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おやじの独り言

ニュースな出来事、身近な出来事、季節の移ろい・・などなど。要するになんでもあり

尾瀬のはなし

2008年07月09日 23時28分49秒 | 山歩き
二日目は土曜日だったので子供連れの家族も沢山いた。このような場合の典型的なのが、お父さんの格好だけが妙に気合が入っていて、自慢のカメラを首からぶら下げて意気揚々と先頭を歩いている。その後ろを子供たちが歩いているのだが、どことなく所在無げ。最後を歩くのがお母さんであるが、子供とお母さんの格好はなんとなくハイキング風、という程度のもの。

尾瀬ではじめて知ったこと。電車バスを利用しましょう、はよく目にするが、尾瀬の場合には公共交通機関利用だと日帰りでは、来た、見た、帰った風の慌しさは免れない。ところで、その料金であるが、福島県側から入る場合には会津鉄道の会津高原尾瀬口駅(いつの間にか尾瀬口が駅名についている)からバスになる。そのバス代が2700円くらいである。東京浅草からだと鬼怒川温泉まで特急利用で3800円かかる。しめて6500円。もう少し安くならないかな、と思う。終バスが5時半くらい。こちらは問題ないが、東京には11時くらいになるのだろうか。

一日の歩行距離を適当に書いたが、2日目は30km近く歩いていた。一日目も20kmを超えている。二日で50kmの山道を歩いたことになる。

60過ぎて山登りも良い趣味だと思うが、モラルも何もあったものではない。旅の恥はなんとかである。ただ、あの急な坂を時間はかかっても上り下りするのは感心する。ほとんどの人がストックを持っているが、見るからに楽そうで欲しいなと思う。ただ、尾瀬ヶ原で出会った人がスキーのストックを持っていたのには思わず噴出しそうになった。

7月5日 尾瀬の旅(2日目) 至仏山・鳩待峠・山の鼻・尾瀬ヶ原・見晴・裏燧・御池

2008年07月05日 23時04分55秒 | 山歩き
2日目は早朝6時半から至仏山を目指す。


こちらはずっと登山路が荒れて利用が出来なかったコースであるが、登りに限って利用できるようになった。とは言っても、登りのみの利用をお願いするということで、今日の登山中も数人の至仏山頂からの下山者とすれ違った。尾瀬ヶ原にでるには1時間くらいは早くなるのだろうが、モラルの問題。

至仏山の途中の高天原からの尾瀬ヶ原と燧ケ岳の眺め。天気もよくて最高。


途中には残雪も。


こちらが頂上。高天原から頂上はやや緩やかだが、登り始めからその高天原までが急傾斜を直線的に登る結構きつい坂道でややへばり気味。ちょうど2時間で頂上に到着した。


頂上からの景色。


ここから鳩待峠に向けて下山したが、途中に小至仏山というピークを通過する。


鳩待峠から山の鼻までは昨日と同じコースである。
こちらが、泊まった山荘。


飯も旨いし、トイレもウォシュレット付きと超快適。ただ、泊まっているのが当然ながらおじさんおばさんばかりなのだが、夜中と早朝のうるさいことには閉口。まさにくそ爺にくそ婆。こういうくそ爺とくそ婆が日本のモラルをダメにした元凶に違いない。

この山荘の名物が花豆ジェラードで繁忙期には1000以上売れる人気だそうである。同じものが鳩待峠でも売っていて、そちらを食べたが、うまかった(400円)。宿の人が一生懸命作っていたので、多分自家製。現物は写真を取り損ねたので、看板だけでも。


以下は尾瀬ヶ原の風景。
ワタスゲが綺麗。上田代。


上田代の池糖。


同じく上田代の池糖と燧ケ岳。


中田代では2株だけニッコウキスゲが咲いていた。ヨッピ橋方面の道にあったその一株。7月中旬以降が見頃のはず。特に尾瀬沼の大江湿原のものが綺麗。


中田代で東電小屋方面に行く。途中のヨッビ橋。ただし、ここは渡らずに竜宮に向かう。足が相当疲れてきている。


そこから竜宮方面を眺めた。左に広がる林が尾瀬沼から流れ出る沼尻川沿いにある。この川を境にして群馬と福島に分かれていて、林の向こうは下田代で見晴が正面にある。


竜宮分岐(ここで4方向に分かれる。一つは富士見峠にでる)。


ここから再度至仏山を眺める。頂上左手のこぶが小至仏山。


ここから見晴にでて、そこからはいつもの元湯山荘経由で裏燧を通ってかえってきた。今日は三条の滝には下りなかった。裏燧は規模は小さいけれど綺麗な田代がある。そして、広大なブナの原生林が広がる。パソコンの壁紙になるくらいに、と思って撮った何枚かのブナのうちの一つ。出来は?。


