歩きだしました

メルボルン在住の中国語通訳・翻訳者の日記。母子の海外暮らし、仕事、旅、ブッフェレスストラン、そしてスピリチュアルのこと。

不器用な作品

2012年04月19日 08時51分47秒 | 家族、友人
昨日は娘のバレエ発表会のリハーサル。
学校が終わるのを待って即、大荷物を抱えて会場へ。

毎年のことながら一つの大イベントなのでした。

そしてこれも毎年感じるのですが
私は他のお母様たちと違う。

いや、いい意味でじゃないですよ。
ほかのお母様たちが当然のようにやっていることが
全然できていない私。

まず娘の髪型ぐちゃぐちゃ。
もう8年くらい毎年やっていることなのに
娘の髪のおだんごができない。
ポニーテールも決まらない。

そして会場に入るとほかのお子さんたちが
いろいろともたもたしていても、どう手をだしてよいのか
さっぱりわからず見守るだけ。…どうも気の利かないお父さん目線。

考えてみると子供のころからだらしなく、
工作なんか展示するとその作品は一目でわかるほど
際立った不器用。
(思うに、だらしなさと不器用さは比例している気がする)。

で、大人になった今はそれを上手にカモフラージュするすべを身につけたから
外目にはあまり目立たなくなったけど、
それがものすごくデフォルメされて現れるのが子供、
特に母親の場合は娘だっていう気がする。

娘の制服はしわくちゃ(何度言ってもきちんとハンガーにつらない)、
春休みにクリーニングに出したばかりの制服を
3日目にニスだらけにして
今はしみのついたブレザーで登校。
忘れ物王者。
髪の毛ばさばさ。

どれもこれも、私の中学時代のだらしなさをコピー、
というよりデフォルメしてでてきている。
ああこわ。

しかしどうしたもんか。
今からいろいろ注意するのは難しいし
だからといってやってあげると本人はさも当然のような顔をして
自分から何もしなくなる。

子育てって難しい。
だけどやっぱり
私そのものが拡大されてでてきている気がする。