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BS200RC光軸調整 その4 修正後ファーストライトです

2023-07-28 14:54:37 | GS200RC
修正後ファーストライト
星による光軸調整はしていません 理論的にはこれまでの対応で正しい光軸調整が行われているはずです

M27


M101
ピント甘いです プラスティック製バーテイノフマスクも事故時に割れてしまっているので(金属製を注文しました)

夜半より雲が出てきて条件はあまり良くなかったのですが、いずれもお握り像やほうき星像は見られません ほぼ円形を保っています
まずはめでたしめでたし 一時は粗大ごみとなるかもと心配しましたがちょっと自信がつきました

光軸修正にあたりGS200RC光軸修正で検索
nabeさんの星撮り日記
K-ASTECさんのBlog
けむけむさんのBlog
天文中年の部屋(和田氏)
よっちゃんのBlog
日々是後逸
等々参考にさせていただきました このBlogを参考に光軸修正される方はいないと思いますが、もし修正されるときはあくまでも自己責任でお願いいたします シロートの言うことあまり信用しないでください 機材輸入の必要な接眼部スケアリング調整なしでやってみただけですから

夜中に撮影に出ても田んぼの中では暑いですね この暑さの中涼しい高原に出かける気力もないですし、熱中症には気を付けましょう!!

GS200RC光軸修正 その3 光軸調整

2023-07-27 15:42:55 | GS200RC
鏡面洗浄が済んだので今回は光軸調整です
光軸修正には使用する機器の正確さが問題となります 私は光学についてはずぶの素人なので記述に関しては問題が多くあると思いますが、80代のじーさんのたわごとと読み流してください
購入した機材はSVBONYのコリメーターアイピース(必須ではない)
レーザーコリメーター(NEEWER製)かなり正確なつくりでしたが修正ねじもついていたので3m距離で3㎜以内の誤差になるように修正しました

購入した機材

レーザーコリメーター(3mで8㎜の変位が見られた)
のぞき窓?の直上にスケアリング用の3か所のイモネジがある
これで変位を最小にする(バッフル面または挿入壁面で固定して修正)


ZWO 30F4 MiniScopeの対物レンズを外して使用

3m離れた壁にプリント用紙を貼って120度毎に鉛筆でレーザー光をプロット誤差3㎜以内となるように慎重に調整した。これで信頼できるレーザーコリメーターとなりました
次は主鏡と接眼部との直角が正確に取れているかです 正確でなければスケアリング機構が必要になります 笠井トレーディングではスケアリング機構扱っていません 狂わない前提での販売かと思います
わかりやすくするためNabeさんのBlog(https://starphotographing.blog.fc2.com/)より説明画像拝借いたしました
(7月2日内容不備のため訂正しました)
主鏡と接眼部が直角ではない(接眼部のスケアリング調整必要)

主鏡と接眼部が直角になっている(接眼部のスケアリング調整必要なし)
レーザー光投影スクリーンはアルミホイールの非光沢面です
レーザー光と主鏡反射光がほぼ同心円を保っているので問題ないようです
さらに主鏡中心が副鏡中心と合っているか主鏡セルを再組上げしたうえ次の検査をしました

副鏡無しで鏡筒の中心にレーザー光が来ている

副鏡筒を(副鏡無しで)つけた状態でねじ穴の中心にレーザー光が来ているのを確認 副鏡の位置も正常 これらは主鏡の調整を背部の押し引きねじで修正した
これで主鏡の光軸が正しいと判断された
副鏡を取り付ける(バネを入れるのを忘れないで)副鏡セルの背面に修正ねじ3本のねじ跡があるのでこれから外れないように合わせてねじを締める

次は副鏡の光軸が正しいかだ
副鏡をくみ上げてレーザーコリメーターで調整する
少しずれている

副鏡の調整ネジを使用してレーザー光が同軸に帰ってくるのを確認した
これで光軸調整は一応完了したことになる 遠くの警告灯や公園の反対側(距離的には60m)に置いたリチウムバッテリー付属のLEDライトを利用して焦点内外像を確かめ細かな調整を加えることにした。

点滅する赤色警告灯(と呼んでよいのかなー)


リチュウム電池LED  (スマホのライトでも可 しばらく放置することになる)
いずれも修正なしでほぼ同心円でした 次は天体撮影です
何しろ光学に関しても全くのシローですから語彙も少ないし通常使用する言葉も少なくなりつつあります。すぐ忘れなかなか思い出せない。こんな状態なのではた迷惑なブログかとも思いますが楽しみの一つなのでお許しください
気が付いたこと間違っていることなどコメントしてくださって結構です