御池駐車場についたのが4時半過ぎ。ちょうど10時間の山歩きだった。当然距離は20kmを軽く超えている、ハズである。

梅雨時で雨も覚悟していたが、思いも寄らぬくらいの好天気でかなり日焼けした。明け方は涼しかったが、日中の尾瀬ヶ原は25度もあって暑かった。
初めての至仏山も景色は最高。良い旅だった。



7月4日 尾瀬の旅(1日目) 沼山峠・尾瀬沼・皿伏山・富士見峠・アヤメ平・鳩待峠・山の鼻

2008年07月05日 22時32分09秒 | 山歩き
梅雨の晴れ間を縫って息子と2人で1泊2日の尾瀬に出かけてきた。

初日はいつものように福島桧枝岐から御池に入り、そこからはマイカー規制のためにバス(400円)で沼山峠まで。尾瀬沼南岸を通って、富士見峠に出て、アヤメ平、鳩待峠、山の鼻までの、距離的には18kmくらいのコースである。

尾瀬沼から見える燧ケ岳。


尾瀬沼の南岸の三平峠への分かれ道を過ぎてさらに進むと富士見峠への分岐がある。そこから尾瀬沼に分かれを告げて皿伏山、白尾山を経由して富士見峠にでる。途中の白尾山は標高は2000mを越えているが、山というほどの頂上もなくだらだらとした高所である。頂上もこんな看板があるだけ。皿伏山も同じ。


だだっ広いが殺風景な富士見峠からアヤメ平を目指す。その途中の景色がこれ。景色と風が気持ちよかった。尾瀬沼の三平峠分岐からここまで2人の登山者に出会ったのみ。


こちらがアヤメ平からの至仏山の景色。雪が残っている。


ここで鳩待峠側からの3人のおばさんに遭遇した。宮城県から来たそうである。鳩待峠まであと1人の変なおばさんにあったきりで、都合6人に出会っただけという静かなコースである。


アヤメ平で見つけたワタスゲの景色。初日では最も綺麗だった。


ここからは随分と至仏山が近くなった。


鳩待峠に到着。鳩待峠の看板とこちらから明日登る予定の至仏山の山容。




我が家を出発したのが朝の8時前だったこともあり、沼山峠の出発が10時半頃。鳩待峠に到着したこの段階ですでに午後3時半くらになっていた。そのため、山はすでに陰の中。

このあと尾瀬ヶ原の西端にあたる山の鼻地区の今宵の宿の至仏山荘まで小一時間で到着した。

初日は終了




会津駒ケ岳

2007年10月20日 17時28分14秒 | 山歩き


今年最後(?)の山歩きは会津駒ケ岳。息子と二人で出かけてきた。おやじは10数年前に今日と同じ紅葉期に一人で登ったこともある。そのときのブナやミズナラの黄葉が忘れられない思い出である。写真は会津駒ケ岳から中門岳にむかう高層湿原の風景。

今回も黄葉が目当てだったのだけれど、思い出の中のあの鮮やかな黄葉には程遠くイマイチだった。それでもこんな風景が続いている。





ブナの黄葉。



頂上の少し前にこんな景色が続いている。ここまで天気は最高だったが、頂上あたりは日本海から吹き上げてきた雲が広がっている。このあたりがちょうど境目になっていて、写真の左側は真っ白の世界が広がっている。



そして最初の写真の先の中門岳がここだけれども岳とは言いながら高くもなんともないただの原っぱ。写真の看板にも、「このあたり一帯を中門岳と呼びます」と言い訳がましくかかれている。



