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タンホイザーゲート付近より入電Ⅱ

『ブレードランナー ディレクターズカット最終版』

Early in 21st century, the TYRELL CORPORATON advanced robot evolution into the NEXUS phase - a being virtually identical to a human-known as a Replicant.
The NEXUS 6 Replicants were superior in strength and agility, and at least equal in intelligence, to the generic engineers who create them.
Replicants were used Off-world as slave labor, inthe hazardous exploration and colonization of other planets.
After a bloody mutiny by a NEXUS 6 combat team in an Off-world coloney, Replicants were declared illegal on earth - under penalty of death.
Special police squads- BLADE RUNNER UNITS- had order to shoot to kill, upon detection, any trespassing Replicants.
this was not called execution. it was called retirement.

Los Angels, November 2019.

なるほどそういう導入だったのか・・映画が始まってすぐ出てくる英語の説明文。

日本語字幕と若干意味が違うけど・・まぁそういうもんかな。

現代では、「レプリカント」という言葉もほぼ一般名詞のように使われるまで定着したけれど、この表現を初めて造語として用いたのがこの映画だ。

そして、原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」は圧倒的に面白かったのだが、本作「ブレードランナー」はたいして面白くないということで映画としてみるのは敬遠していたが、

しかし、それでも本ブログでとりあげないわけにはいかないだろう。

原点回帰。

最終版の、ロイのこのセリフがたまらんカッコいいよね・・アドリブらしいけど、もはや伝説だ。

I’ve seen things you people wouldn’t believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhäuser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in rain. Time to die.

俺はお前ら人間では信じられないものを見てきた。ベテルギウス宙域で炎上する攻撃艦。タンホイザーゲート付近の暗闇に輝くCビーム。時間の流れの中でそんなすべての瞬間が消えていく・・。雨の中で流れる涙のように。・・死ぬ時が来ようだ・・。

この映画、初めて見たのは確か中学生だったが、

正直なんじゃこりゃで何が面白いか全くわからんかったが・・

いろいろかみしめてみると意外と味わい深いというかなんというか。

たまに帰ってくるべき場所なのかもしれない。

そういえばこのブログのタイトル付けたのってもう、20年前だったが・・

いまふと思うとブログタイトルの英語版と日本語版て意味違うなぁ

英語タイトルを日本語訳すると「タンホイザーゲート付近の事象の地平線から未確認信号」

こっちのほうが意味深でよいな。

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