損切り無用!月足チャートでスロー投資

元金2,000万円 → 2024年7月下旬現在、ほほ1億円(21年以降の配当含む)

今年前半を総括すると……②

2009-08-02 15:06:58 | 株の雑感
 今年前半を総括すると……① の、続きである(筆者資産額は概算)

A 05年1月31日 日経平均11,387円/筆者資産額2,410万円(自著・スロー投資より)
B 06年2月14日 日経平均16,184円/筆者資産額3,740万円(自著・儲かる株月足チャートより)
C 08年10月1日 日経平均11,368円/筆者資産額2,920万円(投資の達人11月号の記事より)
D 09年2月27日 日経平均7,568円/筆者資産額2,170万円(同4月号の記事より)
E 09年7月31日 日経平均10,356円/筆者資産額3,010万円(昨日、計算した)

 筆者資産額とは、大和証券のネット口座(ここに筆者はほとんどの株式資産を入れている)の機能が算出した時価評価額+現金(MRF)に、みずほインベスター証券に預けている、ほんのわずかの株式投信(牛若丸ファンド・投資額約10万円)の時価評価額+現金(MRF)を足したものである。

 A~Eと、すぐにわかる確かな数値を書き出してみたが、日経平均のパフォーマンスと筆者資産額のそれとを、どのように比べればよいのだろう。

 ここで気がついたのだが、筆者の総投資額はCの時点まで概算で1,770万円だったのだが、08年末の暴落時、約80万円の現金を追加資金として投じたため、DとEの時点では(現在も)、総投資額は概算で1,850万円になっているのである。

 うーん、これをどう踏まえて計算すればよいのだろう?

 とりあえずCとEで考えてみるか。仮にCの時点で80万円の現金を口座に入れていれば、

C 08年10月1日 日経平均11,368円/筆者資産額3,000万円(2,920万円+80万円)
E 09年7月31日 日経平均10,356円/筆者資産額3,010万円

 ということになる。

 筆者資産額がCの3,000万円とEの3,010万円で、1年でほとんど変わらないのに対し、日経平均は約1,000円(約1割)も低い水準にとどまっている。

 ということは08年10月以降の暴落のなか、筆者がドタバタ売買したことが功を奏し、自らの資産額の目減りを防いだのか。

 結果として、筆者の資産運用は日経平均のパフォーマンスを上回り、「株が少しは上手!」といえるのでは……。

 そもそも筆者のパフォーマンスは、かの優秀な「さわかみファンド」よりも圧倒的に“まし”なのだし。

 おや! たった今、気づいたが、AとCは日経平均がほぼ同じ水準だ。

 05年1月31日から08年10月1日まで、日経平均が3年8ヵ月で“行って来い”(いったんは値上がりしたが、元の水準に戻ること)になってしまったのに、筆者資産額はそこそこに増えている。

 うーん。これを見ても上手としかいいようがない。

 なぜ「スロー投資入門」も「儲かる株は月足チャートが教えてくれる」も売れなかったのだろう?

 なんだか反省する気がなくなったので、表題の「今年前半の総括」はあえてしない。

 ほぼ間違った売買はなかったし。

 と増長すると、バチが当たるのだろうな。経験則からいって。

 

  

 

 




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