ことば遊び館

ことわざ、俳句、短歌、川柳等々、ことば遊びのブログ(イラスト入り)

あなたの風邪はどこから?

2008-01-14 | お遊び館
風邪ひいてました。

今年の風邪は、辛いものがあります。
どうか、お気を付け下さい。


さて風邪と言えばこの方。

あなたの風邪は、どこから?


私の風邪は、財布から…。
後がよろしいようで。

日本酒の似合う女優と言えば…

2008-01-10 | お遊び館
この人もそうかなあ…、と。



叶和貴子さん。
今もお綺麗だけれど、若い頃は…。

日本酒の勉強11

2008-01-06 | お遊び館
コンテストで、金賞を受賞した吟醸酒。
なかなか私たちの手には入りません。

それもそうです。
コンテストのための酒ですから、量産体制にはなっていないのです。
ある程度の量を作ることになったとしても、特定のところに流れ、やはり入手は困難です。
万が一店頭に並んだとしても、プレミアが付いて1本数万円ということもあります。
こういうことから、コンテスト自体を、消費者を無視した酒造業界の自己満足と非難する人もいます。
それはなにも、外からの非難だけではありません。
業界内からもあります。

大吟醸酒は、酒造りの技術の粋を集めたものです。
それにおける研究の成果は、色々なことに利用されています。

私も、コンテスト自体を非難するつもりはありませんが、大吟醸酒造りに力を注ぐことの出来ない酒蔵も多いことは事実で、三増酒を造らずマジメに酒造りに勤しんでいるのに、体力がなく倒産の憂き目にあっています。

全部が全部とはいいませんが、大手の酒造など、大吟醸酒を研究・醸造する傍ら、三増酒を造っているところも多いのです。

なぜか。

それは、簡単で安く酒造りが出来るからです。
大吟醸酒ではそれほどの利ざやはありませんから、三増酒の売り上げで回収しようということです。

極端な話、ベースとなる日本酒は、規定を満たしていればどんな安酒でも良いのです。
なぜなら、味の基本は、糖類やアミノ酸などの添加物によるのですから。

米だけの酒を、自社生産するのか外注するのかは分かりませんが、オートメーション化された工場で酒と三倍増酒がブレンドされ、瓶や箱に詰められていくのです。

日本酒の勉強10

2008-01-03 | お遊び館
日本酒の定義などを調べた上での、これからが私の考えです。

みなさん、今、米が不足しているでしょうか?

一時、”平成の米騒動”がありましたが、あれは冷夏の影響により収穫量の減少から来たもので、今は不作ということはなく、また政府もまさかの時のために相当量の米を備蓄しています。

それなのに日本酒は、戦中・戦後まもなくの米不足の時の旧態然とした酒造りが認められているのです。


ではなぜ、三増酒が作られ、売られているのか…。

日本酒離れが進んでいるとはいえ、ファンもたくさんいます。
それは、美味しい日本酒を知っているからです。
その人たちは、大吟醸酒や純米酒を好んで飲みます。
特に大吟醸酒は、米で出来ているのに、フルーツの香りがします。
青リンゴだったり、パイナップルだったり…。
それが、吟醸香というものですが、実におもしろいものです。

さて、その美味しい酒を醸すには、品質のよい米を使う必要があり、それらは大変高価です。
そしてその高価な米を極端に磨く必要があり(2であげた、雑味の素となるたんぱく質やミネラルを取り除くためです)、極めて不経済であり高い技術を要します。
それもそうです。
あの小さな米粒を、壊さずに綺麗に削るのですから。
機械で削るということは、熱を持ち形が壊れやすくなります。
壊れては、美味しい酒を造ることができません。
それに、高い熱は品質にも影響があるはずです。

今はかなり高性能の機械が開発されたようですが、それでも細心の注意が必要です。
削った後も、しばらくは熱を持っていますから、すぐに水に浸すことをせず2日間ほど放置して熱を冷まします。

要するに、手間が掛かるのです。

大吟醸や純米酒は、材料や工程を反映してかなり高価です。
でも、それほど儲けがないらしいのです。

では、なぜ、儲けが少ないのにそんな酒を造るのか。

それは、大吟醸酒のコンテストがあるからです。
大吟醸酒造りには、前述の磨き以外にも、様々な高度な技術を要求されます。
コンテストは、いい意味では、メーカーの技術力を競いあわせ、向上を促がすためのものです。

