時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

124年ぶりの豆まき

2021年02月02日 | 四季おりおり

多摩爺の「四季おりおり(その18)」
節分 124年ぶりの豆まき

生まれてこの方・・・ 節分といえば、
立春の前日となる2月3日が、この国の常識だと思っていたが

明治30年(1897年)以来だというから、
なんと124年ぶりに、今年は2月2日が節分になるという・・・ 特別な年らしい。

地球が傾いたまま、太陽の周りを公転(1周)していることぐらいは知っている。
その時間が365日と6時間だから、その6時間を調整するために、
4年に一度うるう年になることも知っている。

知らなかったのは、ここからで・・・ ちょっと調べてみると、
公転の途中で、立春となる日を時間単位で見たら、僅かに揺らぎが生じていることから、
1年の365日は変わらないものの、
立春の日付を1日だけ前後させて、
その揺らぎを調整することになったため、それにつられて節分も動いたというのがオチらしい。

知らなかった。
そりゃそうだろう・・・ 昭和29年生まれの私には、人生で初めてのことだし、
以前そうだったのが明治30年というから、
昭和4年に生まれた今年92歳のオヤジも初めてだろうし、
明治40年に生まれている、亡くなった爺さんだって・・・ まだ生まれていない。

そんな2月2日の節分に、孫たちと豆まきができることになった。
たまたま、ホントにたまたま・・・ 息子と嫁の仕事の都合で、保育園へのお迎えを頼まれていて、
我が家で一緒に豆まきをして、晩メシを食べることになった。

息子と嫁からは「迷惑かけてすみません。」と言われたが、
なんの、なんの・・・ こんなに嬉しいことはない。
124年ぶりに節分が2月2日になってなかったら、一緒に豆まきできなかったんだから、
迷惑だなんて・・・ あろうはずがない。

散らからないように小袋に入った福豆と、鬼のお面を用意して、前の日から既に準備万端
もちろん、鬼は私だが・・・ お面が小さすぎて、顔がはみ出してる、女房に笑われてしまった。
孫たちはきっと、キャッキャッ言いながら、豆をぶつけてくるだろう。
いやぁぁ・・・ 夕方になるのがホントに待ち遠しい。

追伸
どうでも良いことだが、公転の途中で生じる時間単位の僅かな揺らぎって、
いったい・・・ なんなんだ?


小袋に小分けした福豆と、鬼の面を用意して準備万端・・・ 孫たちの喜ぶ顔が楽しみだ。

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2 コメント

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Unknown (kazzdokk)
2021-02-02 16:24:05
鬼、頑張ってください
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Unknown (多摩爺)
2021-02-02 19:19:25
やれやれでした。
楽しかったけど疲れました。
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