タンホイザーゲート付近より入電Ⅱ

蒲生(34)古里

いくつかの家は新しくなってるんだなぁ。

耕作放棄や森に飲み込まれつつある民家も目に付くが

僕が子供の頃には未舗装だったこの道も一応アスファルトにはなっており、多少は時代が進んでいるのだろうか

だが、すべての道幅は百姓村サイズでクルマの行き違いに難儀する。村内に駐車場もないし隣村の公民館から歩いた。

村を貫く道が町と町をつなぐ街道だった時代もあるが、村を避けるようにバイパスが通り、今ではだれも通らない、誰も入ってこない村になってしまった。

生家。

じいちゃん(大工・元海軍中尉)が自分で作った煙突は五右衛門風呂の釜に繋がる。

この家まだだれか住んでいるのだろうか? 家を継ぐ親族はいないはず。

親父(40年ほど前に蒸発)が? まさかな。。。

この村はむかし村全体がお寺だったと伝わる。

なので、地蔵や仏像がたまに発掘されたりしたんだよな。

ここに並んでいるお地蔵さんたちは僕が幼稚園児くらいの時に村はずれで発掘されたものが並べられたと記憶。

この住宅地図・・ 50年前から更新されてないぽい。

じいちゃんの名前もあるが まだ世帯主なわけなかろう。

生きてたら120歳くらい。。

この雑木林の裏で秘密基地つくったなぁ。2号基地。

しかし人の気配はあるが人の姿はない村。

バスは・・1日4本しかないのか。

小学校の頃ここからバスで通ってたんだが。今は村には子供はいないのか??

最寄りの小学校まで5-6km。低学年生にはキツかったんだが。

最寄りのコンビニもまぁだいたいその辺まで行かないとない村。

このバス停の近くに昔は駄菓子屋みたいなのがあったんだが、廃業されてて自販機も撤去されていた。

ということは最寄りの自販機もここから3kmか。。

熊野神社。

手すりなんかできちゃってまぁw

鐘撞棒にめちゃめちゃ苔生してるのが味。

後ろの本堂の屋根は修繕されたらしい。前回来たときは屋根にめっちゃ草生えてた。→前回(9年前の訪問)

村の英雄が眠る墓所。

ちゃんとだれかが手入れしているようだな。

 

この村を再び訪れることは・・ひょっとするともうないのかもしれないな。

 

 

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