うたかたロゴス

日々の記録

フリーダム

2013年07月18日 22時31分29秒 | 薔薇関連




三井記念美術館付近の
HANAHIROというフラワーショップでフリーダム(赤バラ)切り花売ってました


最近の植物図鑑で必死にローテローゼとの違いを見比べていたアレです笑
もう何か運命感じます笑


写真でしか見た事なかったけど、大振りな赤バラで素敵でしたー
花びらがスプラッタ混じっている感じなんですね






次はローテローゼが見たい!



サントリーの青薔薇化粧石けん良い香りでした
香水は人気で在庫が無いそうです

今も花は開花していて収穫できるんですが
今時期は小振りな花しか収穫出来ないので、香水は作れないんだそうです

もしかしたら9月に入荷するかもとおっしゃっていました
香水の場合はバラが一本ついて一万円だそうです



あれ欲しい


エキサイティングメイアン輸入できないかな?

Les Roses

2013年07月17日 22時32分09秒 | 薔薇関連
日本橋にて、説明会会場へ行く途中
ふと目に入った「ジャン・ジョンセン展」

帰りにどうしても気になって足を向けた
無料か有料か、無料であればそのまま鑑賞しようと
軽い気持ちで入ったお店


中に入って、エスカレーターで展示会場3Fに向かいながら気付く
ここはあの本の倉庫とも言っても良い「丸善」なのだと



どうやら鑑賞無料のようで、ジャン・ジョンセンという現代フランス作家のリトグラフの作品展示販売だった
114~150も同じ作品を刷り上げていたのだと驚愕した
艶かしい女性や、黒の主線の力強さ
色は薄い色から重ねているのかなど、
調度今期(月1-2)にリトグラフをとった私にとって新鮮なものであった


そのまま帰ろうと足を下りエスカレーターに向けると
「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ」世界中の装丁を集めたという一つの個室のようなパーテーションが組まれていた

「西洋造本装丁特集ー世紀を超えて愛書を飾る」という豪華装丁古書展。


始めはなんのことだか分からず、こちらも無料であれば見てみようという感覚だった
一歩踏み入れた瞬間、自分の甘さに気付いた
とんでもない空間に来てしまったのだと


確実に世界から集められた装丁の倉庫だった



本気で鑑賞しようと、三歩程踏み出した足を入り口に向け
始めから数々の装丁を見ようとした



二冊を目に入れて右斜め横を向いた瞬間
目に入ったのは白い花の絵


「ルドゥーテ?」


脳がルドゥーテ以外を思い浮かべなかったが、生憎の天候で、視力が落ちている
きっと違うだろうと、期待をしないでおこうとガラス越しに覗くと「Les Roses」
ルドゥーテのバラ図譜そのものだった!!

違うきっと違うと、高鳴る胸を抑える事が出来ずに欧文で描かれている紙を発見し
そこに描かれていたのは「ルドーテ バラ図譜」

見間違いではない、本当に本当のルドゥーテのバラ図譜であった!
私が初めて絵画で泣いたあのルドゥーテのバラ図譜が目の前に!!

25cmの高さ
幅は15cm
厚さは5cm

時が止まった
確実に私の空間だけ時が止まった



10畳もある空間で、ガラス越しにそこだけを見つめ続ける私に、受付の女性が「良かったら、お手に取ってご覧になられますか」と声をかけて下さった
「すみません、この、ルドゥーテをお願いします」震える声で、というより声が裏返った



「まずはこちらからどうぞ」と渡されたもの
小型フォリオ版か…「Les Roses」第二巻だった


古びたパリッとした紙
凹凸のあるインク
「P.J.R」の綴り

こんなにも語学力が欲しいと思ったのは初めてだった
左に解説(ディスクリプション–植物学的な説明書き)、右にルドゥーテの銅版画ボタニカル・アートの最高傑作!スティップル・エングレーヴィング(点刻彫版法)!!
しかしRoseやGalicaだけの単語だけで大体は把握出来た

意識をしないと呼吸をすることを本気で忘れつつ、ロサ・ガリカ系-ロサ・ガリカ・レガリスやロサ・ガリカ・アガタ・プロリフェラ!!
そして、ロサ・ケンティフォリア・ブラータ、ロサ・ムスコーサ・ムルティプレックス。

そしてあの、ロサ・ケンティフォリア「Rosa Centifolia」


視線を離さずにいたら、涙が溜まってきて
思わず閉じてしまった



そして受付の女性が、静かに残りの巻もガラス棚から取り出して下さいました
第1巻にはルドゥーテの肖像画に、葉などの部分部分が掲載されてあった
第3巻には恐らくロサ・スルフレア!ルドゥーテがバラ図譜の中でも黄バラは三つしか描いていないあの一つが!!!リースも!


本当に夢心地だった

全巻読み終わり、再び手に持ったのは2巻
ロサ・ケンティフォリア

冷静さを取り戻し、じっくり見ていると気付く事があった
今まで見た初版の上野のバラ図譜、文化村の美花選のものは違い
一つ一つの点(黒い輪郭)がはっきりと浮き上がっていた(後刷りのもの)




バラ図譜を読む隣には聖書のような50cmほどの彩色版画の挿絵本
その値札を見ると、250,000
恐らく、ここの装丁本は同様の値段だろう
もしかしたら、ルドゥーテのこの本も分割で買えるかもしれない

数字をみると「250,000」
安い…買える!
そう思った瞬間「\4,250,000」
桁違いどころの話ではなかった


兄が社会人になって数年経った今の貯金の額を聞いて
自分に置き換えて換算しても、何年掛かるかわからない
いや、分かる筈はない



だが、ルドゥーテの小型版など
死ぬまで一生見る事はないと確信していたものを見れたことは幸運であるとしか言いようがない




帰り道の電車の中で、その幸福感に襲われ思わず泣いてしまった






ルドゥーテの
バラの
ロサ・ケンティフォリアの
一体何度泣かせるのか


いや、涙が出る程心の中に深く根付いた事に驚かざるを得ない
大学2年次、学生生活の前を通ったあのBunkamura ザ・ミュージアム「ルドゥーテ『美花選』展」のDMに出会わなければ、今の自分はいなかった









支離滅裂だが、今の想いをここに。
















私が足を止めたジャン・ジョンセン展は0717から開催。
つまり今日という日からだった。
本当に全てが偶然というか、タイミングというか
正直、未だに信じられない
夢心地とはこのことだ

微妙なきゃんでぃ

2013年07月11日 21時39分12秒 | 薔薇関連

商品名:Body Fragrance Rose Soft Candy
「食べれば身体からローズの香り」
が商品コンセプトらしいですね

三ヶ月前くらいからPLAZAで発売されていて、

パッケージが駄作て、美味しいorマズいで判断に困っていた
気になっていたんですが、今日初めて食べてみました


外がカリッとしていて、中がふわふわなソフトキャンディーでした
感触はおお~となりましたが、作り物のバラの味。
日本でよくあるバラ風味みたいなやつで、バラの味しなくて沈みました


が、その後水分補給で水を飲んだ瞬間
ふわぁ~っと口の中から香るバラっぽい香りに感動しました


食べているときより、食べた後の方がバラの味がするって面白いですね
でも、本物のバラ好きには物足りなさ過ぎる商品かもしれません

多分、一緒に売ってたグレープフルーツ味の方がおいしいと思います



http://www.plazastyle.com/storeblog/201304/beauty-fruit-plaza/
http://www.glitty.jp/2013/06/030283post_7147.html