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オンライン参加しませんか・子育て家庭の減災講座

明日3/18(土)15時から、子育て家庭の減災講座があります。

テーマは、「命を守る 生活を守る」
15時~16時ごろまで1時間ほど、関東でも起きる可能性の高い大地震を想定して、東日本大震災の経験をお話しいただきます。

質疑応答もできます。
ベビースマイル石巻の代表者であり、石巻市の子どもセンターらいつの運営者でもある、荒木裕美さんから、オンラインで、2011年3月に発生した東日本大震災の実際の経験をそのまま話していただきます。

荒木さんは当時、1歳7か月の男児を育てながら、ご自身は妊婦で大地震を経験しました。
津波の直接の被害は受けず、自宅避難で乗り切りました。
もちろん、被災した友人・知り合いは数知れず。

資料の一部をご紹介

1か月経った頃も、スーパーやコンビニ、ほか、さまざまな行列は日常風景

最初のわけが分からないような混乱時期は、いつまでこれが続くのか先が見えず、小さな子どもを育て、自身も妊婦でありながら、食料がいつ手に入るかわからず、だんだんと一日の食事量を少なくしていったこと、3日目でスーパーからモノが無くなって、その後支援物資は届き始めたが、食料と言ってもお菓子や手軽に食べるものなどが多くなってしまうこと、など、経験していなければ想像などできるはずもないちょっとした日常のリアル(でもそれってすごく重要というようなこと)などをお聴きします。

地震が起きたら、避難所に避難すれば大丈夫なのではないか、誰かが水と毛布や必需品を配って守ってくれるのではないか、と思いたいところですが、それはしばらくは無いと思った方がいいです。
そもそも妊婦さんや幼児には避難所の環境は、恐らく厳しすぎます。

また、大規模な自然災害は、ほぼすべての方が被災者になります。
行政の担当者や地域の方が自分の家族を顧みずに避難所設営をしてくれるものと思っていませんでしょうか。

小さな子どものいる家庭こそ、日常生活の中に意図的に防災の視点を取り入れることが大切です。
例えば、雑貨を買う時にも、これはインフラが停止した時に使えるのかどうか、この薬は必ず必要だから余分にストックしておかなければ、など。

この減災講座は、自宅の非常時の点検や見直しなどに役立てていただくための講座です。

オンラインでの荒木さんの講座の後は、ひろばで少し話し合います。
地震に、いつどこで、どういう場面で遭ってしまうかは誰にもわからないので、まずは自宅の耐震チェック、情報の取得準備、非常時の必要品をその時すぐ使えるようにするためにどうしておくといいか、など話したり、非常時に子どもでも食べられる食事を試食してもらうなどする予定です。

まだ参加可能です。
会員登録の有無、年齢、家族の状況等関係なく、どなたでもどうぞ。
オンラインで、石巻の荒木さんの経験談は、今後に役に立つことが多いと思います。
お電話(03-3700-0680)、または、tamagawa37000680@yahoo.co.jpに直接メールでも受け付けます。



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