そのコンテストで金賞を貰ったら、ハクがつくじゃないですか。
時々見かけるでしょ、○○年度何々金賞受賞って。

そういう酒、飲んでみたくなりますよね。

芸能人と、日本酒の勉強09

2007-12-30 | お遊び館
前に書いたように、酒の分類は結構複雑で、
□特定名称酒
・吟醸酒
・純米酒
・本醸造酒
□普通酒
□その他
に、分けることが出来ます。

三倍醸増酒は、普通酒の分類に入り、普通酒(清酒として販売されている8割が普通酒です)も幾つかに分けることが出来ます。

それは、
・普通アル添酒
・三増酒
・三倍増醸ブレンド酒
の3種類です。

この中で普通アル添酒だけは、醸造アルコールの添加量が、白米1tあたり120㍑以上~280㍑以下と決められています。
他の2つは、量を3倍以上にするのですから…。

特定名称酒に付いては、これまでも幾つかのデータを記載しましたが、醸造アルコールの添加量には触れていなかったのでここで追記します。

種類
特定名称………醸造アルコール添加量

吟醸酒
純米大吟醸酒…添加なし
純米吟醸酒……添加なし
大吟醸酒………白米1tあたり120㍑以下
吟醸酒…………白米1tあたり120㍑以下

純米酒
特別純米酒……添加なし
純米酒…………添加なし

本醸造酒
特別本醸造酒…白米1tあたり120㍑以下
本醸造酒………白米1tあたり120㍑以下

普通アル添酒は、調合酒の添加はないので、合成的な味わいになることはないようですが、特定名称酒とは精米歩合が明らかに異なるので、雑味の多い仕上がりになるようです。


女性で日本酒が似合いそうな人といえば高島礼子。
彼女も、描くのむずい。

ついこの間までは、苦手な女性。
綺麗な人とは認めていても、なんとなく嫌いだった。
それが最近、目から鱗が落ちた感じで、ファンになっちゃった。
ポリポリ。

芸能人と、日本酒の勉強08

2007-12-28 | お遊び館
さて、前々回に登場した三倍増醸酒ですが、初めて耳にする方もいるかもしれないので、かいつまんで説明しましょう。


三倍増醸酒は、闇の酒バクダンを飲んで失明・絶命する人が後を断たないことを危惧した当時の政府が考えてこさえさせた?、米不足の当時としては画期的な酒の増量法と言えたようです。

昭和17年、原料の米不足による日本酒の生産減量を解消すべく、清酒に人工的に作ったアルコールを添加出来る、アルコール添加法(白米1t当たり180㍑のアルコール添加)が認可されました。
が、戦後数年経た昭和23~4年頃は、更に食糧事情が悪化し、以前を上回る添加(白米1t当たり720㍑)が許されるようになったのです。

しかしその製法には、一つの問題がありました。

大量のアルコールを添加して、増量をはかるのは良いのですが、無味無臭のアルコールをただ単に加えることにより、旨味のない酒が出来上がるのです。

そこで考え出されたのが、清酒に糖類(ブドウ等・水飴・白糠糖化液)、酸味料(乳酸・コハク酸・クエン酸・リンゴ酸)、調味料(グルタミン酸ナトリウム・アミノ酸)を加え味付けをする製法でした。


三倍増醸酒は、三増酒とも呼ばれ、これ自体が酒として売られているわけではありません。
アルコール添加酒にブレンドされる、調合用の酒なのです。
この酒を加えることにより、酒の全体量を3倍に増やせると言うことから三倍増醸酒と呼ばれるようになったのです。


3倍、3倍。

興味のある方は、酒屋かスーパーに行って、2㍑¥1000前後で売られているパック酒の箱書きを見て下さい。
原料のところに、糖類・酸味料・調味料などの文字が、確認できるはずです。

月桂冠など一部のものは、米、麹、醸造アルコールだけで、糖類等は含まれていません。

芸能人と、日本酒の勉強07

2007-12-27 | お遊び館
三倍増酒の話をする前に、醸造アルコールの原料に付いて触れます。

醸造アルコールの定義を調べると、”含糖物質やデンプン質を原料に醸造し、蒸留されたアルコール”とあります。

含糖物質ってなんですの?となるわけですが、含糖物質とはさとうきびから砂糖を製造する工程で出る廃糖蜜、精製糖蜜、甜菜(てんさい)糖蜜のことをいいます。


甘~い!