BS200RC光軸調整 その2  GS200RC分解

2023-07-27 13:32:14 | GS200RC
まずはGS200RCの分解です
小学校のころから分解大好き おもちゃやラジオはたまた父親の銀製懐中時計を分解してしまったことがありました(叱られませんでした)
まず副鏡支持環を外します 鏡筒前部の支持ねじ6本を外し力を込めて少しづつ動かすと外れます

副鏡支持環を取り外しました。主鏡セルを取り外すよりは困難ではありませんがかなり力が必要でした(すでに副鏡取り付けネジはほぼ舐めた状態です)

副鏡反射鏡側からの画像

副鏡セル取り外し
注意! 取り付けネジを緩めるのはは修正ねじ3本をゆるめてから そうしないと回らなくて(電動ドライバー使用して)ねじ頭をなめてしまった。同じサイズのステンレスねじを購入した。また副鏡セル側にばねが入っているので注意

副鏡押さえ金具も外してみました 強くねじ込むと像がゆがむようです

今度は主鏡側取り外し
フォーカサーと延長筒取り外し

鏡筒固定ねじ6本を外し、主鏡セルを外そうとするが困難 主鏡セル側に木片を当てて木槌で少しづつたたいて何とか外せました。
ここまでやると完全に笠井トレーディングの保証外となり修理に出すと6万円以上 悪くすると受け取ってもらえないようです

主鏡セル外した状態

バッフル筒外しました

バッフル筒を主鏡セルと接続する金具も外しました

後ほど記述しますが、主鏡と接眼部の直角度はレーザーコリメーターでほぼ正確に保たれていたので、主鏡セルから主鏡は外さないことにしました。副鏡もセルに取り付けたままにしてあります 購入してから5年以上たっているのでそれほど使用していませんが主鏡、副鏡ともに汚れてきていました これを機会に洗浄することにしました セルについたままでの洗浄です
場所は最もほこりが少なくてシャワーが使える風呂場です
使用したもの
1 やわらかい毛筆
2 精製水
3 中性洗剤少量
200㏄くらいの精製水に中性洗剤5~6滴入れたものを用意しておく
主鏡をぬるま湯のシャワーで洗い流す 毛筆を薄めた中性洗剤入りの精製水に浸し鏡面を優しく洗う ぬるま湯のシャワーで十分洗浄 仕上げに精製水で洗浄 副鏡も同様に洗浄し水滴吹き飛ばすか吸水紙で吸水し乾燥 
次は再組立てとなります

さいはふられた(賽は投げられた?)もう後戻りできないぞ 最後までやらねばならぬ ちょっと緊張するなー!
 


BS200RC光軸調整 その1 光軸の狂った天体画像

2023-07-27 12:07:31 | GS200RC
通常は最近常用しているZWO赤道儀AM5を、天体撮影用のZWOカーボン三脚に乗せたまま車に積んでいます。倒れないように蓄電池をストーンバックに載せています。蓄電池を降ろしているときはSXD2用のカウンターウェイトを載せています。これでひっくり返ることはなかったのですが・・・
すっかり忘れていたまま運転を始めてひっくり返り、AM5がGS200RCの上に倒れてしまいました 後悔後に立たず!!
副鏡部分を取り外し(調整ネジが閉まった状態で取り外そうとしたため電動ドライバーでねじ頭をなめてしまいました)どうにか副鏡を外して再組立て少々光軸修正も試みましたが天体写真を撮ってみると以下のような状態となってしまいました。


M106 右の星像は三角中心部はほうき星

M101  下に伸びる腕に超新星が写っています
三角おにぎりやほうきぼし様の星像
情けなやー

この後も副鏡調整を試みましたが悪くなるばかりです。根本的に取り組まなければいけないようです。




丸岡城の落日 追加

2023-07-26 21:30:24 | 太陽
その後も機会あるごとに落日の丸岡城撮影を続けました。
城が太陽の中に埋まるような写真が撮りたいのですが、地形的に困難です。でもできるだけの努力はしてみました。もう少し太陽が大きく撮れる場所がほんの2~3日あるか無しかの確率であるようです。秋の初めごろかと思います。また努力してみます。今度は光学系も変えてみたいと思います(望遠鏡を使ってみます)


以上3画像は3月29日撮影です
屋根の鯱がほぼ1直線です


これらは4月1日撮影 シャチはややずれてきました。
今回太陽が最大で撮れた位置です
もう少しだけ太陽を大きく撮れる場所がありますが日時撮影位置が非常に限られてしまいます

太陽が丁度真上です シャチも斜めになってきました。

城と太陽が一致するようにとるには50㎝~1M単位で移動する必要があります

太陽と城を同時に撮ることができる日はもうほとんどありません
次回は晩夏以後となりそうです。
では丸岡城の落日にしばしさよならです。またお越しください!!