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おやじの独り言

ニュースな出来事、身近な出来事、季節の移ろい・・などなど。要するになんでもあり

ジョーバ

2006年11月02日 21時12分53秒 | 社会
カタカナである。民間企業の商品をわざわざ宣伝する義理もないのだが、これは面白そう。少し前に、山手線の社内の広告で見かけたもので、結構アスリート系の人がでていたのを覚えていた。(まさに乗馬の姿勢で)跨るだけで、適度な規則正しい揺れが体に良いらしい。先週末の新聞の別刷りに特集記事のようになって紹介されていた。

これの良いところは、激しい運動を伴わないものなので、高齢者にもよさそうである。実際、その某企業のホームページを見ると、高齢者向けにも好適とある。おまけにであるが、電車内でみた広告のアスリートも判明した。イケ面プロゴルファーの深堀圭一郎った。普段のイケ面のイメージとジョーバにまたがっているイメージの落差が可笑しくて、それが誰だったかは忘れてもこの商品だけは覚えていた。

ただし、これが高価。20万円近い。デイケアセンターのような高齢者施設で購入するのはよいかもしれない。ウォーキングをしたいけれど、足腰の負担を考えると二の足を踏む人には最適である。

実はこの安価版も販売されていて、こちらはジョーバフィットというもので、コンパクトスタイリッシュとあって新発売。値段はオープン価格。実売価格はどれくらいだろう。

99%健康器具の、しかも通信販売は直感的に怪しいと思うべきだが、これだけは琴線に触れるのだが・・

テレビを見ながら一日15分で・・・って、これが続かないのが健康器具のネックか。

フリーターとニート

2005年05月07日 00時32分50秒 | 社会
フリーアルバイターを略してフリーターだが、いかにも意味が直感的に理解しやすい和製英語(アルバイトはドイツ語由来なので和製英語とも言いがたい?)だ。一方、ニートは〔Not in Employment, Education or Training〕の頭文字で略したもの〔NEET〕らしい。「就業、就学、職業訓練のいずれもしていない人」と言う意味で英国で名づけられたそうだ。就業機会が奪われて社会参加意欲を失っていると理解すれば、ニートの増加は大きな社会問題だ。ただし、フリーターも長い目で見れば同じ課題を抱えている。

ところで、このような問題が英国と日本で社会問題視されているのがおもしろいと思っていた、ところ、昨日の朝日新聞の「NIEスクール欄」(授業で生きた教材として使われることを意識した欄らしい)の最後に、「英国など他の国のではどのくらいニートがいるのかな、調べてみよう」、とある。てっきり英国と日本だけの問題と思っていた。

英国と日本の共通点に、製造業を中心とする国内産業の衰退がある。さらに、英国では周知のように金融の市場開放を進めた結果ウィンブルドン現象と称される事態を招いた。日本では結果的には英国ほどの状況にはいたっていないが、日本を代表する企業が外国資本傘下になっている。さらに言えば、かつては国内産業が安定した雇用を維持し、国内に総中流型の社会を作っていた。その両国でニート増加が顕著だと思っていたのである。

ところで、新聞記事の宿題であるが、ほかの国ではどうなのだろう。調べるのは面倒なので、朝日新聞には回答を掲載してもらいたい。

「私たちがいる所」・・朝日新聞での作家桐野夏生さんの意見

2005年01月04日 09時04分14秒 | 社会
日本が目指すべき豊かさについて、作家桐野夏生さんの意見が今日の朝日新聞に掲載されている。日本の現状を、「妻が働かずに済む家庭が中流のモデルだったとすれば、これは中流が分解されたことに伴う新しい悲劇的な構造だとも言える」と説く。

桐野夏生さんはその原因を明確にはしてはいないが、個人の資産デフレとデフレ経済の進行が個人の家計を圧迫する一方で、教育費等の負担増加が進んでいることなどが原因であることは明らかだろう。バブル崩壊後の混乱が、日本独特の総中流構造を壊したということだろう。

桐野夏生さんの意見では、さらにここ数年に状況が悪化し日本の貧困化が進んでいることを懸念している。具体的には派遣労働の増加による女性の貧困化と若者たちが安価なパートタイム労働力として使い捨てられていることをあげ、このような状況の悪化に遭遇していながら、それに対して彼らが「怒る」ことのできない現況が大きな問題であると説いている。

この状況は貧しいのだとまず「認識」することが問題解決の第一歩だと説き、家族・社会の新しい関係のあり方を模索すべきとしている。

現状の問題認識はわたしも全く同じ意見。解決策については、本人も述べているが、混沌としている。今のような中途半端なアメリカ型を目指しては混乱するばかりであり、アメリカ型を目指すなら徹底すべきだと思っている。一方で、わが国が持つ潜在的な国力(農業、水産業、林業などのいわゆる第一次産業の持つ生産力)を活用する、新しい形が存在するとも思っている。どちらが望ましいかは、アメリカで生活したことがあれば自明だ。