これらを説明していたのでは、紙面が幾らあっても足りません。
糖蜜に関しては、下に掲載のホームページで、調べて下さい。

ちなみにこの糖蜜は、化学調味料の原料としても使われています。


もう一つの原料であるデンプン質は、米、甘藷(かんしょ)、とうもろこしなどがあり、麹または酵素剤を使ってこれらを糖化して出来ます。

原料としては、デンプン質アルコールの方が割高で、醸造アルコールとして用いられるものは含糖物質を原料としたものが多いそうです。
でも最近は、デンプン質アルコールの使用に移行する酒蔵が増えてきていると聞きます。

農畜産業振興事業団 今月の始点 糖蜜

芸能人と、日本酒の勉強06

2007-12-26 | お遊び館
前回は醸造アルコールの使用目的に付いて書きましたが、醸造アルコール添加の歴史の本を紐解いて見ると、殺菌や香り・味付け以外の目的で使われてきたことが見えて来ます。


そもそも”清酒”とは、例外を除き、米・麹・水だけで造られるもの、いわゆる純米酒だったのです。(酒税法には、”日本酒”と言う呼び名はありません。明治以降に入って来た外来酒と区別をするために、一般的に用いられているだけです)

例外とは、江戸時代に行われた”柱造り”と言う、腐敗を防ぐためにもろみに焼酎を加える製法です。

では、いつ頃から醸造アルコールの添加、いわゆるアル添が行われるようになったのでしょうか…。

アルコール添加法の歴史は浅く、昭和17年に認められています。
昭和17年と言えば、戦時中のことで、原料の米が不足していたことは想像に難くありません。
が、政府としては、軍隊の士気を高めるために、戦地に清酒を供給する必要がありました。

そこで、昭和14年から満州で実施されていたアルコール添加酒の製造が、国内でも認められたのです。

戦中の物資不足、米不足は、敗戦後さらに深刻な問題となります。
銀しゃり(白米)を口に出来た人はいかほどいたでしょうか、米に雑穀を入れて増量したり、馬鈴薯や甘藷を食べることが出来た人は良い方で、貧しい人たちは野草で飢えを凌いでいたと聞きます。

そんな中では、大っぴらに酒を造る訳にもいかなかったでしょう…。

が、飲兵衛と言うのは、どの時代でもゴキブリのごとく逞しく、様々な手立てを考え出し、味わうと言うより酔うための酒を造り出します。
今日も、長く続く不況から、店で飲む回数を減らしたり、楽しみとしていたビールを発泡酒や第3のビールに変えて晩酌としたり、人それぞれ工夫をしていますが、物が溢れながら我慢の現代より、根本的な物不足から来る辛抱当時の創意工夫には、驚かされることが多いものです。

例えば”カストリ”と言う酒は、甘藷や雑穀から作られた密造焼酎ですが、その他にも”バクダン”という危険なアルコールが流通しました。

そもそもバクダンの原料となったエチルアルコールは、石油不足を補うために甘藷を原料に造られた燃料アルコールであって、飲料が目的ではなかったのです。
が、このエチルアルコールは、水で希釈すれば酒として飲料できた(原料が甘藷ですから)ため、高額な酒税が掛けられていました。

それは、アルコールを扱う業種に取っては重い負担で、税金対策の一環としてエチルアルコールにメチルアルコールを加えた”工業アルコール”を作り、燃料アルコールとしました。
メチルアルコールは人体に有害なため、ピンク色に着色し誤飲を防ぐ対策を取ってありましたが、飲兵衛たちがこの安価な工業アルコールを見逃がすはずがありません。

飲兵衛たちは、有害な工業アルコールから、飲料アルコールを抽出してしまったのです。

その抽出法と言うのが、メチルアルコール(沸点64.6℃)とエチルアルコール(沸点78.3℃)の沸点の違いを利用したもので、熱を加えることにより揮発性の高いメチルアルコールを飛ばすと言う粗悪な精製技術で飲料アルコ-ル、バクダンを造ってしまったのです。

