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ことば遊び館

ことわざ、俳句、短歌、川柳等々、ことば遊びのブログ(イラスト入り)

武士に二言はない(江本孟紀編)

2007-12-02 | ことわざ館は行
武士に二言はない(ぶしににごんはない)
信義と面目を重んじるのが武士たる者の心得。
一度言ったことは、取り消したりせず、最後まで責任を持つという意味。



進展
武富士に二言はない

金融関係のCMに出て、イメージダウンにならなければいいのですが…。

匹夫の勇(太田光編)

2007-12-02 | ことわざ館は行
匹夫の勇(ひっぷのゆう)
血気がはやって勇ましがるだけの見せかけの勇気。
思慮分別に欠ける向こう見ずな行動のこと。
※匹夫は身分の低い男。教養のない男。



進展
ピップの勇

伯仲の間(風間杜夫・蛭子能収編)

2007-12-02 | ことわざ館は行
伯仲の間(はくちゅうのかん)
伯は長男。仲は次男のこと。
長男と次男では、年齢の差も少なく優劣の差のないことから、互角であるということのたとえ。



進展
白中のカン

一昔前なら、3連休ともなると、フジテレビの深夜枠で”われめdeポン”という芸能人の麻雀大会が放映されていた。

麻雀好きの私、毎回楽しみにしていたのはもちろん、録画するなどして大会の映像をかなり保存している。

色々な芸能人が参加したが、特に印象に残っているのは、風間杜夫である。
彼の麻雀は、ねちっこくてあまり好きではないが、6回優勝、それも5連覇達成とその実力のほどは、強豪・強運のメンバーの中でも群を抜いているといえるだろう。

ところが最近は、放映自体めっきり減ってしまった。
私の推測だが、その原因を作ったのは、

蛭子能収、お前だ~~。

彼は以前、ある週刊誌にギャンブルのコラムを持っていて、今週は何十万円負けたなどときな臭いことを書いていた。
公営ギャンブルの話題ならいざ知らず、麻雀賭博のことも色々書いていたものだから当局から目をつけられ、結局ご用。
蛭子は、われめdeポンの出演者でもあり、下手な麻雀を披露していたが、出演者が逮捕されたとあっては、流石のフジテレビやスポンサーも腰が引けたのだろう…。

あ~あ、人の楽しみ奪いやがって…。

それがなければ今頃は、参加者の誰かが

ハクカン

チュンカンなどとやっていたに違いない。

これが本当の、白中(はくちゅん)のカンだ。

蛭子め~~~。

人の一寸我が一尺(和田アキ子編)

2007-12-02 | ことわざ館は行
人の一寸我が一尺(ひとのいっすんわがいっしゃく)
他人の欠点は、ほんの小さなことでも気になるものだが、自分に関してはたとえ大きな欠点があってもなかなか自覚できないという意。
一寸…3.03cm
一尺…一寸の十倍



笑っていたかと思えば、泣いてみたり。
怒るのはいつものこと、時には脅してみたり。

なぜ、みなさん、彼女に好き勝手なことをいわせておくのか。
私が近くにいたら、ガツンといって


やりたいなあ…。

いずれにせよ、近づきたくない人です。

忙中閑あり(小島義雄編)

2007-12-02 | ことわざ館は行
忙中閑あり(ぼうちゅうかんあり)
どんなに忙しい時でも、ちょっとした時間は作れるものだということ。



進展
防虫缶あり

以前のことです。

出張からの帰り、上司から直帰の許しを得た私と相棒は、せっかくの東京だからと銀座に寄り、評判の中華屋に入ることにしました。

店は確か、5丁目中央通り付近にあったように記憶しています。

もうすぐ店という時に、遠くで聞こえていた消防車のサイレンの音が大きくなって、私たちの横を通り過ぎて行きました。
それも、消防車が角を曲がった辺りで、サイレンの音が止まります。
「えっつ!?」
「行こう!」
火事と喧嘩は江戸の華。
私たちは顔を見合わせると、現場の方に急ぎ足で向いました。

高鳴る心臓…。

角を曲がった私たちが目にした光景は…。
火事はどこ?
消火活動は、どうした?

しばらくして、ひとりの消防士が、本部へ報告を始めました。
「はい。
出火はありません。
ゴキブリ退治に殺虫剤を焚いたのですが、周辺への通知、張り紙等での案内がなく、煙を見た近所の人が通報したとのことです」

消防車は、3台ほど駆けつけたでしょうか。
なんともお騒がせな話ですが、悪気があってやったわけではなく、厳重注意で終わりと隊員さんはいっていました。

その時の殺虫剤ですが…、
アースレッドだったか、バルサンだったか…。


あっ、そんなの関係ねえ、そんなの関係ねえ(ベネトン風)
おっぱっぴー。

棒ほど願って針ほど叶う(西田敏行編)

2007-12-02 | ことわざ館は行
棒ほど願って針ほど叶う(ぼうをねがってはりほどかなう)
大きな願望を持っても、実際にはほんの少ししか叶えられないものだということのたとえ。
だからこそ、望みは大きいほどいいことだという意味も含む。



私の宝くじ最高当選額は、ナンバーズ3のストレートで当てた7万円です。

テレビや新聞で、毎日のようにフセインの名前が出ていた頃の話です。
クサイとウダイ。
ふたりの息子の名前も、当時初めて耳にしました。

ナンバーズ、いつもやっていたわけではありません。
気が向いた時に、思いついた数字の組み合わせを購入していました。
その時も、
「ウダイは無理として、クサイなら…」
と、10通りの組み合わせで1000円分購入しました。

と、来たんですね。
”931”
が。

お金は、全額奥様に渡しました。
これは、財産を分与するという配偶者としての義務です。
その後で、少々値の張るワインを買う許しを得ましたが…。



宝くじといえば、他にも思い出があります。
新橋、サラリーマン時代、烏森口の広場(よく、テレビで、酔っ払ったサラリーマンが、インタビューを受ける辺りです)に、掘っ立ての宝くじ売り場が幾つもあり、おばちゃんたちがくじを売っていました。

会社帰り、同僚と飲むことになり、新橋駅付近で店探しです。
その時、まだ確認していないくじがあることを思い出し、小屋のひとつで見てもらいます。
確か、地域振興くじだったと思います。
1枚100円、全部で2000円分でした。
大きな売り場ならまだしも、小さな売り場には自動読み取り機などなく、手での確認作業です。
しばらくの間、台帳とくじを見比べていたおばちゃんですが、
「お、お兄ちゃん。
当たってるヨ」
「えっ、本当?
い、幾ら?」
「ちょっと待って、きちんと調べるから」
「やったなあ」
と、同僚です。
「ああ。
そうだ、今日の酒、奢っちゃうよ」
「いいの?
悪いネエ。
じゃあさ、高い店に行きたいな…」
「いいよ。
任せておいて」

額は分からないものの、しばし夢の世界です。

「はい、オメデトウ」
おばちゃんの手にあったのは、千円札が1枚でした。
「えっ?
これだけ?」
「千円当たるなんて、大したもんよ」
「おばちゃん、勿体つけるから、もっと高額かと思った…」
「約束は約束。
悪いけれど、奢ってもらうからね。
武士に、二言はないよね?」

当時も、そして今ももちろん武士ではありませんが、奢らされました。

あのおばちゃん、元気でしょうか…。