時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

いちぢくロール

2020年10月15日 | 大人のおやつ

多摩爺の「大人のおやつ(その12)」
いちぢくロール はらロール+cafe(JR中央線・国分寺駅・セレオ国分寺2F)

女房がカーディガンの新しいのが欲しいというもんだから、
最寄りの駅ビルまで、買い物にお付き合いしてきた。
といっても、晩御飯のおかずを買って、荷物持ちをするってのがオチだから、
お付き合いというには・・・ いささか、カッコ良すぎる。

買い物の後、予定にはなかったんだが、たまたま通りがかったところにカフェが有り、
フロア内の店舗と、ローパーテーション仕切られただけのオープンスペース
いわゆる、周囲から丸見えの状態で、
三密とは無縁(壁がなく、座席もゆったり、お客も2割程度)だったことから、
阿吽の呼吸というか、行きがかり上というか・・・ 久しぶりに、二人でお茶する展開になった。

注文したのは、この季節限定のフルーツ「いちぢく」を使ったロールケーキ
ドリンクは、私がホッとコーヒーで、女房は豆乳
コーヒーとか、紅茶とか、ジュースなら一般的だが・・・ 豆乳がメニューにあるカフェは珍しい。

たまたま、季節限定ってあったので注文したけど「いちぢく」って、
直前に食べたのは・・・ いったい、いつ以来だろうか?
ふと、そんなことを思ったもんだから、最近ちょっと薄くなってきた記憶の引き出しを引っ張り出し、
ずっとずっと昔のことを・・・ 思い浮かべてみた。

それは、たぶん・・・ 小学生の頃だったと思う。
友だちの家にあった無花果(いちぢく)の木に梯子を掛けて上り、
2~3個もらって食べたことがあったが、
切り口から出てくる、樹液のような白い汁に、口の回りが痒くなったことを鮮明に覚えており、
それ以来、美味いとか、不味いとかは置いといて、
好んで食べるフルーツメニューからは削除されていた。

おそらく、その時以来だと思うから・・・
半世紀はゆうに、食べてなかったんじゃなかろうか。

お目当ての「いちぢく」は、ロールケーキの表面にゼリーでコーティングされ、
さらに、真ん中の芯の部分に、クリームとともに巻かれていた。
期待していたプチプチ感はさほどでもなかったが、クリームが甘すぎず、けっこうあっさりしてて、
子供には、ちょっと物足りないかもしれない。

ロールケーキの1カットが、529円だから・・・ お値段は、ちょっと高めだろうか?
そう思えば、まさに「大人のおやつ」といったとこだろう。

帰宅して、ちょっと調べてみたら、お店は神戸市にあるお豆腐屋さん「原とうふ店」の直営店らしく、
東京には2店舗(JR立川駅とJR国分寺駅の駅ビル)だけ、お店を出しているらしい。

お豆腐屋さんがやってるお店なんだと知ったら、メニューに豆乳があるのも納得できるし、
クリームとスポンジ生地にも、豆乳が入ってるというから、甘さが控えめなのも納得
いわゆる・・・ 大人の味覚と健康を気を遣った、ヘルシースイーツということなんだろう。

調べて見なきゃ、分からないことが多いけど、
得意な領域を活かした工夫には・・・ 拍手だと思う。
ごちそうさまでした。


季節限定の「いちぢくロール(税込み529円)」
陳列されたケースには、519円とあったから、テイクアウトだと10円お得かも・・・ ?

都内で2店舗(セレオ国分寺・ルミネ立川)だけ出店している神戸の名店だとは知らなかった。

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