こんにちは。
何年ぶりだろう。
自分のためだけに本を購入しました。
「あんなにあんなに」
ヨシタケシンスケ著
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子育ては「あんなに」の連続。
あんなにほしがってたのに、あんなにしんぱいしたのに、あんなに小さかったのに―。
日常にあふれるたくさんの「あんなに」の中で、子どもは大人になっていく―。
大人気の絵本作家・ヨシタケシンスケによる、こどもと昔こどもだったすべての人に届けたい、ちょっと目頭が熱くなっちゃうやさしい絵本。
―――(ポプラ社のHPより)―――
ヨシタケシンスケさんの新刊だ!と試し読み用の本を手に取ったのですが、軽い気持ちで読み始めたら、そのまま惹き込まれて・・・
迷うことなく購入しました。
子どものために絵本を買うことはあっても、
自分のために小説を買うことはあっても、
自分のために絵本を買うのは初めてでした。
「あんなに・・だったのに もうこんな」で紡がれる物語。
今のわたしにとっては、分かる!と共感が止まらない、小さな子どもと過ごす日常の話。
でもそれはいつまでも続くものではなくて、いつか必ず変わっていくもので。
あんなにちいさかったのに、あんなに泣き虫だったのに。
子どもはいつか成長して、私たちから巣立っていくものなんだって、
子どもたちのそばで過ごせる今は、限られた時間なんだって気付かされる。
心に余裕がない、わたしの今の日常も、いつか「あんなにキラキラしてた過去」になるのかな。
心のモヤモヤが消えない時や、ちょっと心が擦り切れそうな時に読もうと買った本ですが、
気づけば購入してから1ヶ月以上、毎日かかさずにページをめくってしまっています。
もうすぐ子育てを卒業する方や、ずっと昔に卒業した方なら、もっと深く刺さるものがあるかもしれませんが、
私は、今のこの時期、この本に出会えて本当に良かったと思っています。
ポプラ社のHPでは、一冊まるごと読めちゃう動画が公開されていますので、気になる方はこちらもご覧になってみてくださいね。
ちなみに、これ書いてる間に起きた「もう こんな」↓
あんなに満タンだったのに。。。