夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

友よ

2015-03-06 23:08:43 | 日記・エッセイ・コラム

                     友よ

手紙ありがとう

嬉しかったよ!

タンポポさんまたいつでも電話して良い?

身体が不自由になると、頭もダメになっているって思うらしくて、そういう対応をされるよ…

ううん

そういう口のききかたしかされないの!!

解る

解るよ

私もそうだから

車椅子に乗せてくれる時に、Г良い女だなァ」って言われたから、

「それはわかっている」って言ってやったよ。

障害者だと、まともな人間として扱われないみたいだね……

そんなことないよ

たとえどんな身体になっても、ひまわりさんさんは頑張り屋さん!!

私もスミレさんにタンポポさんはタンポポさんって言われて、凄く嬉しかったよ!

スミレさんもタンポポさんも、みんな優しい人ばっかりだね!

サッチャンもなおこさんもちえこさんも手紙を書いてくれるって。

みんなひまわりさんのこと心配しているよ!

四つ葉のクローバーのしおりを作るけれど、何と言う文字が良いかしら?

『友』

わかった!

 

 

幼なじみは、義理の両親の長い長い介護の末、ストレスや過労からか、

脊髄小脳変性症と言う六万人に一人の進行性の難病になって三年。

字はミミズがのたくった字になってしまうと言う。

転倒して、大腿骨骨折。手術して人工の骨が入っているとのこと。

言葉も身体もだいぶ不自由になっている様子。

ご主人は心臓病で入院中とのこと。

父親は五十代で死去。

母親は認知症で療養病棟に入院中。

妹さんは若くして未亡人になって、障害児を抱えているとのこと。

 

こういう星の下に生まれたと思うと言う…

負けないで

諦めないで

明るく

一緒に頑張ろう!

話ならいつでも聞けるよ。

またいつでも電話して来てね…

ひまわりさん!!