goo blog サービス終了のお知らせ 

時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

雪下ろしをなんとかしたい。

2025年01月12日 | 時のつれづれ・睦月 

多摩爺の「時のつれづれ(睦月の56)」
雪下ろしをなんとかしたい。(超撥水性塗料の活用)

正月疲れと、仕事始めにひと息入れる・・・ とってもありがたい三連休だが、
困ったことに、今季最強の寒波が、列島の各地に大雪を降らせている。

この季節になると毎年のように報道されている、とっても痛ましいニュースといえば、
豪雪地域に住まわれている方が、屋根に積もった雪を下ろす最中に、足を滑らせて落下し、
雪の中に埋もれてしまって発見が遅れ、亡くなってしまうことだろう。

ホントに心が痛むし・・・ 残念だし、悲しくて堪らない。

私は理系じゃないので、詳しいことは分からないが、
車の窓ガラスに吹き付ける撥水スプレーを・・・ 雪国の家屋の屋根に吹き付けて、
人手を介すことなく、雪を落下させることはできないのかと、ずっと前から思っていて、
そのことについて、ひょっとしたら勘違いしてるかもしれないが・・・ 思いの丈を語ってみたい。

撥水とは・・・ 水をはじく性質のことであって、
水滴と接する固体の接触角度が低いと、固体は濡れやすくなり、
接触角度が高ければ高いほど、固体は濡れにくくなると言われている。

思い込みかもしれないが・・・ 車のフロントガラスに撥水スプレーを吹き付けておくと、
雨が降ってきてもベチャッとした感じで流れることなく、玉になって流れ落ちるので、
この原理で撥水角度を高くすれば、雪が玉にならないとしても、
水滴の塊であることを踏まえれば・・・ 人手を介さず、屋根から雪が流れ落ちると思っていた。

小難しいことを言ってるわけじゃない。
スポイトで一滴だけ水を垂らすと、表面張力が働いてプルプルとした玉になるが、
この原理を、傾斜のある屋根に降り積もった雪を下ろすのに活用すると、
屋根の上での危険な重労働に関わる時間は随分減らせるし、負担も軽くなるんじゃなかろうか?

おそらく新築の民家の屋根瓦には、すでに撥水塗料が塗布されていると思われるが、
高齢化が進む寒冷地の古い家屋で、高齢者だけが暮らす民家の屋根に、
撥水塗料が塗布されているのかというと・・・・ そこには疑問あり、と言わざる得ないだろう。

この記事を書くに当たって、あまりにトンチンカンなことは書けないので、ちょっと調べてみたら、
水滴と固体の接触角度が30度以下だと親水性、30度から90度だったら疎水性と呼ばれ、
90度を超えてやっと撥水性となり、110度より大きく150度より小さいと高撥水性になり、
150度を超えると超撥水性があるとあった。

傾斜がある家屋の屋根に塗布された、撥水角度150度を超える超撥水性塗料に、
湿った積雪の荷重が加われば・・・ 傾斜角度x撥水角度x積雪荷重のトリプルプレーとなるので、
普通の積雪なら、楽々で落下するだろうし、
普通を超えた積雪でも、マンパワーが必要なタイミングまでの時間は稼げるはずで、
雪下ろしで命を落とすようなことにはならないと思うが・・・ 如何なものだろうか?

もちろん、超撥水性塗料の効力が、半永久的でないことも踏まえる必要があり、
その信頼性と耐久性については・・・ 自治体が主導して検査して理解を求めなくちゃならないし、
道路に面している家屋の場合は、通行人に向けて注意を促すことも欠かせない。

そのうえで、超撥水性塗料の価格が、普及のネックになるのであれば、
使用する量も相当なボリュームになることを踏まえ、
窓の二重サッシ化や、太陽光の設置に・・・ 自治体が補助金を出しているように、
特定の寒冷地に限定して、国が補助金をつけることがあっても良いと思う。

半年ぐらい前に、車を定期点検に持っていったとき、
セールス担当の方から、フロントガラスへの撥水加工を勧められて、
深く考えることなく、お任せしてみたら期待値を超えていたので、
話しが飛躍しているかもしれないが、雪下ろしに活用できないものかと思い綴ってみた。

思いの丈はこれだけになるが・・・ たいした知識もないのに、
思い込みでだけで、いささか能書きが過ぎてしまい、申し訳ないと思うが、

あくまでも、年寄りの戯言であって、
コメントを頂戴しても議論するつもりはないので、ご理解いただければありがたい。


コメント (8)    この記事についてブログを書く
« コーヒーにまつわるエトセトラ | トップ | 民主主義の曲がり角 »