最後に登場回数が少なかったので、黄葉を背景にして、



下山後は先日と同じルーチンで、そばを食べたあとに温泉に入って帰った。今回のそばは時期が時期だけに新そば。もりそばとそばもち。旨かった。





温泉は今回も湯の花温泉。先日の共同浴場を通り過ぎて、今回はこちらの湯端の湯。



寒いこともあるのだろうか、前回ほど熱さは感じなかったが。のんびりゆったりまったりと温泉に浸かって生き返った。

朝の6時に西那須野の自宅を出発して、帰宅は16時。山の登りは約2時間強で駒ケ岳頂上経由で中門岳まで到着した。もりそばとそばもちのそば定食が1200円。共同風呂は一人200円である。

尾瀬

2007年09月12日 20時40分17秒 | 山歩き
息子と二人で尾瀬に出かけてきた。コースは、御池→燧ケ岳(俎→柴安)→見晴→平滑の滝→三条の滝→御池。

天気予報は午前中は雨で強く降るが12時以降は回復、だったが、いつでも休める訳でもなく、取り合えず朝5時に自宅を出発した。

御池に7時過ぎに到着したが、本降り。天候回復は間違いなさそうなので、それまで待って燧ケ岳往復でも良いかなとも思ったが、折角なので予定のコースを取ることにして7時30分頃に雨の中を出発した。

広沢田代までの上りは登山道が沢となっている急坂を登る。雨の広沢田代も風情があって良かった。そこから熊沢田代までの上りもほとんど沢状態の急坂を上った。こちらの田代も良。景色もよく写真を撮りたかったが雨がきつくて撮る気も起こらず。ここから頂上までは、水は無いものの直登とトラバースの連続で結構きつい。約2時間で頂上に到着した。

頂上に到着する頃にはやっと雨も止んできた。到着直後の様子。ガスっていて何も見えない。


しばらくすると急に視界が回復してきた。俎からの尾瀬ヶ原と尾瀬沼である。尾瀬沼の後ろには先日登った日光白根山が見える。




燧ケ岳の頂上から尾瀬ヶ原の端になる見晴をめざして下山する。こちらの登山路は歩き易いのだが、雨のため滑りやすいのが難点だった。この下山中に2度足を滑らせて、最初はぎっくり腰になりそうになり、2度目は下りの木道でひっくり返った。腰を悪化させたがなんとか歩行には支障なし。見晴小屋あたりではすでに快晴だった。ここらで12時過ぎである。

見晴付近の尾瀬ヶ原から至仏山方向を望む。


同じところから回れ右して燧ケ岳。


ここから温泉小屋を通過してすぐに平滑の滝がある。台風9号や最近の雨の影響で水量が多くて豪快に流れていた。


平滑の滝から適度のアップダウンを繰り返して三条の滝に到着する。当然のことながら、水量豊富な三条の滝の豪快さは言うまでもなし。流れ落ちる水の音もすごい。これを見ることができただけでも、今日は満足できる。


動画で滝の豪快さを紹介

ここからは急な登りを25分で、裏燧とよばれる道を御池を目指す。途中にはいくつか田代(高層湿原)を通過する。秋空も綺麗な下で上田代の様子。こういう景色に出会えれば幸せ。


御池には4時20分くらいに到着した。出発してから9時間くらい。1時間強は休憩などで時間をとっているので、実質的に歩いた時間は8時間弱くらい。今日は燧ケ岳の最初の上りが本降りの雨の中で登山路に大量の水が流れ込んで沢のようだったので楽ではなかったが、普段は上り易いと思う。見晴から2つの滝を経て裏燧の道も高原の散策路。ただし、走行距離は長いので、相当足に自信がないとこのコースを辿るのは厳しい。

御池駐車場は1000円取られた。

今日は息子の体調がいまひとつということで、登りの調子がいまひとつだった。おやじも燧ケ岳下山中の2度の腰のダメージで下りの調子がいまひとつだった。帰りは桧枝岐で蕎麦を食べ、湯の花温泉の共同浴場で温泉に浸かって疲れをとってきた。共同浴場はひとり200円。源泉掛け流し、加温せず、加水もせずと表示されていたが、素朴なつくりの共同浴場を見れば、何もしていないのが当たり前で、何かしていると書いてあると、ウソじゃろう、となりそうなところである。お湯はとにかく熱いが、それがとても気持ちよい。当然、シャンプーや石鹸は持参しないと無い。今日入った共同浴場は弘法湯で、こんなところ。



