□中須賀真一教授(航空宇宙工学)の研究室の大学院生らが製作した一辺10cmの立方体で、重さわずか1kgの超小型人工衛星「サイ5」がロシアのプレセツク宇宙基地から打ち上げられ、その日の夜、日本上空を通過した衛星から電波を受信した。軌道上で、新しい太陽電池の実証実験や地球の画像を撮影し、携帯電話などへの配信サービスなどに取り組む。_27.10.2005
□人の個人差についてDNAのどの場所に違いがあるかを多くの人で網羅的に調べたデータベースが日米英などの協力でできた。解析したのは理化学研究所遺伝子多型研究センター(中村祐輔センター長)、英サンガー研究所などだそうだ。日米中とナイジェリアの住民計269人から同意を得て血液を提供してもらい、DNAを構成する塩基の中で、個人差があると報告された個所約110万個を分析した。個人差にはパターンがあり、全部を調べなくても、適切な代表個所を調べれば残りは予測可能になるそうだ。今回の解析で「代表」を25万個に絞り込み、日本や中国では個人差の98.5%を判別できることが分かった。米国で94.1%。ナイジェリアでは70.1%だった。_27.10.2005
□クローン動物に育つことができないクローン胚をつくる技術を、米マサチューセッツ工科大のグループが開発した。取り出したマウス細胞の子宮への着床にかかわる遺伝子を働かないようにして、卵子に移してできた胚は仮親の子宮に戻しても着床しなかった。そして、胚の内部の細胞を特殊な条件で育てるとES細胞ができ、普通のES細胞と同様の能力を持っていた。_17.10.2005
□緑藻の仲間を細胞内に取り込み、光合成能力を獲得する不思議な単細胞生物を、筑波大の岡本典子さんと井上勲教授が和歌山県と福岡県の砂浜で見つけ、「ハテナ」と名付けた。学生時代に一般の植物で光合成を担っている葉緑体は、太古には独立した藻類だったと説を知ったとき、興奮したことを今でも忘れられない。_14.10.2005
□時たま話題になる折り紙バルキリ。また、話題になっていました。この偉業をこの機会に紹介。閲覧してください、ここをクリック!_14.10.2005
□トヨタ自動車が四輪それぞれにモーターが内蔵された燃料電池自動車発表とある。この類の記事を見るとエリーカの偉大さを感じる。この機にエリーカについても読みましょう!_11.10.2005
□宇宙航空研究開発機構はエンジンなしの小型無人超音速実験機をロケットで打ち上げ、マッハ2で滑空させる実験に成功した。実験機は長さ11.5mで重さは2t。高度約19kmに達したところでロケットを分離して最高マッハ2で滑空。これからの日本はこれまで以上に航空・宇宙で稼げるようにならなくてはいけないので応援!!_10.10.2005
□アスレチックスはケン・モッカ監督の退団を発表した。ここ二年はプレーオフに進出できなかったもののアスレチックスらしいよい戦いをしていたので残念。3年間の通算成績が275勝211敗っていうだから立派なもんですよね。中日に指揮官として、、、_06.10.2005
□ガン細胞の増殖を止める鍵になるタンパク質をハーバード大の中谷喜洋教授らの研究チームが発見した。ガン細胞内でタンパク質「p600」の合成を妨げたところ、ガン細胞は増殖を止め、次々と自滅したと報告。この報告からp600がアポトーシスに関わっているだろうと誰もが考えるので応用も含めて今後の展開に期待、興味津々です。何でも、培養したガン細胞内のp600の数は正常細胞のそれと比べて異常に多く、p600の合成を妨げるとガン細胞は次々と死んでいったそうです。_04.10.2005
□米LiftPort Groupが独自に開発を進めるている地球と宇宙空間を結ぶエレベーター、LiftPort Space Elevatorの上空で初の昇降テストに成功したとの発表されてました。軌道エレベータとか宇宙エレベータとか称されている類ですが個人的にはテザー衛星とならび注目分野です。
画像は
ここをクッリク!