8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (keiko(けいこ))
2025-01-12 05:42:47
おはようございます。
大雪のニュースや被害のたびに 金沢時代を思い出します。
初めての雪国生活 それも北海道のサラサラじゃない重い雪!
毎日の雪かき、、。雪国の人たちの大変さを身を持っ知りました。
また ご近所の協力など 少し余所者みたいな私も仲間になったような気持ちと。
いろいろ思い出しました。
ブログありがとうございます。
返信する
Unknown (多摩爺)
2025-01-12 06:52:10
けいこさん、おはようございます。

年明けから、雲一つないすっきりした朝でしたが、
さすがに今朝は、多摩地区も厚い雲に覆われ、どんよりした朝になっています。
いまのところ雪が降る気配はありませんが、大雪が降ってる地方のことを思うと心が痛みます。
大事に至らぬことを願いたいと思います。
返信する
木曽に (fukurou)
2025-01-12 08:08:15
多摩爺様
おはようございます。
木曽は豪雪地帯ではないのですが、かなり雪が積もります。
屋根は雪が滑り落ちるタイプと落ちないタイプがあって、家を建てるとき落ちないタイプにしてしまいました。
そのおかげで、ご近所の屋根に雪がない時でも我が家の屋根には雪が乗っています。
もう少し勉強しておけばよかったと思っても後の祭りです。
返信する
Unknown (多摩爺)
2025-01-12 08:47:36
fukurouさん、おはようございます。

家を建てるときに、まさか雪が積もって難儀をするとは思いませんから、こればっかりはちょっと複雑だと思います。
私の実家は山口県の瀬戸内地方なので心配はないようですが、
屋根瓦は重たい石州瓦ですし、家も古くなってるので想定外の雪が降ったらと思うと、ホントにゾッとしています。
私もそんなことまで考えて、家を買ったわけではありませんが、
購入にあたっては防犯対策を含めて、駅前の交番から近いコンクリートのマンション一択でした。
雪対策のご苦労を察するとともに、なにごともないことを祈念いたします。
返信する
Unknown (akmce1988)
2025-01-12 09:44:02
何時もリアクション有り難う御座います(^O^)。私の地元の佐賀県でも大雪注意報が出てましたし、一昨日1月10日(金)は、私が利用者として仕事に行ってる佐賀県西松浦郡有田町の障害者の作業所のス〇ー〇ジ〇〇有田は、利用者達は午後だけの仕事でしたし、私は1月9日(木)の午後から目眩や痙攣や後頭部の痛みも有った事で、1月10日(金)は仕事を休みました(TOT)。其れで、明日1月13日(月・祝)迄4連休です!!(TOT)
返信する
Unknown (多摩爺)
2025-01-12 10:15:40
akmce1988さん、おはようございます。

九州って暖かいイメージがありますが、地図を見れば福岡、佐賀、長崎は日本海に面していて、冬はメチャメチャ寒いと思います。
私の実家(下関市)は、日本海側と瀬戸内側があり、瀬戸内側は暖かいように思われますが、
関門海峡を吹き抜ける風がメチャメチャ冷たくて、冬は本当に大変で、海沿いはアイスバーンになる日もあります。
年明け早々から、春が待ち遠しい日々が続きますが、季節には逆らえないので凌ぎきるしかないと思います。
しっかり着込んで、風邪を引かないように頑張りましょう。
返信する
Unknown (りりん)
2025-01-12 11:48:25
新築から15年経過し、屋根に積もった雪も滑らず積もるだけでしたが、去年夏、屋根の塗装を
3回塗りで(たぶん超撥水性塗料も入ってるかと)
この大雪でも、ざざざ~って流れるように雪が落ちてきています。
それも雪下ろしをしなくてすむように、屋根の保存~という事で
でも金額はかかりました(^^♪
近所の新築の家は急傾斜の屋根が主流になってます。
ただ、落ちた雪は除雪機で飛ばさないといけないです。
返信する
Unknown (多摩爺)
2025-01-12 12:24:13
りりんさん、こんにちは

それは良かったですね。
私の勝手な思い込みも、まんざら間違ってなかったようで安心しました。
もしかしたら、交通標識や信号などに塗布すれば、安全運転に寄与できるかもしれませんね。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

時のつれづれ・睦月 」カテゴリの最新記事