一生の付き合い。

さて、アトリエebcのカフェ担当、クメタマリです。


　毎日、手応えはあるんですよ。毎日、あるんです。

　必ず毎日不思議なくらいに誰かが新しい種をまいて行く。

　私みたいにぼんやりした人間でも気づくくらいに、何かの予感をまいて行く。


　でも、実際に具体的に人が来ないと凹む。凹むのよ。しょうがないの。


　川崎起業家塾の講師の先生はブログでマイナスな言葉は禁物と言ったけれども、やはり誰かに向けてつぶやいてしまう。

　先日、夜の予約が終わって空腹で訪れた店で、隣に座った中年の男性が店主にむかってしきりに行ってた。

「置い、◯◯、頑張ってるか、戦ってるか？人生は必ずかな濯チャアならないんだぞ、負けたらやられるんだ、常に勝たなくちゃいけねえんだぞ、わかってるか？」

　そして、その後は自分がいかにすごいかの話が延々に続く。

　でも、勝ち続けなくちゃならない人生なんてイヤだなあ。それに、勝つって、いったい何に勝たなきゃいけないんだろうか？


　私がもし何かに勝ちたいと思うとしたら、私自身だろうなあ。

　私自身の怠惰、私自身の猜疑心、私自身の無神経。私自身は、私にとって本当に手強い。でも、ねじ伏せようとは思わない。一生付き合って行くには、重文に頼もしい奴だとも思うし。

　くじける気持ちを引きずるのも私自身だ。
でも、それを励まして、尻を叩くのも、私自身だったりする。