今秋中にも、次なるテストを実施して、さらに開発を進めていく方針が明らかにされている。_29.09.2005
□大王イカの映像(30秒で1コマ)がニュースで流れていた。引っかかった映像だった。悠々泳いでいる姿もみてみたい!_29.09.2005
□スカイカーM400の写真が出ていた。2000年ごろに出た写真のスカイカーもM400だったが変わったところとかあるのだろうか?私は有機系で昆虫を参考に飛ぶ仕組を考えたい。_27.09.2005
□日立製作所が大気中で数十ボルトの低電圧で動かせる、人間の指のような滑らかな動きをする有機素材による伸縮素材を開発を報告。最近、人工筋肉ネタは多い!特許公開2005-169×××もそこ狙い。でも、他にも狙いはある。_22.09.2005
□中村修二さんらが新しい半導体膜を開発により青色発光ダイオード(LED)の消費電力を10分の1にできる材料の開発に成功した。開発者、発明者はとまらないものだと素直に感心させられます。_21.09.2005
□従来より高い温度で電気抵抗がなくなる超伝導材料、二ホウ化マグネシウムを使い、MRIに必要な1.5テスラの強い磁場を長時間安定して発生させることができる電磁石を作ることに成功したそうだ。_15.09.2005
□東大の久恒辰博・助教授(脳科学)と大学院生の戸塚祐介さんが脳波「シータ波」が脳の中の海馬に伝わると、やがて脳神経細胞に育つ前駆細胞が刺激され、最終的に脳細胞が増えることを報告。久恒さんは「人も学習しているときに海馬からシータ波が出ているとの研究がある。勉強すると頭がよくなる仕組みがわかった」と話す。勉強しなくても頭がよくなる方法に応用してくれ。_15.09.2005
□ガン組織への血液供給を断って、文字通りガン細胞を兵糧攻めにする面白い研究があったがなかなか成果があがっていなかった。これはGRP78というタンパク質が血液不足に陥るとガン細胞内に作られ、兵糧攻めに対抗しているとか。_24.08.2005
□在日のコスタリカ人の方々は新聞の見出しに吃驚させられている。あのリップサービスというか話せば失言のコスタリカ友好の団体に所属していた首相経験者の方が命名したそうな。コスタリカでは連続当選禁止を目的とした方式がとられているので志の差を感じる。トルコ風呂問題を思い出す。ちなみにどちらも岐阜があついという妙な共通項が、、、_14.08.2005
↑08.2005
□富士山には上昇気流等にのって、自力では降りられないモンシロチョウがたくさんいるそうだ。事実として、また、たとえ話としても使えそうな興味深い現象です。_23.07.2005
□_20.05.2005のコミミについて検証ページです↓
http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2005_07_11_02.htm
こういった流れは大好きです。一連の記事に興味を持たれている方が多いのも納得。今回の卵の写真は素敵。そして、Project eggsというタイトルが最高!!_11.07.2005
□カペタ(capeta;曽田正人さん)がこの秋からTVアニメ化が決定したそうな。シャカリキのときより、F1好きがでていました(秋田書店刊の単行本の話で、現在、小学館より出ている版については未確認)から、連載当初から注目しておりましたが、事実面白く、アニメ化は嬉しい。出来ることなら、自らシャカリキをアニメ化したい。_06.07.2005
↑07.2005
□大気圧の約1/6の環境下でアルコール液滴をガラス板に落としたところ、しぶきが上がることなく、表面にそのまま広がった。報告者らがいうよう、これはインクジェットや燃焼系の分野に応用できそうです。高圧ジャムの話があるので、以前から高圧下のインクジェット技術に興味はありましたが低圧にするのはなるほどです。環境を制御するのはコスト大の可能性があるので変化球の原理で液滴に回転制御するのもありでは。_30.06.2005
