夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

男の定年後の生活

2014-05-09 22:16:07 | 日記・エッセイ・コラム

Dsc04729 2013年6月

パラオのホテルで寛ぐケビン

私は今日眼科医、美容院、大型スーパーマーケットに連れて行って貰いました。

買い物は、殆どケビンがしてくれますが、流石に私の下着は買い辛いと言いますので自分で見て、数枚まとめて買いました。

カタログだと、肌触りが判らないので、直ぐにかぶれてしまったり、全然イメージが違っていて全く使わないで人にあげたりと無駄が多いのです。

久しぶりの買い物に私は少し興奮気味でしたが、ケビンは直ぐに買い物の付き合いに疲れてしまったようです。

良く見ると似たような年齢層の男性陣が少なからずソファーで女性陣の買い物の済むのを退屈そうに待っています。

多分アッシー君だと思います。

ご主人方は、

みんな疲れて嫌そうな顔をしていましたが、誰も何も言いませんし、奥様方も存在すら気に留めていないご様子。

Г定年後はみんなあんなふうになってしまうのかなぁ。」とケビン。

Гまあ人それぞれじゃないの?」と私。

Гまああなたは人の何倍も用事があるから、大丈夫でしょう。

何もする事がなくて、ボケーッとしているようになったら困るから、植木と言う子供たちを育てているのだから。」と慰めてГ70才位迄働けば良いのよ。」と付け加えました。

正直な所男性の定年後はかなり寂しくて、退屈で、夢見ていた退職後の生活とはかなり違っているようですね…

知り合いも、公共施設のトイレ掃除とか、道路工事の旗振りとか現役時代の仕事とは無関係ないわゆる3Kの仕事をしています。

いくら年金を貰っていても、何か張り合いに欠けた残りの人生?

ケビンはまだまだやりたい事が沢山あるようで、張り切っています。

     来月二人でヨーロッパ旅行に行く予定です。いよいよあと30日。

私は体調不良にならないように気をつけています。