takubonpapa blog

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貧困が連鎖しないようにするために

2018-02-21 22:46:13 | 社会
 世の中にはお金の使い方が分からない人がいます。将来の見通しを立てることができず、子どものためにお金は使わなくても自分の高級車を買うためにはお金を使う人もいます。しかしお金の使い方を指導して変えさせようとしてもこれは無理なことです。

 お金の使い方が分からない人はコンビニ食や外食が多くなるから食費もかさみます。収入が少ない上に食費がかさむのでますます家計は苦しくなり貧困に落ちていきます。だからボクは数学や英語よりも家庭科や保健体育が大事だと思っています。そして貧困が次の世代に連鎖しないようにするためには生活保護などの公的な支援と教育が重要だと思います。

 貧困はお金の問題だけではありませんが、お金によって心に余裕ができるとか解決できることがたくさんあることも事実です。しかし政府は生活保護を受けるべき人の2割くらいしか利用していない制度の欠陥(漏給)を放置したまま、生活保護を利用していない世帯の生活費が下がったからという理由で生活保護費を削減しようとしています。

 生活保護費というものは実は多くの社会保障制度の基準になっていて、就学援助、高校就学支援金、最低賃金、住民税非課税、国民健康保険料、介護保険などに連動しています。生活保護費の減額は社会の底を下げていくことになるのです。

 ですから、生活保護が国の財政を圧迫するとか、自己責任だから仕方がないとか、自分には関係ないなどと考えるのではなく、社会の底が下がり景気悪化につながり自分も含めて国民生活全体に影響を及ぼすと考えなければならないと思います。
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