たまがわ いち・にい・さん&アトリエ にじのは

3/2(土)15時~試用と試食あり・子育て家庭の減災講座

元旦夕方に能登半島地震が起きました。
奥能登の地震はここ数年たびたび起きていたので、当初は、あれほど広域で大惨事になっているとは想像できていませんでした。

誰も何も代わることのできない家族や自宅、大切な居場所を失った上に、生きるのも困難な状況の中にいる方々。
すぐに手伝うことのできない私たちができることは、まずは自分の身の回りの災害時、非常時のリアルなシミュレーションをして、備えることなのかなと思います。

来週土曜日、
3/2(土)15時~ 1時間半程度
「子育て家庭の減災講座」があります。
*申込はお電話でもできます。 📞03-3700-0680

講師役は、普段、ゆったりランチを作っている、林美栄子が担当します。
新型コロナの期間に、防災士の勉強をして、今はいちおう防災士です。

私は子どものいる生活になって、絶対に死ねない、必ず保育園に迎えに行けるようにしないといけない、という気持ちで日常的にカバンの中に非常時グッズを入れるようになり(かさばりましたが💧)、自宅ではローリングストックの仕組みや、現在よく言われるようになったフェーズフリーの考え方を取り入れるようになりました。

1995年の阪神淡路大震災の時には子どもはいなかったのですが、報道の映像だけなのに、人の日常を一変させたその衝撃がずっとあり、子どもが生まれて日常的な備えを強く意識するようになりました。

おかげで、
2011年の東日本大震災の時には、10日間スーパー等で買い物をしなくてもすみ、ある程度平静を保つことができました。
普段、商品が色とりどりに並んでいる棚が空っぽになった様子を目の当たりにすると、それだけで焦ってしまいます。

どうか、備えてほしいと思います。
行政がなんとかしてくれる、と思うのは、やめましょう。無理なので。


当日は、特に地震発生を想定して・・

●はじめに
・発災時の行動の確認や、直後の初動で大切なことを確認
・避難所の状況、在宅避難の維持管理、メリット・デメリットの確認

●ここからは、食事をどうするか
(電気・水道・ガスが使えないときに)
・ちょっと時間のかかるアルファ米、どうやって食べる?
・生のお米、冷凍ご飯、パックご飯、どうやって食べる?

高密度ポリエチレンの袋を使っていろんなお米を炊いてみます

   ↓ 調理している間に

●ここからは、疑似体験、試用
・非常用トイレのいろいろ、疑似試用してみる、目隠しどうする
・飛散防止フィルムを貼る手順、実際に体験してみる
(窓だけでなく、鏡、テレビ、食器棚・・割れるものいっぱい)
・滑り止め、実は大きな働きをする、これも体験


自宅トイレのセッティング方法
以下は、自宅にいられない状態の時の非常用トイレの体験
(耐荷重120㎏はどんなものかなど)



ほかに、飛散防止フィルムも貼ってみます。

   ↓ 調理ができたら

●いろんな非常食を試食してみる
・だしをスープとして飲んでほっとする
・最初に調理したものをみんなで試食
・ローリングストックで日常の食材を非常時に活用する方法を知る




●在宅避難に最低限必要な環境の準備

この講座で知っておいて、本当によかった・・という事態にならないのが一番です。が、保険もそうですね。
掛け損なんて笑い話になるくらいが、本当はいい。
と思いながらの「子育て家庭の減災講座」です。


●自然災害は、日本のどこにいても、気の重いことですが必ず起きます。

●その被害を、できるだけ減らすという考え方が「減災」です。

●特に、赤ちゃん、子どものいる家庭は機動的に動くことはできませんので、平常時に備えておくしかありません。

●地震は24時間季節関係なしに発生しますので、誰も完璧な備えなどできません。

それでも、家族の行動や状況を考え、日常的に備えておくことで、まずは子どもの命と生活を守らなくてはならない親自身の心が、多少安定します。

新型コロナ感染症の感染拡大時も、いつでも自宅にこもれるぞ、と思ったものです。
知人は、こうした避難生活の備えがそのままコロナの自粛生活に役立った、ほんとに落ち着いていられたんだよね、と話していました。

今できること、一緒に準備しませんか。
お待ちしています。
申込はお電話でもできます。 📞03-3700-0680

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