が、如何せん粗悪な精製技術ですから、有害なメチルアルコールが残留している場合もあり、それを飲んで失明、失命した人も多く、これから書く”三倍増醸酒”の登場は、ある意味致し方なかったのかもしれません。


のん兵衛というか酒乱というか…。
俳優の江守徹を思い浮かべますが、彼の場合ワインの方が好きなようですし、日本酒やビールというとこの人ですね。
実はこの人、2度ほど見かけています。
私、当時杉並に住んでいたので、休日は新宿で過ごすことが多く、その日も西口のビル街を歩いていたら、三井ビル前の広場で♪朝だ朝起~ち♪とミニコンサートをやっていました。
後は、会社帰り、銀座西武マリオンの地下、酒蔵で酒を見ている時に誰かが凄く近くまで近づいて来て…。
誰?って見たら、なぎらのおっさんでした。
で、ぎろりと睨まれ…。
あちらから近づいて来たんですよ。
「あっ、なぎらさんだ~」
とか、黄色い声を上げれば良かったのかなあ。

芸能人と、日本酒の勉強05

2007-12-25 | お遊び館
酒造りは複雑です。
前回の工程の説明で足りたとは思いませんが、もう一歩踏み込んで醸造アルコールに付いて触れてみようと思います。

醸造アルコール自体知らない、知っていても悪酔いの元、ガソリン臭の元と言うような負のイメージを抱いている方も少なくないようですが、実際には無味無臭のもので、二つの効果を得るために添加されます(アル添-日本酒造りの行程で、もろみの発酵の末期に醸造アルコールを添加します)

一つは殺菌のためです。
酒造りにおいて、酒を腐敗させる火落菌(ひおちきん)という乳酸菌が繁殖する場合があります。
普通、細菌はアルコールに弱いとされていますが、この火落菌は日本酒のようなアルコール度数の低い酒に繁殖する細菌で、濁りや酸味、変な匂いの元になります。

火落菌は、60℃程度の熱で死滅するため、昔から”火入れ(酒の低温殺菌)”と言う酒の品質を失わずに殺菌する高度な技術が施されてきており、製造工程でのアル添は、もう一つの目的である、香りや味の向上のためと考えた方が良さそうです。

火落菌さんですか?
まあ、失礼な。
菅井きんです。
もんどがお世話になったそうで…。

いえいえ、こちらこそ。
今日は、ゆっくりしていって下さいね…。


と言うのも、酒に醸造アルコールを添加すると、香りが良くなり味が軽やかになるのです。
いわゆる、現代人好みの”ライトな”酒質にできるのです。
醪(もろみ)の中に芳香成分が含まれていますが、水では容易に熔けません。
それが、醸造アルコールを添加することにより溶融し、果実の様な香り(吟醸香)を出すことが分ってきているのです。

そういったことを考えると、醸造アルコールは、酒作りに欠かせないものなのです。

芸能人と、日本酒の勉強04

2007-12-22 | お遊び館
日本酒の種類や定義づけ、酒米、精米のことなどを調べたので、製造工程に進もうと思います。

製造工程
1.精米
玄米(酒米)を精米し、外側の脂肪やタンパク質を削り取り、でんぷんだけの白米にします。
磨かれた米は、麹が入りやすくなります。

2.洗米
精米した米を洗い、表面に付着している糠などを落とします。
さらに、水分を含ませるために、水に浸しておきます(浸漬)
ここでは、十分に水を吸わせます。
次行程の米蒸しで、均一に仕上げるためです。

3.米蒸し
浸漬を終えた米を、甑(こしき=蒸し釜)で一時間ほど蒸します。
蒸し上がった米を、筵の上に広げ手でかき回しながら、冷気で冷まします。

4.麹造り
麹造りは、室温28℃くらいの室の中で行われます。
蒸した米を35℃くらいまで冷し、種麹を混ぜて、麹菌を繁殖させます。
繁殖を続ける麹菌の発熱によって麹の温度が変化して行くので、温度計で監視しながら温度調整を行います。

