夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

哀しい空

2018-07-08 22:57:00 | 日記・エッセイ・コラム

 哀しい空

 

2018年7月8日(日)

夕方の富士山

哀しい空

 

 

 日本各地に、大洪水の甚大な被害が拡大しています。

テレビの画像で見るだけでも、怖ろしくてたまりません。

被災地の方々の恐怖や不安はいかばかりかと、案じられます。

 どうぞデマ等に惑わされずに、冷静に助け合って行動して下さい。

 

                       自然の脅威

私も色々な災害を経験しています。

最初の記憶が狩野川台風。

13才の時に、父急逝の後二週間で自宅の火事。

 

結婚後も伊豆沖地震。

七夕豪雨水害。交通事故。等

   恐ろしい水害

静岡県沼津市の高橋川の堤防が決壊して、元々水田だった所を埋め立てて、

新興住宅地を造成した戸数三百軒余りの団地は辺り一面水の海。

道路は、川のように水が流れています。

道路よりもかなり土地を盛り上げて作った家の

ドアの前迄水が来て、ドアを開ける事も出来ませんでした。

 運悪く夫は中国地方に出張中。

 小学生から保育園児の三児をパジャマから、普段着に着替えさせて、

子供たちには長男はランドセルに勉強道具。次男坊はリュックに着替えと常備薬。

私は、貴重品だけ手に持って

三番目の子は、『おんぶいひも』で背負って逃げるつもりで、支度をしました。

 が状況を判断して二階のベランダ側の部屋に留まって様子を見ることにしました。

まんじりともしない夜が明けて、早朝雨戸を少し開けて見た光景は忘れることが出来ません。

辺りが泥の海。

 愕然としました。

上流から流れて来た 何だか解らない膨大なゴミの数々。

プロパンガスのボンベや物置小屋、犬小屋、おもちゃの乗り物等。

形の残っている物も散乱していて、

昨日迄の小綺麗な街並みとは一変しています。

 その後もかなり長期間、汚物の悪臭が漂っていて閉口しました。

 

後片付けもとても大変で、水に浸かった車の修理とか予定外の費用がかかりました。

災害は忘れた頃にやって来ると言いますが、

備えは何時でも出来ます。

地球温暖化の影響で、大洪水が毎年各地で頻発しています。

常備薬。貴重品袋。など常日頃準備して置く心構えが必要だと痛感しています。

被災者の方々にお見舞い申し上げますとともに、

    災害で亡くなられた方々の御冥福をお祈り致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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