100ます計算

2004年12月26日 10時28分26秒 | 社会
ますを英語のMathにかけていて、しゃれている。たしか100マスだったと検索してみて分かった。

先日テレビでどこかの校長先生(この人が考案者だろうか、放送では説明はなかった)が出演していて、自信満々に子供たちの自信回復と学習意欲向上など、100マス計算の効能を喧伝されていた。

自分にはできないな。年寄りのボケ防止にはなるかもしれないが(孫と競争して勝てればさらによし)、あんな面倒なことを延々と、しかも毎日やらされた日には、校長と喧嘩沙汰だ。

教育なんて面白ければよい、と思っている。どうせ習った事なんか覚えている大人なんかいないんだから。発見する喜びや、解決できた喜びを味わえることが大切だと思う。極端に言えば、先月感じた喜びを全く忘れて、それをもう一度体験しても良い。喜びが大きければ大きいほど記憶には残るものである。

もっと楽しいのは、世の中の(身の回りの)課題・問題を見つけて、それを解決する・解明する喜びだ。さらに楽しいのは、それが世の中の役に立てばさらによい。

発見する喜び・解決する喜びを見つけるためには、少なくとも知識として知っておく事も少なからずある。子供たちのレベルで、そのことを理解しながら(知識として知っておくべきことと、それを元にしていろんな発見があることを理解しながら)学習できることをサポートできれば、それこそ教師冥利につきるだろう。

私の専門とする土木の世界でも、年に1回土木の日を設けて、子供たちに土木の面白さを理解してもらう試みをしている。一度その行事にかかわったことがあるが、面白さを伝えることの難しさを味わった。教師は面白そうだと思ったが、本気でやろうと思ったら大変そうだなとも思ったしだいである。

100マスの校長先生だが、学校の雰囲気を変えたことに満足しているのだと思う。たぶん、その前の学校は沈んでいたのだろう。ただ、(よくあることだが)いまの状態が目指すところではないにもかかわらず、以前からの改善だけで満足してしまっている。0を1に変えて喜んでいるだけに見える。目指すべきところは10、もっと遠いところにある。でも遠いのは確かだが、変えるための意欲と能力があれば、それは意外に近くにあるに違いない。

ライブドア、楽天とカルフール

2004年12月15日 08時37分12秒 | 社会
今年は日本のプロ野球の話題が豊富だった。最後に岩隈問題が残された形だ。

ライブドアと楽天という新規参入が最も大きな話題ではないだろうか。今回わかったことは、日本プロ野球機構が結構閉鎖的で従来の慣習をかたくなに守る集団ということ。新規参入の特にライブドアにとっては、外国企業が日本に参入する場合の障壁にも似たものではなかっただろうか。楽天はさすがに、日本興業銀行出身だけあって、そのような古い体質にも柔軟に対応しているようだが。IT関連ベンチャー企業にとっては、IT企業を立ち上げる際に参入障壁なんか無かっただろうし、そのような障壁が日本の悪弊そのものなのだろう。

このIT関連企業の一連の参入劇を見ていて、海外小売業大手のカルフールの日本での苦戦のニュースがだぶって見えた。鳴る者入りで2000年に幕張で一号店を開店させて以降、順調に店舗を増やしているようにも見えたが、苦戦しているとの情報だ。海外のように超大型の冷蔵庫が家にあるわけでなし、車で30分も走れば郊外のショッピングモールに簡単に出かけられるほど交通事情もよいわけでもなく、品揃えも好みのものが必ずしも多くなく、など、個人的にはアメリカ型の大型店舗が日本でも繁盛するとは想像していなかったが、結果はわたしの想像の方向のようだ。西友を買収したウォルマートも一時期の勢いはなく、日本市場への参入に慎重な姿勢がありありだ。

楽天よりもライブドアの方が見ていて面白いと思っていたのだが、いろいろ面白い仕掛けを考えれば日本のプロ野球だって商売になる、というのがライブドア堀江社長の思惑だった。そして、付け加えたのが日本野球界の古くて閉鎖的で発展的でない体質批判。実はカルフールが日本進出する際に日本の小売業を批判して、いかに自分たちの成功が間違いないかをとくとくと披瀝していたが、その状況に極めて近いことが印象に残ったのだ。そのライブドアが本当にうまくやっていけるか、カルフール苦戦の情報を横目で見ながらすごく興味があった。

結果的には楽天にきまり、ライブドアよりはうまく旧弊と調和させてやっていきそうなんで、少し興味がそがれた。


流行語大賞

2004年12月02日 07時47分51秒 | 社会
「チョウ気持ちいい」のチョウはカタカナじゃないといけない。北島選手は別にカタカナか漢字かなんか関係なかったかもしれないが、それを伝えたメディアは「チョウ」に軍配を挙げた。それだけメディアの伝えるイメージには強いものがある。毎日その文字がでかでかと書かれ続けると、それは紛れもない事実になってくる。怖い

