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思考実験の続き_分与主義社会から来た男のボヤキ_03.1

2006-08-24 20:26:13 | 分与主義社会から来た男
_02の思考実験の続きです。

先に主張を書きますと
能力ある人はよりしい課題に挑戦すべき。
能率よくこなしていくことは優先すべきではない
難しい課題とは実はより興味深い課題という意味である。

さて、
力持ちのAさんは60分間フルに働くと(時給換算すると)
◇99kgの荷・1つを運ぶ場合、594 [円]
◇45kgの荷・1つを運ぶ場合、600 [円]
◇45kgの荷・2つを運ぶ場合、533+1/3 [円]

一方、標準的な筋力の持ち主のBさんは60分間フルに働くと
◇45kgの荷・1つを運ぶ場合、266+2/3 [円]

なので、(これだけの条件ですと)力持ちのAさんにとって
45kgの荷・1つを運び続けることが一番得になるでしょう。

いま、倉庫には99kgの荷・30個と45kgの荷・30個があって
Aさんはより多くのお金が欲しい、または要しているとする。

Bさんは45kgの荷をひたすら運ぶ。
Aさんまず45kgの荷・1つを運び始め、45kgの荷が全て運び終えてから
90kgの荷を運び始める、なんてことをするのだろうか。

.2へ加筆する形式でつづく
成果主義やるべき事柄ではなく、やり易い、または
より小規模な集まりにとっての利益率を優先させた評価がまかり通っていないだろうか。
上記では単にBさんの仕事を取るだけでなく、倉庫の荷物運びを早く終わらせる妨げをAさんはしているのであろうか?。


このページはなかなか進まぬ、分与主義社会から来た男の感想文に
業を煮やして、見切り発車満載で進めていく企画である。

趣旨は分与主義社会から来た男の感想文と同じで
□貨幣制度のない社会(分与主義社会と命名)から来た私にとって、
貨幣制度の幾つかの矛盾が自浄されるシステム構築で分与主義社会では
難しかったことがこの社会ではできるという感想を持ちました。

一言で自浄システムを言っても、簡単に達成できるものではないでしょう。
よそから来たものとしては私が貨幣制度の幾つかの矛盾の一つと考えている
格差が生じる・拡大することへの放置の現実を挙げることで、自浄システムについて考察したいと、現時点では考えています。

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