峰の茶屋→朝日岳→三本槍岳→大峠→三斗小屋温泉→峰の茶屋

2007年08月08日 17時06分34秒 | 山歩き
息子と二人で那須連山の朝日岳と三本槍岳に登ってきた。帰りは同じ道は避けて、昔の会津街道になる大峠から三斗小屋温泉経由で出発点の峰の茶屋に戻るルートである。

峰の茶屋までは息子の車で、登山開始が6時45分。峠の茶屋に到着したところで、当然ながらまだ余裕。


ここからは少し岩山っぽいところを通過(小学校低学年だと怖いかも)。後ろに見えるのが白い噴煙漂う那須岳。左は奈落の底でるが、鎖をもっているので余裕。


岩山過ぎればあとはなだらかな登りで朝日岳の頂上である。この時点で1時間経過。ここまで余裕。


朝日岳は登った道を降りて、鞍部からそのまま三本槍岳を目ざす。途中に三斗小屋から隠居倉を経て三本槍を目指す道と合流する地点で、かなり年配の6人くらいだっただろうか、おばさん軍団と遭遇。三斗小屋温泉で一泊して、朝日岳を登って帰るとのことだった。この辺りからは天上の楽園。気持ちのよい高原の散策路といった感じの道が続く。三本槍岳までの最後の上りの前の景色。


ここから望む三本槍岳。


三本槍の頂上はかなり広くて、360度遮るものが何もない。冬場だと我が家からも真っ白の頂を見ることができる。ここでは、一人年配の先客が居られた。東京から来たそうで、朝の6時に峰の茶屋を出発して、今日は三斗小屋温泉に泊まるとのことだった。そのまま、来た道を引き返されたので、隠居倉から三斗小屋に降りるのだろう。われわれはここまで2時間強で到着。スタート地点で三本槍までどれくらいかかるかと夫婦ずれの人に聞かれて、ガイドの表記の記憶を頼りに3時間くらい、と答えたが、どうだったか。お会いしたおじさんは多分2時間半くらいで到着したのだろう。


行ったことはないが、霧が峰や車山と言った感じの高原だが、周りはとにかく山また山である。山の名前の由来は、会津、白河、黒羽(だったか)の3藩の所領確認のためにそれぞれに槍を担いで登って確認し合ったことによる、と聞いたことがある。この3藩の登りはそれぞれで、今日登ってきた方向は黒羽藩、白河藩だと甲子山方面から登るのだろうか。会津藩はこれから下る大峠方面からの尾根を登ってくるのだろう。こちらが、会津藩方面である。


この頂上の下には鏡ヶ沼が見える。地図にはモリアオガエル繁殖地とある。青緑の湖面が綺麗に見える。


大峠までの尾根筋は途中数箇所ひどいところもあるが、基本的には高原の散歩道で、山の景色ものどかである。今日一番の綺麗な心休まる景色がこれ。後ろに見える頂が三本槍岳である。ここまで下り基調で1時間かかっている。


写真だと解りにくいが、一面の笹にダケカンバの白い幹がとても綺麗である。写りは悪いが、アップだとこんな感じである。


花も沢山咲いていた。




大峠到着。お地蔵さんが沢山いた。なぜか笠地蔵の話が頭に浮かんだ。あのおじいさんは会津の人で、この峠を越えて笠を売りにでかけたんか・・昔の人は健脚である。


ここで犬をつれたおっさんに出会う。犬は熊避けのつもりで連れてきているそうで、本気のときはかみさんを連れてくるそうである。ここから三斗小屋までは旧街道であるはずだが、途中からは街道筋を外れるのだろう。結構昇り降りが大変だった。いくつか沢を越えたが、気持ちよい。冷たい水で顔を洗うと生き返る。


結構歩いてやっとこさ三斗小屋温泉である。せっかく着いたものの、2つある温泉宿には、日帰り入浴お断り、との張り紙がでかでかと出ていた。ガラガラのこの時期になんでやねん、と思ったが、どうせ入ってもまた最後の登りで汗かくし、あっさりとさようなら。お楽しみは下山後で十分。温泉の匂いは硫黄臭が強くて、先日の日光湯元温泉と同じような泉質だろうか。単なる想像。温泉の流れる沢は白緑色に変色している。


