昭和・平成・令和
明日一日で平成が終わり、明後日には、令和に改元される。
余程の事が無いと、多分私も、明後日迄は生きていると思うので、
昭和・平成・令和の三時代を生きることになる。
子供の頃、祖父や祖母は明治・大正・昭和の三時代を生き抜いて来ていると知って、
何と素晴らしいことだろうと感嘆し、畏敬の念を抱きました。
結核を始め抗生物質が普及するまでの感染症等不治の病。
戦争。台風や地震などの自然災害。
落下や衝突等の人災事故…
運と生命力が無いとなかなか生き延びる事は難しい時代でした。
昭和20年代生まれ
戦争を知らない世代。
所謂団塊の世代。金持ちも貧乏人も、何処の家にも一家に一人以上!? (笑)
何時も仲間は沢山。
机も教室も足りません!
それでも戦争は終わっていました。
昭和28年生まれの私たち
世の中も大分落ち着いてきたので、
お兄さんお姉さんたちの世代ほど、せわしなくありません!
会社では、
最早戦後ではないと言われた30年代生まれに下から突かれ、
トラック一杯の先輩方に上から押さえつけられ、定年に近付くと年金支給年齢を引き上げられて、
65才まで働き、余程の長寿者にならないと
国に依る払い込め詐欺みたいな年金制度に翻弄されています。
姫空木(ヒメウツギ)の花
昭和と平成どちらが良かったと聞かれたら、ケビンと私は、即答で
『昭和』です!!!
昭和の政治家を始め、弁護士、医師、教師等所謂『先生』と呼ばれる人たちには、矜持と品格が有りました。
責任感。誠実。謙虚さ。協調性。
尊敬に値するオーラがありました。
ああいう人になりたいと言う気品が漂っていました。
地方公務員にも公僕としての奉仕の心が有り、平和な地域社会の為に人生を掛けて尽力して下さっていました。
平成の『先生方』
トップがトップだけに、取り巻き連中も、言わずもがな腐りきった臭いタイ…
遣りたい放題です。
世界中に配信されているのに、何度も煮え切らない答弁。
基本的なミスの繰り返し。
平然として権力にしがみつく姿勢に日本の未来を案じてしまいます。
平成時代、 戦争はなかったかも知れませんが、教育、経済、労働力、外交等
かって先進国の国々が後進国と呼んで上から目線で見ていた、新興国の若い人たちのパワーや熱気、
未来を見据えた夢と希望を持って励む力に適わなくなって来ていると思っています。
マレーシアや中国等に二度三度と訪問すると数年もしない内に建物も、英語力も日本語を話す能力もビックリするほど
変化しているのに、驚くと共に感心します!
ハート形の姫ライラックの花
令和を迎える
温厚で聡明な皇太子、雅子妃殿下。
外務省勤務の経験を生かして新しい時代の平和外交の一翼を担って欲しいと願っております。
平成には悲しいことが多すぎました。
多発する自然災害。
悩みを抱えた人たちの自殺。子供たちのイジメ。親による児童虐待。
過労死。
一朝一夕に変化はしませんが、新しい御世になる今、
子供たちを取り巻く家族の問題。
疲弊する地域社会。
など中央だけで無く、下々の者たちが夢と希望を持って生活出来る世の中。
老人が安心して死ねる日本になって欲しいと願っています!