前々回の続きです。
トップの写真なんか変でしょ 胴体中央のワレが・・・・ とりあえずこの話は後に
先端の延長も完了して、いよいよメカ積みです。 キットのみの重量がもう既に670g有りとてもかる~く なんて出来そうにもありません。 そもそもベースの考え方がスロープという事で、カッ飛び系ですから仕方が無いのかも知れませんがちょっと重過ぎでは・・・ではないの?
半分テンションも下がりつつサーボは何時ものように、エレベーター、エルロン共、5分間エポキシにてダイレクト接着です。スピコンは、モーターの真後ろが配線等ロス無く理想ですがバッテリーが載りません。 泣く泣くバッテリーを跨いで後ろへ。
メカ積みリンケージ完了後、気になる総重量はなんと998g 50gバランサー込み。
はっ? 50g? と誰かに突っ込まれそうですが、なんと凄い事に。 前後バランスがチョット大きなモーターのせいかテールが異常に軽いのか約30gのウエイト追加です。
そして、これまたびっくり 主翼も左右かなり違います。 20g追加 もうヤケクソ!!
なんかもう、この機体長く持ちそうにもないかも・・・・ なのでエルロンサーボーのカバーは後回し。 ですが、ランディングの事を考えるとリンケージが心配(金属ギヤーでないので) とりあえずガイド板で対処です。
もう翼面荷重も50g超えてきています。 スピード出るじゃん ボソ ですがフワフワ感は脱落です。
それから、この機体にはもう一つ秘密が・・・ なんと可動翼の段差がするどい。
このままで良いのか? まぁ 一応効くでしょ。 同時に買った他のクラブ員の機体は飛んでいたので。
明くる日、飛行場へ 連休中はいいね! うそ 本当は仕事サボってます。
メカの作動テスト、モーター、スピコンのチエックも前日にこなし、バッテリーの充電も完了。
いよいよ 行くで~ ! って隣のクラブ員にお声掛け。 あっさりどうぞって・・・
まてまて、パワーチェックしないと・・ 機体の頭を上方向に向けてスロットルを上げてみます。 おおおっ! しっかり持ち上げます。 コレは期待!
もう、時間いっぱい 投げます。
最初はおとなし目に水平を保って行こうと思っていたら。 若干エレベーターがアップ気味だったのか、保々垂直に登って行きました
あら、 流石700w超えだわ・・・ ループに入れて 180°ロールし水平に入れます。 スピードが乗りません。
少しダウントリムして、様子見です。 普通ですねーーー!
次は少しダイブさせて、ターンしてみす。 うん? ちょっとクイック感がないです。 舵角が少なかったかな?
滑空比はパイロン機に似ている感じ 良くもなく悪くもなく 翼面荷重50g ってこんなもんかな。
とりあえず点検の為、ランディングのアプローチをします。 少し上空で無理したら失速していたので、緊張します。
飛行場の地面は子砂利なので草むらにと思い、そちらへ持っていったのですが、着地時 なんかミシって嫌な音が・・
胴体中央 主翼後縁の辺りがこんな状態に ええっ! 1回目のフライト8分程度で、もう壊してます。
悔しいので、即 修理です。
ゲルコート、ポリエステル、#230ガラスクロス1ply と思われる胴体は、結構弱かったので
修理は、千切れてしまった部位のところへカーボン15mm幅の帯、ハイブリッド(カーボンケブラー)クロスを上面側からと下面側からサイドで重ねて積層し、削りが苦手なケブラー対策としてマイクログラスでオーバーレイです。樹脂はエポキシ5052を使用し、40℃3時間の加熱です。
ついでに 利きの悪かった(特に低速時)エレベーターも段差対策も兼ねて改造します。
面合わせと延長です。 バルサ、梱包テープ、瞬間接着剤による作品!
伸ばし過ぎかも・・・・・
ついでに、エルロンリンケージのガイド部 写真 仮ですよ あくまでも 0.6mmカーボン板使用です。
さて今後どうなって行くのでしょうか? 因みに ペラはD10×P8 です。
機体諸元
全長 835mm GFRP ゲルコート仕上げ #230GFRP ポリエステル
全幅1450mm バルサリブ組オールプランプ
主翼面積19d㎡
機体のみ650g 取説値
まぁ デモ楽しい機体ですね。