こんにちは、人材派遣・紹介会社の田辺烈です。
最近、知人のIさんお勧めの本で『機械との競争』という本を読みました。
近い将来、人間がしていた多くの仕事を機械(テクノロジー)が行ってしまう為、雇用が減ってしまうと言う事実をさまざまなデータを根拠に書かれていました。
なかなか切実です、景気が回復し企業は業績を回復するが雇用は増えない・・そんな現実を受け止めた上で仕事とどう向き合うか?を考えさせられる内容でした。
『産業革命前って馬が荷物とか運んでたらしいね~』という位、今の人間がしている仕事がテクノロジーに取られてしまう分野これからどんどん増えて来そうですよ!
但し、このテクノロジー失業をいう現象に巻き込まれにくい職業のジャンルが2つあるそうです、1つは看護士やウエイター、配管工等、常に変化する状況を瞬時に認識しベストの判断が必要とされる職業、そしてもう1つはリーダーシップやチーム作り等、新規事業の創出をするようなクリエイティブな作業を伴う職業との事です。この2つに共通していえる事、それはテクノロジーを味方(自分の支配下)につけ方向性や状況判断は人間がするという立ち位置を確立しているという点だと感じます。
仕事をするうえで企業が忠誠心と引き換えに安心を保証してくれる時代は終わりを迎えつつあります。
上司に指示された事を何も考えずにこなしているだけだと、いつの間にか機械との競争に巻き込まれ失業してしまいます。
常に5感(勘)をフル活用してお客様の幸せにつながる仕事を目指す心を磨き続ければテクノロジーに負ける事はないでしょう。