5.もと造り
出来上がった麹と蒸米、水、酵母菌を入れて出来たものが酒母(しゅぼ)で、酒の元になることから”もと”と呼ばれます。

もと…。
そう、モト冬樹です。

ここでは、働きを邪魔する雑菌類から酵母を守るため、乳酸が添加されます。
*速醸もと-既成の乳酸を添加して造ったもと。
*生もと・山廃もと-自然の乳酸菌によって乳酸を作っていく方法。

6.仕込み
酒母に、麹・蒸米・水を加え、もろみを造ります。
もろみ造りは、一度に行うと酵母が発酵不能におちいるため、普通3回に分けて行われます・・・三段仕込み
(1回目-初添、2回目-仲添え、3回目-留添)

もろみの中では、麹が蒸米のでんぷんをブドウ糖に変え、そのブドウ糖を酵母がアルコールに変える併行複発酵(ビールなどは、でんぷん全部をブドウ糖に変えてから一気に発酵させます。ところが日本酒は、変換された糖から順次発酵されて行きます。こうすることで、アルコール度数が高くなるというのです)が行われています。
留添を終えたもろみは、温度管理のもと、20日間ほど放置します。
もろみの発酵の最後に、酒質を調整する目的で醸造アルコールが加えられます。

7.搾り
ちょうどよいアルコール分を見計らってもろみを搾り、酒と粕に分けます。

8.火入れ
搾った酒は、そのままでは酵母が生きているため、春から夏にかけて気温の上昇とともに変質してしまいます。
そこで、約60℃の熱で低温殺菌を行い、酵母の活動を休止させます。
火入れをせずに、特殊なフルターで酵母やその他の菌を越し取り発酵を止めたものが”生酒”です。

9.ビン詰め
目指す味・香りになったところで、腐敗防止のためにもう一度火入れが行われ、ビン詰め出荷されます。

いい仕事、してます

2007-12-21 | お遊び館

UFOは絶対いると思っています…。


ゴジラかモスラが攻めてきたら、自衛隊は派遣できます。


名寄せってなんですか?薬害肝炎てなんですか?


みなさん、それぞれ頑張ってらっしゃるんじゃないですか?

芸能人と、日本酒の勉強03

2007-12-20 | お遊び館
ここでは、酒造適合米のルーツの説明から、精米の話に移ります。


酒米の中でも代表的な”五十万石”や”山田錦”の親にあたり、酒造米品種のルーツといわれる“雄町(おまち)”は、1859年に、岡山県雄町在住の岸本甚造氏が、大山詣(だいせん-鳥取県)の折に発見した2本の稲穂を持ち帰り、食用米として改良を重ねたもので、1868年に改良に成功して以来、岡山県の奨励品種に採用され食用として広く流通しています。

米といえば、石ちゃん…。
石ちゃんは、岡山出身?

すいませ~ん、横浜の保土ヶ谷です。
ちなみに惠は、鹿児島出身です。

その雄町ですが、酒米として理想的な条件である”心白”の発現率が良く、大粒であったために酒米としての評価が高まり、様々な醸造好適米の開発の元になったと言われています。


さて精米に付いてです。
もみの断面図を用いて説明しましょう。

私達が普段食べているのは、胚乳と呼ばれる部分で、精白米といわれています。
栄養学の見地から、もみがらのみを取り除いたものを玄米といい、胚乳と胚芽のみの米を胚芽米といいます。
(胚芽・でんぷん層には、たんぱく質・ビタミンB1などが多く含まれます)

精米とは、もみを磨き上げた、玄米・胚芽米・白精米のことで、また磨き上げる行為をいいます。


もし、手元に酒瓶がありましたら、ラベルを見て下さい。
酒の種類にもよりますが、吟醸酒のラベルなら

原材料名:米、米こうじ、醸造アルコール
精米歩合:○○%

と言う文字が、読み取れるはずです。
この精米歩合というのが、もみを磨き上げた(削った)割合を示す数値です。

ただここで、気をつけなければならないことがあります。
精米歩合の数値が、カラクリめいているのです。

普通、精米歩合70%とある場合、米を70%削ったと錯覚しがちですが、ここでは30%削り70%を原料としたと言う意味なのです。
だから、精米歩合の数値が小さいほど、米をたくさん削ったことになるのです。