□とあるアリはおよそ3cmごとにフェロモンをつけ、巣から離れる方向に約60度の枝分かれ(巣に近づく場合は約150度になる)となるフェロモンの道筋をつくり、餌探し、帰宅を行っている。随時書換テキスト文作成の参考になるかも。_22.06.2005
□フォトニック結晶(光のエネルギが熱として奪われるのを光を通れなくする、速度を遅らせることで外に出る光エネルギを増やせる)で透明な微小な粒より構成したところ、光の伝わり方がおよそ、1/40に。材質が高分子なので発光ダイオード、OLEDの構成層に展開できる。_22.06.2005
□核が細胞の中心に移動する仕組みは微小管が核を押すのか引くのか、について。横軸;時間、縦軸;移動距離にしたとき、数値解析では押すはグラフが凸に、引くはS字になり、ある線虫における受精卵の核の移動はS字であらわされ、引くが有力。生物(細胞)の進化上、このようになったのであろうがバイオチックな回路においては敢えて押すの制御にすることで自然界以上の性能を示すかもしれない。_20.06.2005
□日差しが強い季節になりました。高分子材料である皮膚はUVをトリガにメラニンを生成する受動的な防御とUVで損傷したDNA上にチミンダイマーを生成することで生じた立体的ひずみを選択的に感知して除去・修復する能動的な防御で真夏の太陽に対抗する。チミンダイマーを生成・感知する能動的なシステムは光を利用した生産・メンテナンスシステムになりうる。_15.06.2005
□日立が日本メーカとしては初めて鉄道発祥の国、英国の民間鉄道会社に鉄道車両168両を納入する契約を同国の戦略鉄道庁と結んだそうです。あのユーロスターに連絡する線を走る予定だそうです。更なる健闘を願います。戦略鉄道庁という単語も気になる。_02.06.2005
↑06.2005
□BSマンガ夜話でマクロス(映画の方)がとりあげられる(6/29)。第4弾かもしれないが同じ週で未来少年コナン(山形で公開収録)とエースをねらえ(こっちも映画)ということで嬉しい布陣である。_25.05.2005
□立ち上がりの後はジャンプ!。といってもレッサーパンダ(こっちも跳ぶ展開があるかも?)ではありません。ゆで卵の話です。横になっているゆで卵を回すと重心の移動により立ち上がる現象について2002年に式で説明をしてくれた下村先生が今度は毎秒30回転以上で回すと立ち上げる過程(45°辺り)で一瞬ジャンプするという解析をされました。検証実験難しいから、SFのネタにしよ!_20.05.2005
□樹木の深過冷却(木内部の水が凍らない)について、細胞壁の構造などの物理的現象とは別に不純物の制御で水分子のクラスタ化が起きているのではないかという記事があった。イオンチャンネルを利用したデバイスを提案したい者としては興味深い内容。_18.05.2005
□(宇宙の)赤方偏移はドップラー効果ではないそうだ。()つけはさらなる誤解を避けるため。といっても私のような素人が知る赤方偏移例なんて、宇宙の赤方偏移位?(いずれにしろ)マクロかミクロ。で、ドップラー効果ではなく何でかというと膨張した空間を伝わるすべての光波は引き伸ばされるかららしい。_16.05.2005
□野村さんが使用していたヘルメットは清原選手が使っていたんだ。この間の死球で叩きつけていたけど大丈夫?ところで野村さんも日米野球で使われていた大きいサイズのヘルメットをゲットしたそうな。何球団まわっているのだろう。_14.05.2005
□慶応大の清水浩教授らのグループが開発していた電気自動車、三菱自動車で順調のようです。昨年、NHKスペ.で取り上げられておりましたが。ちなみに2001年の6月には時速300キロメートル超えを記録(時速311キロメートルの記録を持つ8輪駆動車「KAZ」)してるんですよね。_11.05.2005
↑05.2005
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