途中、那須連山では唯一の水場である延命水で喉を潤す。かみさんと娘のために空いたペットボトルに水を詰め込んだ。この山の空気と景色ですでに相当延命効果は出ていると思うが、水も有り難く頂く。この後の急坂でマウンテンバイクを担いだ人に出会う。これから板室温泉方面にでるのだそうだ。道は結構良いとのことだった。峰の茶屋に登るガレ場の急な坂で自転車のタイヤ痕を発見。きっちりど真ん中をブレーキをかけた痕だった。下の写真のこの坂をライディングして降りたようだった。

最後の峠の茶屋までの上り。


天気予報ではあまり好天は期待できそうになかったのだが、時々日も差す天候で、暑い日差しに悩まされることもなく、山を楽しむことができた。出発点の峰の茶屋には1時15分に到着した。都合、6時間半の登山。険しい昇り降りは無いけれ
ど、距離が長くて、健脚向けのコースです。

那須の温泉はどれでも良いが、先日かみさんと息子が行って良かったという大丸温泉に行った。たしかに川をせき止めて作ったという(?)「川の湯(だったか)」の雰囲気は最高に良かった。この川の湯はなぜか混浴。女性用には別に2つも露天風呂があるのだが、川をせき止めて作った露天風呂は何個も作れないということか。男性と一緒の女性が二人も居た。メガネをはずしているのでぼやけたままの印象であるが、結構妙齢の女性だった。

日光白根山

2007年07月18日 17時13分46秒 | 山歩き
会社を休んで、息子と二人で8年越しの日光白根山に登ってきた。そこで、まずこの一枚。怖くて標識のところには立てず。関東以北では最も標高が高い山ということになっている。標高は2578m。


台風一過の好天を予想していたけれど、予報は朝方まで雨が残る曇り。日光地方は霧であった。

日光までは雨がぱらつく天候だったけれど、いろは坂を登って中禅寺湖まで来ると曇り。戦場ヶ原あたりでは曇り空だったが、日光湯元から明るさが増してきて、金精トンネルを抜けると青空も見える天候までに回復していた。

登山口は、金精トンネルを抜けてすぐにある菅沼の駐車場から。車は一台も止まっていなかった。この時点で7時30分。


樹林帯の急な上りを1時間半くらい続けてようやく到着したのが、この弥陀ガ池。土砂崩れで沢がせき止められて出来た池のようである。相当汗をかいているが山の風が心地よい。ここからは日光白根山の頂上が見えている(のだが、雲が少しかかっている)。


ここから急な登りを40分で日光白根山の頂上に到着する。写真では凄い急斜面の様子が伝わらない。途中で下を眺めた写真では弥陀ガ池と登山口の菅沼が見える。


同じ地点で上を見上げるとこうである。こちらも急斜面の様子は伝わらないが険しさはわかる。


最初の写真が頂上での1枚である。頂上付近の様子はこんな感じ。頂上到着は9時40分。2時間10分の登山だった。


頂上には先客の夫婦連れのお二人がおられて、同じく菅沼から登られたとのことだった。二日前には台風の強風の中で鳥海山にも登ってきたそうだ。頂上からは上りと反対斜面を下って、五色沼まで下った。その途中の斜面の様子が以下である。




五色沼自体は白根山の真下にあるのだが、ぐるっと迂回しているので相当歩かされた。ようやく到着した五色沼は結構大きい沼だった。周囲を山に囲まれて出口のない沼である。


ここから少し登って弥陀ガ池に戻って、そこから同じ道を下山した。五色沼を出発しようとする頃から雨が降ってきて、弥陀ガ池では相当降ってきた。
ここで東京からと思しき小学生の40人くらいの集団と出会った。雨の中合羽を着て歩いていたが、その中には傘をさした少年が二人も居た。大丈夫かい。さらに下山を続けていると、同じ小学校の生徒と思われる大集団に遭遇。都合120人くらいの大集団だろうか。五色沼まで行くとのことだった。

下山は12時過ぎ。都合4時間半くらいの山行。久しぶりの大自然を堪能した。最後は日光湯元の日帰り温泉を堪能した。硫黄臭立ち込める白濁の温泉は気分的にも大いに癒された。