芸能人と、日本酒の勉強02

2007-12-18 | お遊び館
前回、安い日本酒に焦点を当てて調べると書きましたが、その前に日本酒に付いて知るべきことが多く、まずは日本酒の種類を調べてみました。


日本酒は、
●吟醸酒
●純米酒
●本醸造酒
●普通酒
●その他

の5つに大別できます。

それをさらに小別すると
●吟醸酒
純米大吟醸酒、純米吟醸酒、大吟醸酒、吟醸酒
●純米酒
特別純米酒、純米酒
●本醸造酒
特別本醸造酒、本醸造酒
●普通酒
●その他
原酒、貴醸酒、古酒、生酒、生貯蔵酒、にごり酒、発泡酒、低アルコール酒

一概に日本酒といっても、こんなに種類があるんですね。
みなさんは、みんなご存知でした?


ここで、それぞれの大まかな種類と特徴に付いて調べてみましょう。

●吟醸酒
精米歩合を60%以下とし、低温発酵による純米酒及び本醸造酒を言う。特徴として、果実のような吟醸香がある。

●純米酒
精米歩合を70%以下とし、米・米こうじ及び水を原料とした清酒。
醸造アルコールや糖類は使用していない。


●本醸造酒
糖類は使用せず、少量の醸造アルコールを添加した清酒。

●普通酒
以上に該当しないもの。

分かったような、分からないような…。

精米歩合ってなに?
醸造アルコール?
糖類?

ここでのキーワードは、この3つです。

精米歩合を調べる前に、”酒米”に付いて調べてみましょう。


えっ?
米?
舞?
アナタが探しているのは、こちらではございませんか?
宝生舞。
(びみやうう)
彼女、完全なネコ顔ですね。
くりくりした目が、愛くるしい。


酒作り用の米は、2種類あります。
まずは、私たちが普通に食用としている、一般米です。
それと、酒造りに適した酒造好適米という米です。

酒造好適米は、一般米を改良して作られたものです。
山田錦などが有名ですが、開発が繰り返されその他の酒造好適米も幾つかあります。

酒造好適米の適性
1.一般米に比べ、心白(しんぱく)の出現率が高い。
心白…米粒の中央に見える、円あるいは楕円状の白色不透明な部分です。
澱粉で出来ています。
白く濁って見えるのは、澱粉粒が粗いため光りが乱反射するからです。

澱粉粒が粗いということは、澱粉粒の隙間に麹菌糸が入り込みやすく、発酵に重要な良い麹が出来上がり、また組織が脆いためもろみの中で糖化が進み易くなるという特性があります。

2.粗たんぱく質含有量が低い。
たんぱく質は、もろみの中でアミノ酸に分解され酒の旨味を深めてくれますが、逆にアミノ酸が多すぎると雑な味に仕上がってしまいます。
そのため、現在主流の端麗な味を目指すには、たんぱく質の含有量が低い好適米が適しているといえるのです。

3.大粒である。
米粒は、外側にミネラルやたんぱく質といった成分を多く含み、中心に近づくほど少なくなるという特性があります。
2.で記したような理由から、原料となる米はたんぱく質の量を抑えるためにある程度削られます。
削ることを、磨くといいます。
磨くには、粒が大きい方が作業効率がよく、併せて歩留まりが期待できるわけです。


米粒千粒あたりの重量
一般米・・・・・20~23,5g
酒造好適米・・・25~30g

芸能人と、日本酒の勉強01

2007-12-17 | お遊び館
先月放映の、テレビ東京『ガイヤの夜明け』を観た方いらっしゃいますか?

アナタダネ、ワタシヲヨンダノ?
カッテニヨブナヨ~。

いえいえ、カイヤさん。
あなたではございません。
ガイヤです。
ガイヤの夜明け…。
アナタは、プロレスでもとっていて下さい。

さて、気を取り直し…。
日本酒を取り上げてましたね。
日本酒の売り上げが激減し、廃業に追い込まれる地方の酒蔵が多い。
どうして、売り上げが落ちているのか。
また、以前のように勢いを取り戻すには、どういう対策を取ればいいのか…。


私が思うに、原因はひとつ。
酒は、不味いというイメージが定着してしまったからです。
なぜ?
それは、いんちきな酒が出回っているからです。

そしてそれが、テレビなどで美味しい酒として大々的に流れている…。


私、はっきりいって、酒関係は素人です。
思い込みもあり、間違った知識をひけらかすかもしれません。
その時は、指摘頂ければ…。
私の勉強不足と、甘受します。
でも、知ろうとせずに不味いと決め付けるのもどうでしょう。
ひとつ、一緒に酒のことを勉強してみませんか?