「セカチュウ」も「冬ソナ」と同じ。ドラマらしいと知っている程度で、内容他は全くの無知。

「サプライズ」に武部自民党幹事長が出てくるのもわからない。出番の少ない自民党幹事長には、ちょうど良い機会にはなっているのだろうか。前の安部幹事長も北朝鮮拉致問題が無ければほとんど登場機会は無かったかも。それだけ、内閣官房の力(意向)が優先されているということだろう。前任の福田官房長官や現在の細田官房長官も政治家の中では地味な存在と思うが、登場機会が増えるにつれて存在感が増してくる。不思議。

ゴキブリ

2004年08月11日 16時14分33秒 | 社会
1匹発見すると、実はものすごい数のゴキブリが居る。

温泉騒動はどこまで続くのだろう。学生時代の合宿・試合でお世話になった伊香保温泉に続いて、水上温泉。もともと、伊香保なり水上の旅館の風呂が温泉でないというのもさびしい話だが、それを温泉と偽ることは許されない。

客は温泉のよさを「感じること」の満足を味わうのであれば、実害は無いと言えなくも無く、そのことが罪悪感を薄めたのだろう。とは言え、それが免罪符となるものではない。

いったいどれだけの似非温泉が日本にはあるのだろう。ゴキブリは温泉だけではなく、警察の不祥事、企業の不祥事、数え上げたらきりが無い。これらのニュースを聞いてもさして不快に思わなくなってしまった。大きな期待があれば失望も不快も大きいが、いまどき期待なんて・・

残念なことは「嘘をつくことを拒むことは、この社会ではうまくやっていけない」こと。社会に出てからではなく、小学校から始まっている。自分を偽ることが身を守る手段になっているのが、学校だ。

日本の財産

2004年07月29日 16時24分11秒 | 社会
資源に乏しいわが国の財産は何なのか?

石油資源に大きく依存するサウジアラビアは、石油資源が有限であることをイヤというほど認識しているので、国家資源は人であるとの認識が強い。アメリカで生活しているあいだ、サウジアラビアの国家CMがテレビに流れるのを何度聞いたことか。そこでは、「人、それが最大の国家資源です!サウジアラビア」と流れている。

昨年デンマークを訪れたとき、教育費は大学院に至るまで、すべて国家負担で賄われるという話を聞いた。そこにあるのは、人材こそが国家の財産との強い思いである。

翻って、わが国に国家資源に関わる危機感はあるのだろうか。今、教育にかかるコストは大変になっている。そこには、教育の重要性に対する国家的な認識の欠如がある。学びたい人間を大切にする国家であってほしい。

かつては学生のアルバイトだけで教育を受ける機会を持つことができた。それほど教育費は安かった。今の日本の状況はどうだろう・・
危機的状況はどんどん深まる!

電車で出会った変なおっさん

2004年03月29日 17時59分20秒 | 社会
初めての出来事だが、電車の優先席に松葉杖をついたわたしと同年代風のおっさんが座ろうとするなり、隣に座っている女子大生風の集団にむかって、「携帯電話の電源きってくれるか!?わしはペースメーカー入れてんねん。わしが死んだら、あんたら責任とれっか」と関西弁風のしゃべりで一喝。その場は状私大生風の集団が素直に「すいません」「どうもありがとうございました」などといいながら席を移動しました。わたしも思わず、こそっと電源を切ったのはいうまでもありません。
そのおっさんは携帯片手に乗り込んでくる人に、つぎつぎと上記の言葉をかけるのですが、その態度が・・松葉杖で電車の壁に貼ってある、”優先席付近では携帯電話の電源を切りましょう”を指差しながら、関西弁風の注意をするのです。電車は停車するたびに、乗客に向けた車掌のお願いがむなしく響きます。「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください。それ以外の場所では・・」
その言い方は、お世辞にも適当なものとは言えません。しかし、その気持ちもよくわかります。おっさんの方が絶対正しい。われわれはマナーを守るべきである。電車に乗るたびに、あのように言わざるを得ないおっさんの気持ちも良くわかるのです。
守っても、守らなくてもいいような注意ならしない方がいい。電車内での携帯電話のマナーを守らせるためには、徹底的にある時期やらないと、けっして変わらないでしょう。あのおっさんが落ち着いて旅行できる日は来ないでしょう。
各車両ごとに携帯禁止区域を作るとする、やり方もまずい。どうせなら、女性専用車両のように、完全に携帯禁止車両を設けるのが良い。徹底しやすいし、注意もしやすい。優先席付近、と言われてもどこまでが付近がわかりにくいし、全列車の全車両にそのようなスペースがあると、徹底しにくい。
世の中にはこんなことは他にもいっぱいある。関西弁風(絶対関西出身ではない)のしゃべりのおっさんが安心して、笑顔で旅行できる日がくることを祈る。