 23:20:40 | 富士山

花冷え

裾野迄雪化粧

茶原と富士山

宝永山も雪化粧

2022年3月23日(水)

富士市郊外 大渕地区にて撮影

 

    山の畑の桜

2022年3月23日(水)

  富士市郊外山の畑にて撮影

ここ数日花冷えの日が続いています。

 

昨日3月22日(火)

富士市の気温6.7℃

寒~い……

富士市は東京電力管内の一番外れの地区。50W。

車で数分の富士川の向こう側は中部電力。60W。

 

東日本大震災時には、東京、神奈川、千葉等都会生活のインフラを維持する為に、

3月15日に富士宮市を震央とする震度6.5強の大きな地震で甚大な被害が出て

家の内外散乱した瓦礫や、瓦、家財道具等で、

足の踏み場も無い中で生活しているのに、

夕方から真っ暗闇になるなどと言う、計画的で無い無理な計画停電を

長い間させられて本当に困り果てました。

つい先日の地震でも、富士市は真っ暗闇になりました。

正しく、尻尾切り弱いモノイジメです!!

今回も

また東京電力が何をしでかすか解りませんので、

停電に備えて一度片付けた湯湯婆再出動!

 厚い羽根布団は圧縮袋の空気を抜いて片付けてしまいましたので、

薄いの、普通の、毛布と三枚掛けて寝ました。

 私が子供の頃は、良く停電になりました。

暗闇の中、電気が点くとホッとしたものです。

 ウクライナの人々が寒さと暗闇の中で、

凍えながら空腹と爆撃の恐怖と闘っていると想うと

何とかならないものかと強く思います。

また停電になると困りますので、

        節電の為今宵はここまで

 

 

 

 

 


純白の沈丁花

2022-03-22 19:09:15 | 日記・エッセイ・コラム

純白の沈丁花

 

ケビンと私しか訪れる人も、

 Г 毎春今年も咲いてくれてありがとう。佇まいも香りもすごく好き」と

愛でてくれる人もタンポポおばさんしかいないのに、

毎年春先に山の畑で咲く純白の沈丁花。

 

          一本の挿し木からこんなに大きくなりました。

 

2022年3月20日 (日)   富士市郊外ケビン家山の畑で撮影

       沈丁花

ある程度根が出来た沈丁花は、移植を嫌う植物です。

最初に植えられた育った場所で過ごします。

ところが、枝を挿し木にすると割と簡単に増やすことが出来ます!

   どうも根っ子に原因が在るようです。

ここからは移動させないと言う収まりの良い場所や、

お気に入りの植木鉢に挿し木にして、水やりさえ気を付ければ、

来春得も言われぬ芳香を漂わせる純白の沈丁花の花を楽しむことが出来ます。

 

自宅  玄関先  植木鉢の中で咲く純白の沈丁花