おやじぃ版、カイヤの夜明けです。

ホウラミロ、ヤッパリワタシヲツカッタジャナイカ。
カイヤボンバーヤッチャウヨ。



好きなもの飲んで良いよ、と目の前に幾種類かのお酒を並べられたら、アナタはどのお酒を選びますか?
同じ価格帯のもので、「とりあえずビールで…」と言うような遠慮の必要もありません。
(人にご馳走になる時点で、”とりあえず”と言うこと事態、大変失礼なことだとは思うのですが…)

私なら、ワインか日本酒を選ぶでしょう。
理由は、幾つかあります。
ワインの酸味や甘味が好きですし、私の体質が、ウィスキーや焼酎のような蒸留酒より、ワインや日本酒のような醸造酒に向いているからです。

そしてワインと日本酒を選ぶとすればどちらか…。
ワインを選ぶでしょう。
ではなぜ日本酒ではなく、ワインなのか。

それは、ワインを飲んで、騙されたと思うような経験が少ないからです。

もちろん、飲みすぎて散々な思いをしたとか、保存(自宅での)状態が悪くワインが劣化していたと言うような場合もありますが、それは自己責任によるもので、ワインがどうのこうのという以前の問題です。

ところが日本酒の場合、製品として売られているものの中に、味わいに疑問を持つようなものが多いのです。

それは、添加物にあるのではないでしょうか。
例外もありますが、ワインの場合、材料はブドウの絞り汁と、酸化防止剤の亜硫酸塩のみの使用です。
これは低価格のワインでも徹底されており、一部のワインにソルビン酸の含有が認められるだけです。

確かに、低価格のワインは酸味や苦味の尖ったものもあり、それを捉えて安ワインは質の悪いぶどうで作っていると言う人もいますが、腐敗したブドウが一個でも入っていればワインにはならず、果実選定には大変気を遣っているようです。

それは日本酒も同じことで、山田錦と言う、日本酒を造るのに最適と言われるような高価な米を使おうと、あらためて表示することのない米を使おうと、米の品質管理はしっかりなされています。

では、安価な日本酒を見た時に、ワインとどこが違うのでしょうか…。

次回は、その辺のところに焦点を当てて見たいと思います。

※ワインはワインで、特有の問題はあります。
その辺も、追々と…。

草野仁

2007-12-16 | お遊び館

結構、好きな人です。


ただ、彼が今メインで活躍している局(T○S)が嫌いだから、お目に掛かるとしたらテレ朝のみ。
あの弾けよう…。
あんなにくだけた人だったなんて。
ますます、目が離せなくなってきています。

ザ・ワイドが終了した今、テレ朝に絶好のチャンス到来だと思うのですが。
彼を、同局のドラマ”特命係長・只野仁”に起用しましょうよ。
もちろん、只野仁役で。
えっちな草野さんも、見てみたいものです。


ちなみに、息子さんのお嫁さんのヨーコ・ゼッターランドさんは、幾度か目にしています。
きりっとした顔付きは、聡明と言う印象を受けます。
美人さんで背がたか~~~いから、目立つ目立つ。

背景色を、お父様と一緒にして見ました。
ゼッターランドという名前から、こんなイメージを持ってしまうのですが…。




なんか、違うよね。
ちょっと、松井和代さんが入っているし…。
口の辺りは、瀬川さんか京歌子さん。
ゼッターさんの顔って、優香ちゃんを面長にすればいい線いくんじゃないかしら?
じゃあ、ごきげんよう。


………。


おやじぃ…。
芋煮と十四代で、反省会するか?


ダメダメ、予算がない。






ところで彼女、現役時代のポジションは?
セッター?
アタッカー?

もちろん、セッター。
ヨーコ・セッターランドって…。





スミマセ~ン。

おやじぃ…。
契約違反だからね。
僕は、まいう~キャラで、謝りキャラじゃないよ。